ハンディング(チラシ配り)のコツ|受け取り率の上げ方

ハンディング(チラシ配り)のコツ|受け取り率の上げ方

ハンディング(チラシ配り)で「思ったほど受け取ってもらえなかった」というご相談をよくいただきます。

その原因の多くは、渡し方ではありません。受け取り率を決めているのは、配る場所と時間帯です。同じ配布員が同じ紙面を配っても、時間帯が違えば枚数は倍以上変わります。

この記事では、実際の配布で分かってきたことをまとめました。場所と時間の設計から、渡し方のコツ、許可の取り方までを順にご説明します。

この記事でわかること

  • 受け取り率を決めるのは渡し方より場所と時間
  • 朝より夕方のほうが受け取ってもらえます
  • 2時間で配れる枚数の目安(1名で約200〜800枚
  • 許可の相手は4通りあります
  • 紙面はB5以下が受け取られやすくなります

ハンディングとは

ハンディングとは、街頭でチラシやポケットティッシュなどを手渡しする宣伝方法です。ビラ配り、チラシ配り、街頭配布、サンプリングなど、呼び方はさまざまですがほぼ同じものを指します。

ポスティングや新聞折込と違う点は、相手を目で見て選べることです。

手法 相手の選び方
ポスティング 町丁目と建物の種別で指定します
新聞折込 販売店の配達エリアで指定します
ハンディング その場で目視して選べます

ポスティングでは「この町丁目のマンションに」までは指定できますが、そこに住んでいる方の年齢や性別では絞れません。ハンディングは現場で判断できるのが最大の違いです。

そのぶん、受け取っていただけるかどうかが結果を左右します。

受け取り率を決めるのは、渡し方より場所と時間です

渡し方のコツは後半でご説明しますが、先に決めるべきは場所と時間です。ここを外すと、どれだけ丁寧に渡しても枚数は伸びません。

時間帯で受け取りやすさが変わります

時間帯 人の数 受け取りやすさ 理由
平日の朝(7時30分〜9時) 最も多い 低い 急いでいて、荷物を増やしたくない時間帯です
平日の昼(11時30分〜13時30分) 高い 昼食で外に出た方は手が空いています
平日の夕方(17時30分〜20時) 多い 最も高い 受け取った方がそのまま帰宅します
休日の日中 場所による 高い 時間に余裕のある方が多くなります

朝は人が最も多いのに、受け取り率は最も低くなります。これから出勤する方は、通勤鞄に物を増やしたくありません。受け取っていただいても、途中で処分されやすくなります。

「持ち帰ってもらえる時間」に配る

夕方が最も効く理由は単純です。受け取った方がそのまま家に帰るからです。

朝に受け取ったチラシは、職場や学校を経由して1日を過ごすことになります。その間に忘れられるか、処分されます。夕方に受け取ったものは、そのまま持ち帰っていただけます。

とくに地域の店舗、教室、不動産、リフォームといった「後日ご来店ください」という商材は、夕方に配ってください。家に持ち帰ってもらうことが、そのまま反響につながります。

逆に「今日これから使えるもの」(飲食店のクーポン、当日のイベント案内)でしたら、昼や夕方の早い時間が向きます。

同じ時間帯でも、場所によって違います

時間帯の傾向は右のとおりですが、場所によって例外が出ます。

場所の性格 効く時間帯
オフィス街 平日の昼。昼食で外に出る方が最も多くなります
住宅地の最寄り駅 平日の夕方。帰宅する方に持ち帰っていただけます
商店街・繁華街 昼過ぎから夕方。日中も人が絶えない場所があります
観光地・レジャー施設の近く 休日の日中。ただし受け取る方は市外から来ます
イベント会場の最寄り 開催日の開場前。ただし混雑時は許可が下りにくくなります

「人が多い場所・時間を選べばよい」わけではありません。届けたい相手がそこにいるか、その方が持ち帰れる時間かを見て決めます。

当社では実施の前に現地を下見し、その場所と時間帯で何枚配れる見込みかをご報告します。

ハンディングで配れる枚数の目安

2時間・配布員1名あたりの目安です。

配布物 1名・2時間 3名・2時間
ポケットティッシュ 約400〜800個 約1,200〜2,400個
チラシ(A4・二つ折り) 約200〜500枚 約600〜1,500枚
サンプル品・ノベルティ 約150〜400個 約450〜1,200個

幅があるのは、場所と時間帯で倍以上変わるためです。大きな駅の夕方なら上限に近い数字、小さな駅の日中なら下限を下回ることもあります。

ご予算から逆算することもできます。「この金額で何枚配れますか」というご相談から承っています。

配布物の選び方

紙のチラシだけは受け取り率が下がります

同じ内容でも、何かに挟むだけで受け取っていただける確率が上がります。

配布物 受け取りやすさ
ポケットティッシュに挟む 最も高くなります
ウェットティッシュ、うちわ、カイロなど 季節や相手に合えば高くなります
紙のチラシのみ 低くなります

受け取る側から見れば、チラシは「もらっても使い道のないもの」です。ティッシュのように実用性のあるものが付いていれば、受け取る理由ができます。

ノベルティは届けたい相手に合わせてお選びください。冬の屋外ならカイロ、夏ならうちわや冷感タオル、といった具合です。

紙面はB5以下にしてください

受け取ったあと、鞄やポケットに入る大きさかどうかが分かれ目になります。A4のチラシをそのまま渡すと、持ちにくいため断られやすくなります。

ティッシュに挟む場合はさらに小さくなりますので、情報を詰め込みすぎないことも大切です。伝えたいことを絞り、詳細はサイトへ誘導する形にすると読まれやすくなります。

渡し方のコツ

場所と時間が決まったら、次は現場での渡し方です。

コツ 理由
みぞおちの高さに差し出す 相手が何を渡されているか見えて、受け取りやすくなります
正面には立たない 通行の妨げになり、避けられます。斜め前が基本です
声を出す 無言で差し出されると警戒されます。何のチラシかを一言添えます
人の流れの向きを読む お店に向かって歩く方に配れる位置を選びます

とくに「何を配っているか」を一言添えることは効果があります。「近くにオープンした〇〇です」「本日限りのクーポンです」と分かれば、受け取る理由ができます。

当社では専属のスタッフが現場を指揮し、配布員の配置や声かけを、状況を見ながら随時調整します。

ハンディングに必要な許可

ここを見落とすと、当日に実施できません。

よく「警察に届け出が必要」と言われますが、正確には配る場所によって申請先が4通りに分かれます。

配る場所 申請の相手
歩道・駅前広場など道路にあたる場所 その場所を管轄する警察署(道路使用許可)
駅の構内・改札前 鉄道会社
商業施設・ビルの敷地内 各施設の管理者
公園 公園の管理者

道路以外は警察の管轄ではありません。駅構内で配りたいのに警察署へ行っても、話は進みません。

道路使用許可の実務

項目 内容
申請先 配布する場所を管轄する警察署の交通課
受付時間 平日の日中のみ。土日祝の取り扱いはありません
電子申請 e-Gov電子申請でオンライン申請ができます
手数料 オンライン決済に未対応のため、申請先の警察署で納付します
期間 手数料の納付から許可証の交付まで、通常数日かかります

休日に実施する場合も、申請は平日に行います。実施日から逆算して手配してください。

なお手数料の額は都道府県によって異なります。実施する場所の都道府県公安委員会の定めによります。

許可が下りないこともあります

道路使用許可は「一般の交通に著しい影響を及ぼさない」ことが前提です。

そのため歩道が狭い場所や、大規模なイベントで混雑が予想される日は、許可が下りにくくなります。「人が多い日ほど配りやすい」とは限らないのが実情です。

当社では下見のうえで、その場所と日程で許可が取れる見込みがあるかをお伝えします。難しい場合は、場所や日程の変更をご提案します。

商店街の通りは配慮が要ります

商店街の通りは公道であることが多く、手続きとしては道路使用許可を取れば配布できます。

ただし商店街には振興組合があり、通りの運営を担っています。その通りに出店していないお店の告知、とくに競合となる飲食や小売の告知は、商店街との関係に響くことがあります。

当社では許可の可否だけでなく、その場所で配って問題がないかも含めて下見のうえでご報告します。

「駅前で2時間、2,000枚」といったご相談から承ります。

場所の下見、時間帯のご提案、許可の申請までお引き受けします。
その場でお決めいただく必要はありません。

無料見積り相談はこちら

お急ぎの場合はお電話でも承ります 0120-107-209(10:00〜20:00/年中無休)

ハンディングの流れ

届けたい相手と配布物をお伝えください

「その日に使ってほしいもの」か「後日ご来店いただくもの」かで、時間帯が変わります。

場所と時間帯をご提案します

届けたい相手がいる場所と、持ち帰っていただける時間帯を組み合わせます。

現地を下見します

その場所と時間帯で何枚配れる見込みか、許可が取れる見込みがあるかをご報告します。

許可の申請を代行します

道路・鉄道会社・施設・公園のいずれに申請するかを確認し、書類の作成から提出まで行います。

配布と、実施後のご報告

当日は専属スタッフが現場を指揮します。実施後は配布枚数、時間帯ごとの反応、現場で気づいた点をレポートにしてお渡しします。

ハンディングでよくある失敗

失敗例1:朝のラッシュを選ぶ

人が最も多い時間帯ですが、受け取り率は最も低くなります。これから出勤する方は荷物を増やしたくありません。後日の来店を促す紙面なら、夕方に配ってください。

失敗例2:紙のチラシだけを配る

受け取る側から見れば「もらっても使い道のないもの」です。ティッシュなどに挟むだけで、受け取っていただける確率が上がります。

失敗例3:A4サイズのまま配る

鞄やポケットに入らない大きさは断られやすくなります。B5以下にしてください。

失敗例4:申請先を間違える

道路以外は警察の管轄ではありません。駅構内は鉄道会社、商業施設は施設の管理者、公園は公園の管理者です。場所を決めてから申請先を確認します。

失敗例5:休日の実施で申請日を見落とす

警察署の受付は平日の日中のみです。休日に実施する場合も、申請は平日に行います。実施日から逆算して手配してください。

失敗例6:年齢や年収で相手を絞ろうとする

ハンディングで選べるのは、場所・時間帯・声かけの3つです。見た目で判断できる範囲を超えた指定はできません。世帯の属性で絞りたい場合は、ポスティングをご検討ください。

ハンディングに関するよくある質問

ハンディングの料金はいくらですか

配布員の人数、実施時間、配布物の種類、許可の申請の有無で決まります。ご予算をお伝えいただければ、その金額で何名・何時間・何枚配れるかをお出しします。無料でご相談を承っていますので、お気軽にお問い合わせください。

2時間で何枚くらい配れますか

配布員1名で、ポケットティッシュなら約400〜800個、A4を二つ折りにしたチラシなら約200〜500枚が目安です。場所と時間帯で倍以上変わりますので、実施場所が決まった段階で見込みをお出しします。

いつ実施するのが効果的ですか

紙面の内容によります。「後日ご来店ください」という商材なら平日の夕方です。受け取った方がそのまま帰宅しますので、持ち帰っていただけます。「今日これから使えるもの」なら昼や夕方の早い時間が向きます。朝は人が最も多いものの、受け取り率は最も低くなります。

受け取り率を上げるにはどうすればよいですか

順番があります。まず場所と時間帯、次に配布物(ティッシュなどに挟む)、最後に渡し方(みぞおちの高さに差し出す、正面に立たない、声を出す)です。渡し方だけを工夫しても、場所と時間が合っていなければ枚数は伸びません。

許可はどこに申請すればよいですか

配る場所によって4通りに分かれます。歩道など道路にあたる場所は管轄の警察署(道路使用許可)、駅構内は鉄道会社、商業施設の敷地内は施設の管理者、公園は公園の管理者です。道路以外は警察の管轄ではありません。いずれも当社で代行できます。

許可が下りないことはありますか

あります。道路使用許可は「一般の交通に著しい影響を及ぼさない」ことが前提ですので、歩道が狭い場所や、大規模なイベントで混雑が予想される日は下りにくくなります。当社では下見のうえで見込みをお伝えし、難しい場合は場所や日程の変更をご提案します。

配布した結果は報告してもらえますか

配布枚数、時間帯ごとの反応、現場で気づいた点をレポートにしてお渡しします。次回の場所や時間帯を決める材料にもなります。

ハンディングのまとめ

ハンディングで受け取り率を上げたいとき、多くの方が渡し方から考えます。ですが先に決めるべきは場所と時間帯です。

とくに時間帯の影響は大きく、人が最も多い朝が、受け取り率は最も低くなります。これから出勤する方は荷物を増やしたくないためです。

反対に夕方は受け取った方がそのまま帰宅しますので、持ち帰っていただけます。後日の来店を促す商材でしたら、この時間帯が最も効きます。

配布物はティッシュなどに挟み、紙面はB5以下に。渡し方はみぞおちの高さに差し出し、正面に立たず、声を出す。この順序で整えていくと、同じ予算でも結果が変わります。

許可については、配る場所によって申請先が4通りに分かれます。道路以外は警察の管轄ではありません。

場所の下見から時間帯のご提案、許可の申請まで当社でお引き受けします。届けたい相手と配布物だけお聞かせください。

「この予算で何枚配れますか」というご相談から承ります。

場所も時間帯もこちらでご提案します。
その場でお決めいただく必要はありません。

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