チラシ広告の作り方|ポストから部屋までの数秒で決まります

チラシ広告の作り方|ポストから部屋までの数秒で決まります

チラシは、じっくり読まれるものではありません。

ポストから取り出して部屋に入るまでの数秒。この間に、残すか捨てるかが決まります。ここを前提に作ると、載せるものと載せないものがはっきりします。

この記事でわかること

  • ポストから部屋までの数秒に何が起きているか
  • 残るチラシに共通している三つの要素
  • 裏面とサイズ、紙の厚みの考え方
  • 1回の配布で判断しないほうがよい理由
  • ポスティングで指定できることと、できないこと

この記事の軸:ポストから部屋までの数秒で決まります

帰宅した方は、ポストの中身をまとめて取り出します。郵便物、公共料金の通知、そしてチラシが何枚か。それを持って玄関を入り、歩きながら仕分けます。

このとき、1枚あたりに使われる時間は数秒です。何のお店か、どこにあるか。この二つが分からなければ、その場で束のいちばん下に回ります。

ですので、チラシの表面で先に伝えるのは「何屋か」と「どこにあるか」です。キャッチコピーでも、割引の数字でもありません。それらは、残った後に読まれるものです。

逆に言えば、この二つがひと目で分かれば、必要のない方には捨てられ、必要な方には残ります。それでよいのです。全員に残されるチラシを目指すと、かえって誰にも残りません。

もうひとつ、この数秒の判断は紙の形にも左右されます。ほかの紙に埋もれない大きさか、手に取ったときに硬さがあるか。中身と同じくらい、そこが効きます。

残るチラシに共通している三つ

要素 置く場所 理由
何のお店か 表面のいちばん上 ここが分からないと読み進める理由がありません
どこにあるか 表面の目立つ位置 行ける距離かどうかで、その場の判断が変わります
連絡の方法 表面の下部 裏返さずに連絡できる形にしておきます

この三つが表面にそろっていれば、最低限の役目は果たします。逆にこの三つのどれかが裏面にあると、そこにたどり着く前に判断されます。

場所は住所だけでなく、目印になるものを添えてください。「〇〇通り沿い」「〇〇駅から徒歩5分」といった書き方のほうが、距離が伝わります。

裏面の扱い

裏面は、表面で残ると決めた方だけが見ます。ですので裏面には、詳しい説明やメニュー、地図を置きます。

ここでよくある失敗が、表面と裏面に同じ情報を入れることです。紙面が限られていますので、役割を分けてください。表面は判断のため、裏面は行動のためです。

片面だけの印刷でも十分に成り立ちます。伝えることが少ない場合は、無理に裏面を埋めないほうが読みやすくなります。

サイズと紙の厚み

項目 考え方
サイズ ほかの紙に埋もれない大きさが基本です。小さすぎると束の中で見つかりません
紙の厚み 手に取ったときの硬さが残りやすさにつながります
折り 折ると情報量は増えますが、開く手間が生まれます
光沢 写真が中心なら光沢あり、文字が中心ならなしが読みやすくなります

厚みのある紙やサイズの大きい紙は、運搬と投函の手間が増えますので、部数が多い場合は配布の費用にも影響します。部数と合わせてご相談ください。

1回の配布で判断しない

チラシの結果は、1回で決まりません。読んだ方がその日に必要とはかぎらないためです。

1回目で反応があるのは、たまたまその時期に探していた方です。2回目、3回目で「そういえば入っていた」と思い出していただく形が、実際の反応の中心になります。

ですので、同じ範囲に間隔をあけて3回配ってから判断してください。1回ごとに紙面を変えると、何が効いたのかが分からなくなります。まずは同じ紙面で範囲を固定するのがおすすめです。

3回配ったあとで、問い合わせのあったお客様の住所を町丁目の単位で集めてみてください。どのエリアから来ているかが分かり、次の範囲を決める材料になります。

紙面を変えるか、範囲を変えるか

3回配って反応が薄かった場合、直すところは二つあります。

ひとつは範囲です。お店から遠すぎる、届けたい相手が住んでいない、という場合は紙面をいくら直しても変わりません。町丁目ごとの住まいの種別や世帯構成を見直します。

もうひとつは紙面です。範囲が合っているのに反応が薄いなら、数秒の判断で残っていない可能性があります。表面の上部に何のお店かが書かれているか、場所が分かるかを見直してください。

どちらを先に見るかというと、範囲です。届く相手が違えば、紙面では取り返せません。

ポスティングで指定できること・できないこと

ご相談のときによくいただくご希望を、できるかどうかで並べました。

ご希望 できるかどうか
エリアを町丁目の単位で指定する できます
一戸建てや集合住宅、賃貸に絞る できます
配布する期間を指定する できます
投函する時間帯を指定する できません。1日の中の順路はこちらで組みます
読んだかどうかを確認する できません。配布した部数のご報告までです
年齢や年収、家族構成で絞る できません

年齢や年収、家族構成で絞れないのは、名簿を使わない配布方法だからです。ポスティングは住所に対して届ける方法ですので、そこにどなたがお住まいかという情報は使いません。

ご依頼から配布までの流れ

順番 やること 目安
1 お店の住所と、届けたい相手をお聞かせください ご相談の当日
2 近い順に町丁目を並べ、部数をお出しします 1営業日ほど
3 ご予算に合わせて範囲と回数をお決めいただきます ご検討の期間
4 チラシをお預かりします 配布開始の前日まで
5 配布と、配布後のご報告 配布期間と翌営業日

紙面がまだできていない段階でもご相談いただけます。サイズや厚みは配布の費用にも関わりますので、先にお決めいただくと見積りが早く出ます。

チラシの配布をご検討中の方は、配布スタンダードまでご相談ください。お店から近い順に町丁目を並べた一覧と、部数の目安をお出しします。

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チラシ広告についてよくあるご質問

表面にはまず何を載せればよいですか

何のお店かと、どこにあるかです。この二つがひと目で分からないと、数秒の仕分けで残りません。キャッチコピーや割引の情報は、その後に読まれるものです。

両面印刷にしたほうがよいですか

伝えることが多ければ裏面を使います。ただし表面と同じ情報を繰り返すのは避けてください。表面は判断のため、裏面は行動のためと分けます。

サイズは大きいほうがよいですか

ほかの紙に埋もれない大きさが基本です。ただし大きすぎる紙や厚い紙は運搬と投函の手間が増え、配布の費用にも影響します。

何回配れば結果が分かりますか

同じ範囲に間隔をあけて3回です。1回目で反応があるのは、たまたまその時期に探していた方だけになります。

毎回紙面を変えたほうがよいですか

最初の3回は同じ紙面で範囲を固定するのがおすすめです。毎回変えると、何が効いたのかが分からなくなります。

反応が薄いときはどこから直しますか

範囲からです。届く相手が違えば紙面では取り返せません。町丁目ごとの住まいの種別や世帯構成を見直したうえで、紙面に移ります。

部数はどうやって出しますか

町丁目の世帯数の70%を目安にしています。空き家や表札のない住まい、投函をお断りしている建物を差し引いた、実際に投函できる数に近い値です。

配布したことが確認できる資料はもらえますか

お出しします。配布したエリア、日付、部数をまとめた報告書をお渡ししています。

まとめ

チラシが残るかどうかは、ポストから部屋までの数秒で決まります。表面のいちばん上に何のお店かを、目立つ位置にどこにあるかを置いてください。

裏面は、残すと決めた方だけが見ます。表面は判断のため、裏面は行動のためと役割を分けると、紙面が整理されます。

結果は3回配ってから判断してください。反応が薄いときは、紙面より先に範囲を見直します。届く相手が違えば、紙面では取り返せません。

チラシのポスティングは配布スタンダードにおまかせください。エリアの選定から配布、ご報告までまとめてお受けしています。

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