空き家調査の記事まとめ|目的別に読む96本の索引

空き家調査について、これまでに公開した記事をまとめました。目的別に10のグループに分けています。
調査を初めて検討される方は「サービスを知る」から、すでに発注を決めている方は「調査項目を選ぶ」から読んでいただくと、必要な判断にたどり着きやすくなります。
制度や統計の記事は、所有者に説明する場面で誤りやすい部分を中心に整理しています。あわせてご確認ください。
このページの使い方
- はじめての方/「サービスを知る」から順に
- 発注を検討中の方/「調査項目を選ぶ」「運用と継続」
- 所有者に説明する方/「制度を正しく理解する」
- 数字を扱う方/「統計を読む」
- 自治体のご担当者/「自治体の実務」
記事の目次
1. サービスを知る(はじめての方へ)
調査とは何か、いくらかかるのか、何が納品されるのか。最初に読む記事です。
- 空き家調査で何がわかるのか|納品されるリストの中身と使い方
- 空き家調査を外注する費用の相場|自社実施と比べた判断基準
- 空き家調査の見積りに必要な3つの情報|依頼から納品までの流れ
- 空き家調査の範囲はどう決めるか|どこを含めないかで費用が決まる
- 空き家調査で何件見つかるか|発注前におおよその目安を立てる
- 空き家調査の項目はどう組み合わせるか|1回の調査で拾える範囲
- 空き家調査の委託先を選ぶときの確認項目|見積りで見るべき点
- 空き家調査の費用対効果をどう見るか|比較の軸と効果の測り方
- 空き家調査でできないことの整理|理由別に見る5つの限界と代替手段
- 空き家調査で守るべき線引き|敷地・情報・近隣対応の考え方
- 空き家調査で使う用語の整理|統計・法律・実務の言葉の違い
2. 調査項目を選ぶ
空き家以外にも指定できる対象があります。目的によって選ぶものが変わります。
- 空き地調査とは|遊休地のリストを現地で作る方法と費用の目安
- 古アパート調査とは|一棟買取・建替えの提案先を見つける方法
- 古家(居住中)調査とは|空き家になる前の住宅を押さえる方法
- 月極駐車場の調査とは|土地活用の提案先を地図で洗い出す方法
- 倉庫・工場の調査とは|統計にない遊休不動産を地図に落とす方法
- 太陽光未設置住宅の調査とは|屋根の条件で提案先を絞る方法
- 空き家の状態別分類はどう作るか|段階・判断要素・記録の粒度
3. 所有者を特定して接触する
調査で対象を絞ったあと、誰にどう連絡するか。公開情報でできる範囲を整理しています。
- 空き家の所有者を調べる方法|登記情報から特定する手順と注意点
- 所有者がわからない空き家にどう当たるか|調べられる範囲と限界
- 共有名義の空き家をどう扱うか|持分の確認と優先順位のつけ方
- 所有者が法人の空き家・遊休不動産|個人とは違う進め方と確認点
- 空き家所有者にどう接触するか|4つの手段と対象別の使い分け
- 空き家所有者へのDMの送り方|到達率を上げる住所の押さえ方
- 空き家所有者へのDM文面の作り方|反応が変わる3つの要素
- 空き家調査で得た所有者情報の扱い方|社内で決めておくこと
- 空き家の所有者からよく聞かれること|正確に答えるための整理
4. 業種別の使い方
同じ調査でも、目的によって指定する条件が変わります。
- 空き家の買取仕入れが伸びない理由|3つの原因の切り分け方
- 買取再販のエリア選定|出口から逆算して仕入れ先を決める方法
- 空き家の仕入れで競合と当たらないエリアの選び方|差がつくのは粒度
- 賃貸管理の受託先をどう探すか|自主管理の一棟物件を見つける
- リフォーム営業の反響が落ちたときに見直す順番|エリアが先
- 外壁塗装の営業リストの作り方|築古住宅を地図で押さえる方法
- 屋根・外壁の提案先を効率よく探す|道路から見える範囲で絞る
- 解体業者が営業先を見つける方法|傷んだ建物と接道を記録する
- 建替えの提案先をどう見つけるか|築古住宅と接道から絞り込む
- 士業が相続の相談を増やす方法|義務化で増えた対象をどう探すか
- 空き家管理サービスの営業先をどう探すか|売らない所有者が対象
- 空き家の草刈り・庭木の需要をどう見つけるか|敷地の状態で絞る
- 空き家の家財処分の需要をどう見つけるか|片付けが止めている
- 開発用地を探す方法|市場に出ていない低利用地を地図に落とす
- 空き家を住宅以外に活用する方法|用途変更で必要になる確認
5. 制度を正しく理解する
所有者に説明する場面で誤りやすい部分を、制度ごとに整理しています。
- 空き家に関わる制度改正の年表|2023年から2028年までの流れ
- 空き家の固定資産税は6倍になるのか|住宅用地特例の仕組み
- 特定空家等と管理不全空家等の違い|判断基準と手続きの流れ
- 空き家の解体費用と補助金|所有者に伝えるときの正確な説明
- 空き家の改修・活用に使える補助制度|解体だけではない支援
- 相続登記と住所変更登記の義務化|所有者調査への影響と当面の対応
- 登記の義務化で所有者の特定はどう変わるか|2つの制度の影響
- 空家等活用促進区域とは|接道規制の合理化で実務は何が変わるか
- 相続土地国庫帰属制度は空き家に使えるか|建物があると申請できない
- 空き家の管理責任はどこまであるか|所有者に伝えるべきこと
- 空き家を解体した後の土地をどうするか|税負担と活用の選択肢
6. 統計を読む
公表されている数字の意味と限界。どこまで信じてよいかを整理しています。
- 住宅・土地統計調査の読み方|標本調査であることの意味と使い方
- その他の住宅とは何か|空き家統計で最も重要な区分の意味と使い方
- 二次的住宅が空き家統計をゆがめる|別荘を引き算する読み方
- 共同住宅の割合は地域で正反対|戸建て戦略が成立する県としない県
- 賃貸用の空き家443万戸をどう読むか|市場の在庫と実質的な放置
- 空き家率が下がった地域で何が起きているか|3つのパターン
- 空き家の将来推計はどこまで信じられるか|外れ方に意味がある
- 空き家調査で使える統計データ一覧|どこで何が調べられるか
- 空き家の統計を資料でどう示すか|出典の書き方と注記すべき点
7. 空き家がどう生まれ、どう動くか
誰が、なぜ持ち続けているのか。発生から解消までの構造を扱っています。
- 空き家問題はなぜ解決しないのか|発生から除却までの4段階
- なぜ所有者は空き家を手放さないのか|国の実態調査から読む
- 相続で発生した空き家をどう見つけるか|3年という期限と接触の順番
- 転居で空き家になった物件をどう見つけるか|相続とは違う層
- 施設入居で空き家になった物件の扱い|接触が難しい理由と配慮
- 次に空き家になる住宅をどう見つけるか|発生の7割は高齢期の変化
- 空き家の売却がまとまらない5つの理由|どこで止まっているか
- 空き家を貸すという選択肢|賃貸活用が成立する地域としない地域
- 空き家はどこから傷むのか|放置期間と状態の関係を現地で見る
- 空き家が集中する場所の特徴|範囲を絞るときに見る4つの条件
- 再建築不可の空き家をどう扱うか|接道の条件を現地で確認する
- 分譲マンションの空き住戸をどう把握するか|統計では見えない部分
- 農地や山林が付いてくる空き家|調査でわかる範囲と確認の順序
- 空き家が近隣に及ぼす影響|苦情が来る前に把握しておく方法
8. 他の手段と比べる
現地を歩かずに分かることと、分からないこと。
- AIやWEBで空き家は特定できるか|データの限界と現地調査の役割
- 航空写真や衛星画像で空き家判定はできるか|3つの限界と使い道
- 水道の閉栓情報で空き家はわかるか|使える範囲と現地調査の役割
- 空き家バンクに載らない物件をどう見つけるか|掲載されない理由
- 空き家のリストは購入できるのか|既製データと現地調査の違い
9. 運用と継続
納品されたリストをどう使い、どう続けるか。
- 納品された空き家リストをどう確認するか|使い始める前の5項目
- 空き家リストが使われないまま古くなる理由|運用の設計と初動
- 空き家調査の発注でよくある5つの失敗|事前に決めておくこと
- 空き家調査を自社で行う手順|必要な準備と押さえるべき工程
- 空き家調査で調査員は何を見ているか|1軒あたりの判断の材料
- 空き家調査で使う地図の種類|住宅地図・ブルーマップ・公図の違い
- 空き家調査の年間計画をどう組むか|実施時期で結果が変わる理由
- 空き家調査を継続する設計|2回目以降で変わることと前回比較
- 複数エリアで空き家調査を行う設計|同じ基準で比べられる形に
- 地方と都市部で空き家調査はどう変わるか|設計が逆になる点
10. 自治体の実務
実態調査の設計から、計画・連携まで。
- 自治体の空き家実態調査の進め方|仕様の決め方と委託先の選び方
- 空き家実態調査を外部委託する費用|予算から範囲を逆算する
- 自治体の空家等対策計画をどう読むか|民間の営業に使える情報
- 空き家対策で自治体と民間はどう連携するか|制度と接点の作り方
- 空き家の防災リスクをどう把握するか|避難路沿いと旧耐震の建物
全記事に共通する3つの前提
どの記事も、次の3点を前提に書いています。
| 前提 | 内容 |
|---|---|
| 統計は市区町村単位まで | 町丁目単位の空き家数は公表されていません |
| 調査は公道から | 敷地には立ち入らず、建物内部も見えません |
| 制度の判断は行政や専門家 | 該当区分や適用の可否を営業する側が断定することはできません |
この3点を踏まえたうえで、どこまで分かるかを各記事で整理しています。
費用・期間・納品物
弊社の土地調査サービスの料金は、調査面積に応じた従量制です。基本料金は10,000㎡あたり1,000円(税別)、調査項目を追加する場合は1項目につき200円(税別)が加算されます。町丁目単位まで絞り込んだ範囲指定に対応しています。
| 項目 | 料金(税別) |
|---|---|
| 基本料金 | 10,000㎡あたり 1,000円 |
| 追加調査(1項目) | 200円 |
| 登記情報取得(所有者事項) | 750円/件 |
| DM印刷・封入・発送代行 | 180円/通 |
納品形式は、ゼンリン地図への転記(調査項目ごとに色分け)、住所・地番リスト(PDF形式/追加料金)、Excel件数リスト(地区別・分類別集計)からお選びいただけます。
弊社は47都道府県をカバーする自社ネットワークを持ち、県境をまたぐ調査も同一の基準・フォーマットで実施できます。
依頼から納品までの流れ
何のためのリストかを確認したうえで、対象の市区町村・町丁目と調査項目、記録する状態の区分を決めます。面積に応じた見積りをご提示します。
指定条件に該当する建物・土地を選定し、調査員が使用する地図に落とし込みます。
調査員が対象エリアを歩き、公道から確認できる範囲で状態を確認・記録します。
調査結果をもとに対象の地番を割り出し、必要に応じて登記情報から所有者事項を取得します。
地図・リスト・集計表の形で納品します。そのままDMの印刷・封入・発送までご依頼いただくこともできます。
よくあるご質問
どの記事から読めばよいですか?
調査を初めて検討される方は「サービスを知る」の最初の3本をおすすめしています。何が納品されるのか、いくらかかるのか、見積りに何が必要かが分かります。
自社の目的に合う記事が分かりません
「業種別の使い方」に、立場ごとの記事をまとめています。該当するものがなければ、お問い合わせいただければ目的に応じてご案内します。
制度の内容は最新ですか?
公開時点の情報にもとづいています。制度は改正されることがあるため、適用の可否については所管する窓口や専門家へのご確認をお願いします。
まず小さい範囲で試せますか?
できます。1〜2地区で実施し、件数と中身を確認してから広げる進め方をおすすめしています。追加分は改めてお見積りします。
都道府県別のデータはありますか?
47都道府県それぞれの空き家の状況をまとめた記事も公開しています。あわせてご確認ください。
まとめ
空き家調査に関する記事を、目的別に10のグループでまとめました。
共通しているのは、統計で分かるのは市区町村単位の傾向までという点です。どの建物が空き家か、どういう状態か、接道はどうか。これらは現地を歩かなければ分かりません。
そして調査で埋められるのは、候補を絞るところまでです。その先には所有者の特定と接触という別の工程があり、制度の判断は行政や専門家が行います。
この役割分担を踏まえたうえで、まずは1〜2地区からお試しください。1回目の結果があれば、2回目以降は統計の推計値ではなく自社の実測値を基準にできます。
まず1地区から、現地データをお出しします。
不動産の仕入れ、施工提案先の発掘、自治体の実態把握、それぞれに合わせた調査項目をご提案します。
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