全国一斉ポスティングの進め方|複数エリアの手配・料金・報告を窓口ひとつにまとめる
全国一斉のポスティングは、1都市の配布を47都道府県ぶん並べたものではありません。エリアごとに配布会社を探して仕様を伝え、単価を比べ、報告書の形式を揃える。この手間が、一斉配布のいちばんの負担です。このページでは、大手企業・チェーン本部・FC本部のご担当者様向けに、複数エリアの配布を窓口ひとつでまとめる進め方、料金の組み立て方、報告書を揃えるための決めごとをまとめました。
このページの要点
全国一斉配布で最初に決めるのは「拠点ごとの範囲を誰が決めるか」です。本部が一括で決めるか、各店が決めて本部がまとめるかで、進め方が変わります。
料金は「エリア区分×サイズ×配布方法」で決まり、都市部と地方で単価が変わります。全国で単一単価を求めるより、エリア区分ごとの単価で見たほうが無駄が出ません。
報告書は全拠点で同じ様式・同じ指標(区域別部数・GPSログ・写真)に揃えると、本部で横比較ができます。
記事の目次
全国一斉配布で起きやすいこと
エリアごとに別の配布会社へ発注すると、次のようなずれが起きます。どれも配布の品質そのものより、「揃っていないこと」が本部の手間になるものです。
| 起きやすいこと | 本部で困ること |
|---|---|
| 「全戸」「軒並み」など用語の定義が業者ごとに違う | 同じ部数でも実際に届く世帯数が違い、比較できない |
| 報告書の様式・指標がばらばら | 拠点ごとの反響を横並びで評価できない |
| 配布時期がずれる | キャンペーン開始日に間に合わない拠点が出る |
| 禁止物件の扱いが違う | あるエリアだけクレームが出る |
| 請求書が拠点数ぶん届く | 経理処理と検収が拠点数ぶん発生する |
配布スタンダードは47都道府県に対応しており、複数のエリアをまたぐ配布を窓口ひとつ・同じ品質基準・同じ報告フォーマットでお受けしています。東邦ガス様の電気・ガスプランのチラシ、イオン銀行様の住宅ローンチラシ(主要都市のイオンモール周辺)、auひかり様のサービス提供エリア拡大案内、大手FC本部様の全国150万部(新規入会数約5,000名増)など、全国規模の案件をお任せいただいています。
大手企業・FC本部の配布事例は導入実績にまとめています。
進め方1:範囲を「誰が決めるか」を先に決める
本部一括型か、各店起点型か
| 型 | 向いている案件 | 進め方 |
|---|---|---|
| 本部一括型 | 新商品告知、全国キャンペーン、サービス提供エリアの案内 | 本部が拠点一覧と部数の配分を決め、範囲は配布会社が各拠点の周辺で組む |
| 各店起点型 | 店舗の周年セール、新店オープン、地域限定の企画 | 各店が希望範囲・部数を出し、本部がまとめて発注。仕様と報告様式だけ本部で統一 |
どちらの型でも、「1拠点あたり○部」「半径○kmで○部」といった配分ルールを先に決めておくと、拠点ごとの範囲は配布会社側で組めます。町名や町丁目を拠点ごとに指定していただく必要はありません。
拠点の周りで部数を組むときの考え方
店舗周辺の配布は、拠点を中心に世帯の多い町丁目から順に足していきます。都市部の店舗は半径1kmでも数万世帯に届きますが、地方の店舗では同じ部数を確保するのに半径が広がります。全拠点に同じ半径を当てはめるより、部数を揃えて半径は拠点ごとに変えるほうが、届く世帯数を揃えられます。市区町村ごとの世帯数と配布できる部数の目安は、対応エリアの各ページに掲載しています。
都道府県ごとの市区町村ページは対応エリアからご覧いただけます。
進め方2:料金は「エリア区分×サイズ×配布方法」で見る
ポスティングの単価は、都市部と地方で変わります。配布スタンダードでは都道府県を4つのエリア区分に分け、チラシのサイズと配布プランごとに単価を設定しています。全国一斉配布の見積りは、拠点ごとにこの区分を当てはめて積み上げる形になります。
| 単価を決める要素 | 内容 |
|---|---|
| エリア区分 | 東京・大阪・愛知・福岡など大都市圏のA区分から、地方のD区分まで4段階 |
| チラシのサイズ | A4以下が基本。B4・A3、B3は単価が上がります |
| 配布プラン | エリア指定のスタンダード/広域向けのエリアフリー/全戸・番地指定などの特別配布 |
| 部数 | 全拠点の合計部数がまとまるほど下がります |
見積りを比べるときは、「全国一律○円」という提示より、エリア区分ごとの単価が出ているかを見てください。一律単価は都市部の単価に地方を合わせているか、地方の単価に都市部を合わせているかのどちらかで、拠点構成によっては割高になります。最低配布部数は5,000枚からです。拠点ごとの配分はご相談ください。
エリア区分ごとの単価表は料金プランに掲載しています。
拠点一覧をお送りいただければ、全拠点ぶんの見積りをまとめてお出しします。
拠点ごとの範囲・部数・エリア区分を一覧にしてご提案します。
町名や町丁目の指定は不要です。
お急ぎの場合はお電話でも承ります 0120-107-209(10:00〜20:00/年中無休)
進め方3:仕様を1枚にまとめて全拠点に当てる
拠点ごとに配布会社が違うと、仕様の解釈がずれます。窓口をひとつにまとめる場合でも、次の項目を1枚の仕様にしておくと、全拠点で同じ条件の配布になります。
配布物と仕様
サイズ・紙厚・折りの有無・複数種類の同梱有無。拠点ごとに差し替え版がある場合はその管理方法。
対象物件
軒並み配布か、戸建て限定・集合住宅限定か。事業所を含めるか。全拠点で統一します。
配布期間
全拠点共通の開始日と完了期限。キャンペーン開始日から逆算し、地方や積雪期の拠点は日数を多めに見ます。
禁止物件の扱い
お断り表示・オートロックの扱いと、クレームが入ったときの連絡先(本部か各店か)。
報告の様式と指標
区域別の配布部数・GPSログ・写真付きレポートを全拠点で同じ様式に。提出先と期限も決めます。
投函できる物件とお断りしている物件の考え方は配布禁止エリアへの取り組みをご覧ください。
進め方4:報告書を横並びで比べられる形にする
全国一斉配布の成果は、拠点ごとの反響を横並びで見て初めて次に活かせます。そのためには、報告書の指標が全拠点で揃っている必要があります。
全拠点で揃える3つの指標
| 指標 | 本部での使いみち |
|---|---|
| 区域別の配布部数と実施日 | 拠点ごとの「配った数」を同じ粒度で把握し、反響数と突き合わせる |
| GPSログ | 配布員の移動軌跡。特定の拠点・区域について、あとから確認できる |
| 写真付きレポート | 配布状況の記録。各店への共有や社内報告に使える |
配布スタンダードでは、全拠点の報告を同じ様式でご提出します。拠点別と案件全体の両方で確認いただける形にしますので、本部側でまとめ直す手間を減らせます。
全国一斉配布のスケジュール例
拠点数と総部数によって日数は変わりますが、流れは次のとおりです。全拠点で同じ日に開始したい場合は、印刷物の各拠点への納品日から逆算して仕様の確定日を決めます。
拠点一覧と配分ルールの共有
拠点の住所一覧と、1拠点あたりの部数または予算をお送りいただきます。
全拠点の範囲と見積り
拠点ごとの範囲・部数・エリア区分を一覧にしてご提案します。ここで金額が決まります。
仕様の確定と配布計画
配布物の仕様・対象物件・期間・報告様式を確定し、拠点ごとの配布日程を組みます。
印刷物の納品
各拠点の配布拠点へ納品いただきます。印刷から一括でのご依頼も承ります。
配布・報告
GPS端末を持った配布員が投函し、全拠点の実績を同じ様式でご提出します。
内容確定後、最短で1週間程度から配布を開始できます。拠点数が多い案件や、積雪期の拠点を含む案件は、キャンペーン開始日の1〜2か月前にはご相談いただくと、全拠点の開始日を揃えやすくなります。
お申し込みからお届けまでの詳しい手順はご依頼の流れに掲載しています。
全国一斉配布で気をつけたい点
全拠点に同じ半径を当てはめないでください
都市部と地方では、同じ半径に含まれる世帯数が数倍違います。部数を揃えて半径を拠点ごとに変えるほうが、届く世帯数が揃います。
拠点ごとの差し替え版は事前に整理を
店舗名や電話番号を拠点ごとに差し替えたチラシを使う場合、どの版をどの拠点に何部納品するかの一覧が必要です。納品先を間違えると配布のやり直しになります。
開始日を揃えるなら、地方の拠点から逆算してください
地方や積雪期の拠点は配布に日数がかかります。全拠点で同じ完了日を目指す場合、いちばん時間のかかる拠点に合わせて開始日を決めます。
年齢や年収、家族構成でのご指定はできません
ポスティングは名簿を使わない配布方法です。お届け先を選ぶ手がかりは住所と建物の種類だけで、お住まいの方の属性で絞り込むことはできません。
よくあるご質問
拠点ごとの町名や範囲を指定する必要はありますか。
ありません。拠点の住所一覧と、1拠点あたりの部数または予算をお伝えいただければ、範囲はこちらで組んでご提案します。
拠点ごとにチラシの内容が違っても対応できますか。
できます。拠点ごとの差し替え版を、どの拠点に何部納品するかの一覧をいただければ、その通りに配布します。印刷から一括でのご依頼も承ります。
全国で単価はひとつになりますか。
都道府県を4つのエリア区分に分けて単価を設定していますので、拠点ごとに区分を当てはめて積み上げた見積りになります。全拠点の合計部数がまとまるほど単価は下がります。
報告書は拠点ごとに届きますか、まとめて届きますか。
全拠点の実績を同じ様式でご提出します。拠点別と案件全体の両方で確認いただけます。
一部の拠点だけ先に試すことはできますか。
できます。数拠点で配布して反響を見てから、残りの拠点へ広げる進め方もお選びいただけます。仕様と報告様式は最初から全拠点共通で組んでおくと、あとから広げるときに比較しやすくなります。
まとめ
全国一斉のポスティングは、範囲を誰が決めるかを先に決め、仕様と報告様式を1枚にまとめて全拠点に当てることで、拠点数が増えても本部の手間が増えない形にできます。料金はエリア区分ごとの単価で積み上げ、報告は全拠点同じ指標で受け取るのが基本です。
拠点一覧と配分ルールをお送りいただければ、全拠点ぶんの範囲・部数・見積りをまとめてお出しします。
全国一斉のポスティング、まとめてお見積りいたします。
拠点の住所一覧と1拠点あたりの部数(または予算)をお伝えいただければ、全拠点の範囲と見積りを一覧でご提案します。
数拠点からの試験配布にも対応しています。
お急ぎの場合はお電話でも承ります 0120-107-209(10:00〜20:00/年中無休)