ポスティング会社の選び方|全国対応・複数エリアで失敗しない7つの確認項目
ポスティング会社は全国に数多くあり、料金表だけを並べても違いが分かりにくいものです。特に複数の都道府県にまたがる配布や、本社が遠方にある店舗の配布では、「安いか」より「頼んだ通りに配られ、それを確認できるか」で結果が変わります。このページでは、初めてポスティングを外注する方から、拠点ごとに業者を使い分けてきた本部のご担当者様まで、全国対応の会社を選ぶときに確認しておきたい項目を順にまとめました。
このページの要点
ポスティング会社の比較は、単価の前に「配布エリアの決め方」「配布の記録」「報告書の中身」の3点を揃えてから行うと、見積りの差の理由が見えてきます。
全国対応をうたう会社でも、自社で受けるエリアと再委託するエリアの区別、地方の単価の出し方は会社ごとに違います。
「全国一律○円」の提示より、エリア区分ごとの単価と、部数がまとまったときの下がり方が示されているかを確認してください。
記事の目次
ポスティング会社によって何が違うのか
チラシを住宅のポストに入れるという作業自体は、どの会社に頼んでも同じに見えます。違いが出るのは、その前後の工程です。
| 工程 | 会社によって差が出る点 |
|---|---|
| 配布エリアの決め方 | 地図上で世帯を数えて範囲を組むか、町名の一覧を受け取るだけか |
| 配布員の体制 | 自社で管理する配布員か、エリアごとの再委託か、その管理の仕方 |
| 配布中の記録 | GPSで配布員の動きを記録しているか、自己申告か |
| 禁止物件の扱い | 「チラシお断り」や管理会社から断りのある集合住宅を、どう避けてどう報告するか |
| 報告書 | 区域ごとの実績部数・GPSログ・現地写真が揃うか、完了連絡だけか |
| 複数エリアの対応 | 窓口・仕様・報告様式を全エリアで揃えられるか |
配布スタンダードは全国47都道府県で配布を承っており、GIS(地図情報)による配布エリアの選定、GPSによる配布記録、写真付きの報告書を全エリア共通で行っています。年間の配布部数は約2.7億部、導入企業は2,700社を超えています。
配布の仕組みと品質管理の詳細は選ばれる理由にまとめています。
確認項目1:配布エリアを「世帯数」で組めるか
ポスティングの結果は、チラシの内容と同じくらい「どこに配るか」で決まります。町名の一覧を渡して「この町に何部」と頼む方法では、町ごとの世帯数や戸建て・集合住宅の比率が分からないまま部数が決まってしまいます。
地図情報(GIS)を使って範囲を組める会社であれば、店舗からの距離や道路・河川などの境界を見ながら、範囲ごとに配布できる世帯数を出したうえで部数を決められます。「町名が分からなくても、店舗の場所と予算を伝えれば範囲を提案してもらえるか」は、見積りを依頼する段階で分かる確認ポイントです。
見積り依頼時に聞いておきたいこと
・範囲の提案は地図で出してもらえるか
・範囲内の世帯数と、そのうち配布できる部数の目安が示されるか
・戸建てのみ、集合住宅のみといった建物種別での絞り込みができるか
都道府県・市区町村ごとの配布可能部数の目安は対応エリアから市区町村のページをご覧ください。
確認項目2:配布中の記録が残るか
ポスティングは配布員が一人で歩いて行う作業のため、「本当に配られたか」を発注側があとから確かめる手段が限られます。そこで差が出るのが、配布中の記録です。
| 記録の方法 | 分かること | 分からないこと |
|---|---|---|
| 配布員の自己申告 | 配布した日と部数 | 実際に歩いた場所 |
| GPSによる軌跡の記録 | 配布員がいつ、どの道を歩いたか | 投函できなかった物件の理由 |
| GPS+現地写真+未配布物件の記録 | 歩いた場所、配布の様子、投函しなかった物件とその理由 | — |
GPSの記録は、配布員の管理に使うだけでなく、住民からの「うちには来ていない」「入れないでほしい」といった問い合わせに答えるときの根拠にもなります。記録を取っているかだけでなく、発注者に開示されるかも確認してください。
確認項目3:報告書に何が載るか
配布完了の連絡だけでは、次の配布に活かせる情報がありません。報告書に次の3点が揃っていると、配布の検収と反響の分析の両方に使えます。
区域ごとの実績部数
予定部数と実績部数が区域単位で並んでいると、反響のあった区域と配布した区域を突き合わせられます。
GPSログ・配布日
どの区域を、いつ配ったかが分かると、反響の時期との対応が取れます。
写真・未配布物件の一覧
現地の写真と、投函しなかった物件の一覧があると、「配れなかった分」を次回の部数に反映できます。
報告書のサンプルをご覧いただけます。
配布スタンダードの報告書は、区域別の実績・GPSログ・写真を全エリア共通の様式でお出ししています。
お見積りの前にサンプルだけご確認いただくことも可能です。
お急ぎの場合はお電話でも承ります 0120-107-209(10:00〜20:00/年中無休)
確認項目4:料金の内訳が「エリア×サイズ×配布方法」で示されるか
ポスティングの単価は、主に「配布するエリア」「チラシのサイズ・重さ」「配布方法(軒並み配布・戸建てのみ・集合住宅のみなど)」で決まります。見積りを比べるときは、この3つの条件を揃えてから単価を並べてください。
全国対応の会社を比べるときに特に見ておきたいのが、地方の単価の出し方です。「全国一律○円」という提示は、都市部と地方のどちらかに合わせた単価になっているため、拠点の構成によっては割高になります。配布スタンダードでは都道府県を4つのエリア区分に分け、区分ごとの単価で見積りをお出ししています。最低配布部数は5,000枚からで、合計部数がまとまるほど単価は下がります。
見積りを比べるときのチェック
・エリア区分ごとの単価が出ているか(一律単価ではないか)
・チラシのサイズ・重さの区分と、その境目が明記されているか
・配布方法(軒並み・戸建てのみ・集合住宅のみ)による違いが示されているか
・部数がまとまったときの単価の下がり方が示されているか
・印刷・デザインを含めた場合の合計が出せるか
エリア区分ごとの単価表は料金プランに掲載しています。
確認項目5:複数エリアを窓口ひとつで受けられるか
本部が複数の店舗の配布をまとめる場合や、地方の拠点の配布を本社から手配する場合、エリアごとに会社を探すと、用語の定義・報告書の様式・請求書の枚数がばらばらになります。全国対応の会社を選ぶ意味は、この「揃える手間」をなくせる点にあります。
ただし、「全国対応」と書いてあっても、対応の仕方は会社ごとに違います。次の点を確認してください。
| 確認すること | 確認する理由 |
|---|---|
| 担当窓口はひとりにまとまるか | 拠点ごとに担当が変わると、仕様のずれが起きやすい |
| 仕様書・報告書は全拠点で同じ様式か | 拠点間の横比較ができるかどうかが決まる |
| 請求書は1枚にまとまるか | 経理処理と検収の手間が拠点数ぶん変わる |
| 地方の拠点でも同じ記録(GPS・写真)が取れるか | 都市部だけ記録があり、地方は完了連絡のみ、という会社もある |
| 拠点ごとの差し替え版チラシに対応できるか | 店舗名や地図が違うチラシを、拠点ごとに正しく納品・配布できるか |
複数拠点をまとめる具体的な手順は全国一斉ポスティングの進め方、FC本部向けの運用は新店オープン告知のポスティングにまとめています。
確認項目6:禁止物件・クレームへの対応が決まっているか
ポスティングで避けたいのは、「チラシお断り」の表示がある住宅や、管理会社から断りのある集合住宅への投函です。クレームは配布会社ではなく、チラシに名前の載っている発注者に届きます。
次のことが決まっている会社であれば、クレームの発生を抑えられます。
・投函しない物件の基準(お断り表示、管理会社からの申し出、空き家など)が明文化されているか
・投函しなかった物件が報告書に載るか
・クレームが入ったときの連絡経路と、対象住所を次回以降の配布から外す仕組みがあるか
配布スタンダードの配布ルールは配布ルールにまとめています。
確認項目7:実績と事例が確認できるか
業種や配布規模が近い事例があるかどうかは、その会社が自社の案件をこなせるかの目安になります。「全国○万部」といった規模だけでなく、どの業種で、どのくらいの範囲を、どんな組み方で配ったかまで書かれている事例を探してください。
配布スタンダードの業種別・規模別の事例は導入実績をご覧ください。
会社選びで失敗しやすいこと
単価だけで選ぶ
条件を揃えずに単価を並べると、記録や報告の有無で安く見えているだけの場合があります。単価の差が「何をしていないから安いのか」を確認してください。
町名の一覧を渡して部数を決める
町ごとの世帯数を確認せずに部数を決めると、配りきれない町と余る町が出ます。地図で範囲と世帯数を出してもらってから部数を決めてください。
1回の配布で判断する
ポスティングは同じエリアに複数回配ることで反応が積み上がる配布方法です。1回目の反響だけで会社やエリアを変えると、比較の基準がなくなります。
年齢や年収、家族構成での配布先指定を求める
ポスティングは名簿を使わない配布方法です。お届け先を選ぶ手がかりは住所と建物の種類だけで、お住まいの方の属性で絞り込むことはどの会社でもできません。「できる」という説明があった場合は、その根拠を確認してください。
よくあるご質問
ポスティング会社に見積りを頼むとき、何を伝えればいいですか。
店舗や拠点の住所、チラシのサイズ、希望の部数または予算、配布したい時期の4つがあれば見積りを出せます。町名や範囲の指定は不要で、こちらから地図で範囲をご提案します。
地方の小さな市でも、都市部と同じ記録や報告書が出ますか。
配布スタンダードでは、GISによるエリア選定・GPSによる配布記録・写真付き報告書を全エリア共通で行っています。エリアによって報告の内容が変わることはありません。
複数の会社に相見積りを取るとき、どこを揃えて比べればいいですか。
配布エリア(地図上の範囲)、チラシのサイズ・重さ、配布方法(軒並み・戸建てのみなど)、報告書の内容の4つを揃えてから単価を比べてください。報告の内容が違うと、単価だけでは比較になりません。
印刷やデザインもまとめて頼めますか。
承っています。デザイン・印刷・配布をまとめてご依頼いただくと、納品先の手配やスケジュール調整が一本化できます。配布のみのご依頼も可能です。
まず1店舗だけ試してから全店に広げることはできますか。
できます。数店舗で配布して反響を見てから広げる進め方にも対応しています。仕様と報告様式を最初から全店共通で組んでおくと、あとから広げるときに比較しやすくなります。
まとめ
全国対応のポスティング会社を選ぶときは、配布エリアを世帯数で組めるか、配布中の記録が残るか、報告書に区域別実績・GPSログ・写真が揃うかの3点を先に確認し、そのうえで条件を揃えて単価を比べてください。複数エリアの配布では、窓口・仕様・報告様式・請求を1つにまとめられるかが手間の差になります。
配布スタンダードは47都道府県で同じ品質基準・同じ報告様式の配布を行っています。店舗の住所と予算をお伝えいただければ、地図で範囲と部数をご提案します。
ポスティング会社をお探しの方へ、まずは無料でご提案します。
店舗・拠点の住所、チラシのサイズ、部数または予算をお伝えいただければ、配布範囲・部数・見積りをご提案します。
報告書のサンプルもご覧いただけます。
お急ぎの場合はお電話でも承ります 0120-107-209(10:00〜20:00/年中無休)