WEB広告と紙の使い分け|探している人と、まだの人

WEB広告と紙の広告、どちらにお金を使うべきか。どちらか一方に決めようとすると、答えが出ません。
この二つは、届く相手が違います。分かれ目は「相手がいま探しているかどうか」。ここを軸にすると、使い分けがはっきりします。
この記事でわかること
- WEB広告と紙の広告で、届く相手がどう違うか
- それぞれが向く場面
- 地域を限定するときの精度の違い
- 組み合わせる場合の順番
- ポスティングで指定できることと、できないこと
この記事の軸:探している人か、まだの人か
WEB広告は、検索した方や、そのテーマに関心を示した方に表示されます。つまり相手はすでに探しています。「近くの〇〇」と検索した方に出す広告は、その時点でお店を探している方に届きます。
ポスティングは逆です。探していない方のポストにも入ります。今日は必要でなくても、目に触れることで存在を知っていただけます。
ここが決定的な違いです。探している方の数には上限があります。その地域で今月「〇〇 近く」と検索する方が100人なら、WEB広告で届くのはその100人までです。それ以上は増やせません。
ポスティングは、その地域の全世帯が対象になります。探していない9,900世帯にも届きます。すぐには動かれませんが、必要になったときに思い出していただける形です。
ですので、今すぐ来ていただきたいならWEB広告、これから知っていただきたいならポスティング。この分け方が基本になります。どちらが優れているかではなく、届く相手の段階が違うということです。
記事の目次
それぞれが向く場面
| やりたいこと | 向いている方法 |
|---|---|
| 今すぐ探している方に見つけてもらう | WEB広告 |
| 急いでいる方の依頼を取る | WEB広告 |
| 比較検討している方に情報を出す | WEB広告 |
| お店の存在を地域に知ってもらう | ポスティング |
| 新しく開いたことを近隣に伝える | ポスティング |
| まだ困っていない方に先に届けておく | ポスティング |
| WEBを使わない層に届ける | ポスティング |
最後の行は見落とされがちです。検索をあまりされない層は、地域によっては世帯の2割から3割にのぼります。高齢のみの世帯が多い町丁目では、WEB広告だけでは届きません。
地域を限定するときの違い
どちらも地域を絞れますが、絞り方が違います。
| 項目 | WEB広告 | ポスティング |
|---|---|---|
| 指定の単位 | 市区町村や半径での指定が中心です | 町丁目の単位で指定します |
| 実際に届く範囲 | その地域にいる方、通った方も含まれます | 指定した町丁目にお住まいの世帯だけです |
| 住まいの種別で絞る | できません | 一戸建て、集合住宅、賃貸で絞れます |
| 届いた数の確認 | 表示回数として分かります | 配布した部数として報告します |
ポスティングは「その町丁目に住んでいる方」に限定されます。通りすがりの方は含まれません。地元のお客様を増やしたい場合は、この違いが効きます。
費用のかかり方の違い
WEB広告は、表示やクリックごとに費用が発生します。探している方が多い時期は費用が上がり、少ない時期は下がります。同じ予算でも、時期によって届く数が変わります。
ポスティングは、配った部数で決まります。時期による変動はありません。まとまった部数を近い範囲で配るほど、1部あたりが下がります。
ですので、予算の読みやすさという点ではポスティングのほうが計算しやすくなります。逆に、動きの速さではWEB広告が勝ります。
組み合わせる場合の順番
両方を使うなら、役割を分けてください。ポスティングで知っていただき、WEB広告で受け止める、という形です。
チラシを見た方が、その場で電話をかけるとはかぎりません。多くの方はお店の名前で検索します。そこで出てくる情報が整っていないと、せっかくの反応が消えます。
ですので、ポスティングを始める前に、お店の名前で検索したときに出てくるページを整えておいてください。地図、営業時間、料金の考え方、予約の方法。この四つがあれば十分です。
そのうえでWEB広告を出すなら、お店の名前での検索に絞った形から始めるのが無駄がありません。チラシを見た方をきちんと受け止められます。
どちらから始めるか
お店の場所が決まっていて、近くのお客様に来ていただきたい業種であれば、ポスティングから始めるのがおすすめです。
理由は二つあります。ひとつは、探している方の数が地域によっては少ないこと。小さな商圏では、WEB広告だけでは母数が足りません。
もうひとつは、配った範囲が記録に残ることです。どの町丁目に何部配ったかが分かりますので、反応のあったエリアを次に活かせます。
逆に、地域を問わない商材や、急いでいる方が対象の業種であれば、WEB広告から始めるほうが早く結果が出ます。
ポスティングで指定できること・できないこと
ご相談のときによくいただくご希望を、できるかどうかで並べました。
| ご希望 | できるかどうか |
|---|---|
| エリアを町丁目の単位で指定する | できます |
| お店から半径何キロという形で指定する | できます。その範囲に入る町丁目に置き換えます |
| 一戸建てや集合住宅、賃貸に絞る | できます |
| 高齢世帯の多い町丁目を選ぶ | できます。町丁目の単位で数字を見て寄せます |
| WEB広告を見た方だけに配る | できません |
| 年齢や年収、家族構成で絞る | できません |
年齢や年収、家族構成で絞れないのは、名簿を使わない配布方法だからです。ポスティングは住所に対して届ける方法ですので、そこにどなたがお住まいかという情報は使いません。
ご依頼から配布までの流れ
| 順番 | やること | 目安 |
|---|---|---|
| 1 | お店の住所と、届けたい相手をお聞かせください | ご相談の当日 |
| 2 | 近い順に町丁目を並べ、部数をお出しします | 1営業日ほど |
| 3 | ご予算に合わせて範囲と回数をお決めいただきます | ご検討の期間 |
| 4 | チラシをお預かりします | 配布開始の前日まで |
| 5 | 配布と、配布後のご報告 | 配布期間と翌営業日 |
町丁目名をお調べいただく必要はありません。住所とご予算をお伝えいただければ、こちらで並べてお出しします。
紙の広告をどう使うかでお迷いの方は、配布スタンダードまでご相談ください。お店から近い順に町丁目を並べた一覧と、部数の目安をお出しします。
WEB広告と紙媒体の使い分けについてよくあるご質問
どちらのほうが反応が出ますか
届く相手の段階が違いますので、単純には比べられません。すでに探している方に届くWEB広告のほうが反応は早く出ますが、その母数は地域によって限られます。
WEB広告だけでは足りませんか
商圏が小さい業種では足りないことがあります。その地域で探している方の数に上限があるためです。まだ探していない世帯に届けるにはポスティングが要ります。
紙のチラシは読まれないのではありませんか
すぐに動かれる方は多くありませんが、必要になったときに思い出していただく形で効きます。同じ範囲に繰り返し配ると、その効果が出てきます。
どちらから始めるとよいですか
お店の場所が決まっていて、近くのお客様に来ていただきたい業種であればポスティングからをおすすめします。地域を問わない商材であればWEB広告からです。
両方やる場合はどう分けますか
ポスティングで知っていただき、WEB広告で受け止める形です。チラシを見た方はお店の名前で検索されますので、そこで出てくる情報を先に整えてください。
ポスティングで地域はどこまで細かく指定できますか
町丁目の単位までです。番地や建物の指定はできません。半径何キロというご希望も、その範囲に入る町丁目に置き換えてお受けします。
部数はどうやって出しますか
町丁目の世帯数の70%を目安にしています。空き家や表札のない住まい、投函をお断りしている建物を差し引いた、実際に投函できる数に近い値です。
配布したことが確認できる資料はもらえますか
お出しします。配布したエリア、日付、部数をまとめた報告書をお渡ししています。
まとめ
WEB広告は探している方に、ポスティングは探していない方にも届きます。届く相手の段階が違いますので、どちらか一方に決める必要はありません。
地域の絞り方も違います。ポスティングは町丁目の単位で、そこにお住まいの世帯だけに届きます。住まいの種別でも絞れます。
両方使うなら、ポスティングで知っていただき、WEB広告で受け止める順番です。チラシを配る前に、お店の名前で検索したときに出てくる情報を整えておいてください。
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ポスティングは配布スタンダードにおまかせください。エリアの選定から配布、ご報告までまとめてお受けしています。