チラシを配る曜日と日取り|投函時刻より「いつ見られるか」

チラシを配る曜日と日取り|投函時刻より「いつ見られるか」

「午前中に配ったほうがいいのか」「夕方のほうが見てもらえるのか」。配布時刻について、こうした相談をいただくことがあります。

ただ、ポスティングでは投函した時刻は、ほとんど関係がありません。受け取る人が家にいる必要がないからです。相手がチラシを目にするのは、その人がポストを開けたときです。

考えるべきは「何時に入れるか」ではなく、「どの日に入っていれば、いつ見られるか」。この記事では、曜日と日取りの決め方を整理します。

この記事の結論

  • 投函の時刻は関係ありません。相手が在宅している必要がないため
  • 効くのは「いつポストが開けられるか」。多くは帰宅時か翌朝です
  • 週末に動いてほしいなら木曜〜金曜に入っている状態を作ります
  • 期限のある内容は到達日から逆算。配布には数日かかります
  • 他社が集中する日を避けると、束の中で埋もれにくくなります

投函の時刻は、関係ありません

街頭で手渡しする配布なら、通行量の多い時間帯を選ぶ必要があります。しかしポスティングは違います。

相手が家にいなくても届きます

ポストに入れる以上、在宅かどうかは投函に影響しません。日中不在の共働き世帯にも、夜勤の方にも、同じように届きます。

「主婦層を狙うから昼間に配る」「働く人を狙うから夕方に配る」といった考え方は、ポスティングには当てはまりません。誰に届くかは時刻ではなく、配布エリアで決まります

常識的な時間帯であることは必要

ただし、早朝や深夜の投函は避けるべきです。ポストの開閉音は思ったより響きますし、不審に思われる原因にもなります。日中の常識的な時間帯に行う、というのが実務上の前提になります。

効くのは「いつ見られるか」

相手がチラシを目にするのは、ポストを開けたときです。ここから逆算します。

ポストが開けられるタイミング

状況 ポストを開ける時
日中不在の世帯 帰宅時。夕方から夜にかけて
在宅時間が長い世帯 その日のうち。郵便配達の後が多い
まとめて確認する世帯 数日分をまとめて。週末が多い

つまり、朝に投函しても夕方に投函しても、見られるタイミングは同じということです。差が出るのは日単位です。

「その日の夕方に見てほしい」なら

前日の夕方から当日の午前までに入っていれば足ります。当日の夕方に投函すると、翌日以降に見られることになります

曜日の決め方

日単位で考えるなら、次に決めるのは曜日です。

週末に動いてほしい場合

飲食、小売、イベント、体験会。週末の予定が決まる前に届いている必要があります。多くの家庭では、木曜から金曜にかけて週末の予定が固まります。

土曜の朝に投函しても、すでに予定が決まっていることが多くなります。木曜か金曜には入っている状態を作ってください

平日に動いてほしい場合

問い合わせや相談を受けたい場合は、平日の営業時間に電話できる状態が望ましくなります。週の前半に届けば、その週のうちに連絡してもらえる可能性があります

金曜の夜に見られると、土日を挟んで忘れられることがあります。

月曜は避けたほうが無難

週明けは、たまった郵便物とまとめて処理されがちです。束が厚くなるほど、1枚ずつ見られる確率は下がります

配布は「その日」に終わりません

見落とされやすい点です。数千枚から数万枚の配布は、1日では完了しません。エリアの広さと部数によって、数日から1週間程度かかることがあります

したがって、次の点を発注時に確認してください。

  • 配布にかかる日数:何日間で完了する見込みか
  • 開始日と完了日:どの範囲がいつ届くか
  • 期限との関係:最後に届く世帯でも、期限に間に合うか

「〇月〇日まで有効」と刷ったクーポンが、期限の3日前に届く世帯があると、その世帯にはほぼ使われません。最後に届く日を基準に期限を設定してください

希望の日程に合わせて、配布計画を組みます。

「この日までに全世帯へ」といったご要望から逆算してご提案します。
繁忙期は早めのご相談をおすすめしています。

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期限のある内容は、到達日から逆算する

セール、イベント、締切のある申込み。日付が決まっているものは、次の順で組みます。

「いつまでに届いていてほしいか」を決める
イベント当日ではなく、相手が予定を決める時点です。数日前に設定します。
配布にかかる日数を引く
部数とエリアによって変わります。発注時に確認してください。
印刷にかかる日数を引く
仕様によって変わります。加工が入るとさらに日数が必要です。
原稿の確定日を決める
校正の往復も見込みます。1回で決まることはまれです。
その日から逆算して着手する
ここが実際の作業開始日になります。

間に合わない場合は、内容を変える

日程が足りないなら、期限の表現を調整するという方法があります。「〇月〇日まで」ではなく「配布から2週間」といった書き方にすれば、届いた日を起点にできます。ただし、いつ届いたか分からない人には判断できないため、併記が必要です

他社と重ならない日を選ぶ

同じ日に複数のチラシが入ると、束が厚くなり、1枚あたりが見られる確率は下がります。

集中しやすい日

  • 週末の直前(金曜・土曜)
  • 月末月初
  • 大型連休の前
  • 季節の変わり目

これらは多くの業種が狙う時期です。需要が動く時期であることは事実ですが、その分だけ競合も集中します

あえて外すという選択

需要の山から少しずらして、単独で届く状態を作る。受け取った人にとっては、1枚だけ入っているチラシのほうが目に入ります

とくに繰り返し配布する場合、毎回同じ時期に配るより、時期を変えたほうが接触の機会が広がります。1回目は需要期に、2回目は少しずらしてという組み方も有効です。

自分のポストで確認できます

どの曜日にチラシが集中しているかは、自宅や店舗のポストを1〜2週間観察すれば見えてきます。同業のチラシがいつ入っているかも分かります。手間のかからない調査方法です。

天候の扱い

雨天の配布は、品質に影響します

濡れたチラシが投函されると、それだけで印象を損ないます。防水の対応をしているか、雨天時は中止するのかを、発注時に確認してください

日程に幅を持たせる

「この日に必ず」と指定すると、悪天候でも実施することになります。数日の幅があれば、天候を見て動けます。イベント直前などで動かせない場合は、その旨を伝えて計画を立ててもらってください。

よくある失敗

NG例1:投函の時刻にこだわる
在宅の有無は関係ありません。誰に届くかは配布エリアで決まります。

NG例2:イベント当日に届くよう手配する
予定が決まる前に届いている必要があります。数日前を目標にしてください。

NG例3:配布日数を見込まない
数千枚以上は1日で終わりません。最後に届く日を基準に期限を設定してください。

NG例4:需要期にだけ配る
競合も集中します。時期をずらした回を組み合わせると、埋もれにくくなります。

NG例5:日程を1日に固定する
悪天候でも実施することになります。数日の幅を持たせてください。

よくあるご質問

配布日は指定できますか?

ご希望の日程に合わせて配布計画を組みます。数日の幅を持たせていただけると、天候に応じた調整がしやすくなります。

配布にはどれくらいの日数がかかりますか?

部数とエリアの広さによって変わります。お見積り時に完了までの見込みをご提示します。

雨の日はどうなりますか?

配布物の状態を保てない場合の扱いについて、事前にご相談のうえ決定します。

時期を分けて複数回配布できますか?

可能です。前回の配布実績をもとに、時期や範囲を調整したご提案ができます。

どのエリアがいつ配布されたか分かりますか?

GPSログ、エリア単位の配布実績、写真付きレポートでご確認いただけます。

まとめ

ポスティングでは、投函した時刻は結果に影響しません。相手がポストを開けるのは、投函の何時間か後だからです。考えるべきは日単位、つまり曜日と日取りです。

週末に動いてほしいなら木曜から金曜。期限があるなら、最後に届く世帯を基準に逆算する。そして配布は数日かかることを前提に計画してください。この3点を押さえるだけで、同じチラシでも届き方が変わります。

希望の到達日から、逆算してご提案します。

「いつまでに届けたいか」をお伝えいただければ、必要な日程を組み立てます。

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