ポスティングの頻度はどれくらい?|配布回数と間隔・曜日・時間帯・時期の決め方

ポスティングは「1回配って終わり」にすると、いちばんもったいない使い方になります。チラシは必ずしも投函された日に読まれるわけではなく、手元に置かれてから動くこともあれば、そのまま捨てられることもあります。同じエリアに、適切な間隔で、何回配るか。ここを決めておくと、同じ予算でも結果が変わります。このページでは、配布の頻度と間隔、曜日と時間帯、時期の決め方をまとめました。

このページの要点

頻度は「商材の検討期間」から逆算します。すぐ使えるものは短い間隔で、検討に時間がかかるものは間隔を空けて長く続けます。
間隔は詰めすぎても空けすぎても効きません。同じ世帯に短期間で何度も入ると、読まれる前に「またか」と思われます。
曜日と時間帯は、配布物を読む人の生活時間に合わせます。ただし早朝・夜間の投函は避けるのが基本です。

まず、1回で判断しないこと

初めてポスティングを試される方が最初につまずくのが、1回目の結果でエリアや配布そのものを見限ってしまうことです。ポスティングは、次のような順で認知が積み上がっていく配布方法です。

1回目:存在を知ってもらう

多くの世帯にとっては「初めて見る名前」です。今すぐ必要でない方は、読んでも行動しません。

2回目:見覚えのある名前になる

前に見たことがある、という記憶が働きます。ここから内容を読む方が増えていきます。

3回目以降:必要になったときに思い出される

必要が生じたタイミングと配布が重なると、行動につながります。必要が生じる時期は世帯ごとに違うため、回数を重ねるほど重なる確率が上がります。

回数を増やすか、範囲を広げるかで迷ったときは、まず回数です。範囲を広げると1世帯あたりの接触は1回のままですが、回数を重ねれば同じ世帯に何度も届きます。

商材別・頻度と間隔の目安

頻度は「お客様がその商材を検討する期間」で決まります。検討期間が短いものほど間隔を詰め、長いものほど間隔を空けて長く続けます。

商材のタイプ 間隔の目安 組み方
すぐ使うもの 飲食店、デリバリー、美容室、クリーニング 2週間〜1か月 短い間隔で繰り返す。訴求を変えながら継続
日常の買い物 スーパー、ドラッグストア、ホームセンター 2週間〜1か月 特売・イベントに合わせて定期的に
時期が決まっているもの 学習塾、スクール、求人 1〜2週間 検討が始まる時期から締切まで集中的に
体調・季節で動くもの クリニック、治療院、整体 1〜2か月 開院時に厚く、以降は季節に合わせて
検討期間が長いもの リフォーム、外壁、住宅設備、不動産売却 2〜3か月 間隔を空けて長く続ける。1回目は認知、以降は具体例
時期が固定のもの 新規オープン、期間限定キャンペーン 予告・直前・開始後 短期間に3回に分けて配る

上の間隔はあくまで目安です。競合が多い地域では短めに、住宅が密集していない地域では長めに、といった調整が入ります。大事なのは「1回ごとに区切って考えない」ことで、最初から3回分の予算と訴求を組んでおくと、途中で判断がぶれません。

間隔は詰めすぎても空けすぎてもいけない

頻度を上げれば上げるほど効くわけではありません。同じ世帯に届くものなので、間隔には上限と下限があります。

起きること
間隔が短すぎる(数日〜1週間) 前のチラシがまだ手元にある状態で次が届き、「また入っている」という印象になります。投函を断られる原因にもなります
ちょうどよい 前回を覚えている程度の時期に次が届き、記憶が重なります
間隔が空きすぎる(半年以上) 1回目の記憶が消えているため、毎回「初めて見るチラシ」になります

迷ったときは、「前回のチラシを覚えているかどうか」を基準にしてください。日常的に使う商材は忘れられるのが早いので短く、大きな買い物は記憶が残るので長めに取ります。

曜日の決め方

曜日は「配った日」より「読まれる日」で考えます。平日に投函したものが、その日のうちに読まれるとは限りません。

配布する曜日 向いているもの 理由
木曜・金曜 飲食店、週末のイベント、セール 週末の予定を決める前に手元に届きます
月曜〜水曜 塾、習い事、クリニック、サービス業 落ち着いて読まれやすく、平日に問い合わせにつながります
土曜・日曜 住宅、リフォーム、不動産 家族が家にそろっている時間に届きます

ただし、曜日の効果は立地と世帯の構成で変わります。単身者の多い集合住宅と、ファミリーの多い戸建て地域では、チラシに目を通す曜日が違います。1回目と2回目で曜日を変えてみて、反応を比べるのがいちばん確実です。

配布の回数と時期、エリアに合わせてご提案します。

店舗の住所と商材、ご予算をお伝えいただければ、配布範囲と部数に加えて「何回に分けて、どの間隔で配るか」までご提案します。
まず1回試してから回数を決める形にも対応しています。

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時間帯の決め方

配布の時間帯は、反応よりもトラブルを避ける観点で決めます。

配布に適した時間帯

おおむね午前中から夕方までが基本です。明るい時間帯であれば、郵便受けの位置や「お断り」の表示が確認でき、投函の精度が上がります。住民の方から見ても、何をしている人か分かるため不審に思われません。

早朝・夜間の投函は避けます

暗い時間帯の投函は、住民の方に不安を与えます。物音や人影が通報につながることもあります。配布スタンダードでは日中の配布を基本とし、集合住宅の管理規約や自治体の決まりがある場合はそれに従います。

なお、「朝刊と一緒に届けたい」というご要望をいただくことがありますが、それは新聞折込の領域です。ポスティングは新聞を取っていない世帯にも届く配布方法で、届くタイミングは日中になります。

時期・季節の考え方

「何月がいいか」は商材によって答えが変わります。一般論で月を決めるより、お客様が検討を始める時期から逆算するほうが確実です。

考え方 具体例
申込・入会の締切から逆算する 塾なら入会時期の1〜2か月前から。求人なら募集開始に合わせて
困りごとが起きる時期に合わせる エアコン工事は暑くなる前、給湯器は寒くなる前
家族が集まる時期に合わせる 実家の売却や相続の相談は、帰省の時期の前後
競合が動かない時期を選ぶ チラシが多い時期を外すと、目に留まりやすくなります

気候による制約もあります

配布物が濡れると読めなくなるため、雨天時は配布を中断します。積雪のある地域では冬季の配布に日数がかかります。開始日を決めるときは、この分の余裕を見込んでください。

同じエリアに重ねるときの工夫

同じチラシを何度も入れると、2回目以降は見られなくなります。回数を重ねるなら、毎回少しずつ変えてください。

・1回目は店舗やサービスの紹介、2回目以降は具体的な事例や価格
・季節や時期に合わせて訴求を変える
・チラシの色味や形を変えて、前回と違うものだと分かるようにする
・回ごとにQRコードや電話番号を変えて、どの回の反応か分かるようにする

頻度を上げるときに注意すること

「お断り」の表示がある住宅には投函しません

回数を重ねるほど、投函を断る表示のある住宅に何度も入れてしまうリスクが上がります。配布スタンダードでは、お断り表示のある住宅、管理者から断りのあった集合住宅には投函せず、その分を報告書に記載します。

クレームが出た住所は次回以降の配布から外します

苦情は配布会社ではなく、チラシに名前が載っている発注者に届きます。ご連絡いただければ、その住所を以降の配布対象から除外します。

年齢や世帯構成では絞り込めません

ポスティングは名簿を使わない配布方法です。届け先を選ぶ手がかりは住所と建物の種類だけなので、「2回目は反応のありそうな層だけに」という絞り込みはできません。反応のあった区域にもう一度配る、という形になります。

回数を重ねるなら、記録を残しておく

2回目以降の配分を決めるには、1回目がどこに、いつ配られたかが分かっている必要があります。配布スタンダードでは、区域ごとの実績部数、配布日、GPSによる配布記録、現地写真を報告書でお出ししています。

この記録と、お客様側の反応(来店日、問い合わせ日、クーポンの回収)を突き合わせると、反応の出た区域に回数を寄せるという配分ができるようになります。

よくあるご質問

ポスティングは何回くらい配れば効果が出ますか。

商材によって変わりますが、同じエリアに複数回配ることを前提に組むのが基本です。すぐ使える商材なら2週間から1か月の間隔で繰り返し、検討期間の長い商材なら2〜3か月の間隔で長く続けます。1回目の結果だけで判断しないでください。

同じエリアに毎週配ってもいいですか。

おすすめしません。前のチラシが手元にある状態で次が届くと、読まれる前に「また入っている」という印象になり、投函を断られる原因にもなります。最低でも2週間程度は空けてください。

配布する曜日や時間帯は指定できますか。

曜日のご希望は可能な範囲で調整します。時間帯は日中を基本としており、早朝や夜間の投函は行いません。雨天時は配布物が濡れるため中断します。

回数を分けると1回あたりの単価は上がりますか。

1回あたりの部数が減るぶん、単価は上がる方向になります。ただし複数回をまとめてご依頼いただく場合は、合計部数で単価を計算しますので、都度手配するより有利になります。最低配布部数は1回5,000枚からです。

まず1回試してから回数を決めてもいいですか。

できます。その場合も、2回目以降を見据えて配布区域と報告の様式を決めておくと、1回目の結果をそのまま次の配分に使えます。

まとめ

ポスティングの頻度は、商材の検討期間から逆算し、同じエリアに間隔を空けて重ねるのが基本です。すぐ使う商材は2週間から1か月、検討の長い商材は2〜3か月が目安になります。曜日は読まれる日から、時間帯は日中を基本に決め、早朝・夜間は避けます。時期は「月」で決めるより、お客様が検討を始めるタイミングから逆算してください。

回数を重ねるときは、毎回訴求を変えること、記録を残して反応のあった区域に寄せていくことの2つが効きます。

何回に分けて、いつ配るか。配布計画からご相談いただけます。

店舗の住所、商材、ご予算をお伝えいただければ、配布範囲と部数、そして回数と時期の組み方までまとめてご提案します。1回目の結果を見てから2回目を決める形にも対応しています。

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