山形市のポスティング|丁目を省くと0部になる町名があります

山形市のポスティング|丁目を省くと0部になる町名があります

「小白川町に配ってください」というご指定をいただいたとします。山形市の中心部に近い、大学のある地区です。

このまま手配すると、配れる部数は0です。山形市には「小白川町」という区分と「小白川町一丁目」から「五丁目」までの区分が別々にあり、丁目の付かない「小白川町」には一般世帯が1つもないからです。一方、一〜五丁目を合わせると3,474世帯(約2,430部)になります。

同じことが「小立」「陣場」「南館」「若宮」などでも起きます。この記事では、山形市の世帯数と全域の配布可能部数を確認したうえで、範囲の伝え方を整理します。

この結論

  • 世帯数は102,903世帯。全域に配ると約72,000部です
  • 「小白川町」「大字小立」は一般世帯が0。丁目を付けると3,474世帯・824世帯です
  • 「大字陣場」11世帯に対し、陣場一〜三丁目は634世帯。58倍の差があります
  • 共同住宅が約37%。県庁所在地として当社が扱ってきた市では盛岡市に次ぐ高さです
  • 流通センター一〜四丁目、立谷川二・三丁目は一般世帯が0です

山形市の世帯数と全域の配布可能部数

令和7年国勢調査の速報による人口・世帯数は次のとおりです。

区分 令和7年 令和2年 増減
人口 235,685人 247,590人 ▲11,905人(▲4.8%)
世帯数 102,903世帯 102,318世帯 +585世帯(+0.6%)

全域に配る場合の部数は、102,903世帯 × 0.7 = 約72,000部が目安です。0.7を掛けているのは、投函をお断りしている建物などを差し引くためです。

人口は4.8%減りましたが、世帯数は585世帯増えています。前回と同じ範囲を指定すれば、部数はほぼそのままです。山形県内で世帯数が増えたのは11市町だけで、山形市はそのひとつです。

同じ名前で、0世帯の区分と数千世帯の区分があります

山形市の町丁・字等別集計は400以上の区分に分かれており、当社がこれまで記事にしてきた市のなかで最も細かく分かれています。そのなかに、同じ名前で「丁目なし」と「丁目あり」が並んでいる組がいくつもあります。

名前 丁目の付かない区分 丁目を合わせた世帯数
小白川町 0 3,474(一〜五丁目)
若宮 2 517(一〜四丁目)
松栄 0 25(一・二丁目)
長町 150 1,068(一〜四丁目)
双月町 249 591(一〜四丁目)
高堂 82 427(一・二丁目)

「小白川町」と「松栄」は、丁目の付かない区分に一般世帯がありません。地名としては存在しますが、そこを範囲に指定しても投函先はゼロです。

「大字」が付く場合も同じです

名前 「大字〇〇」 丁目を合わせた世帯数
陣場 11 634(一〜三丁目) 約58倍
南館 28 1,323(一〜五丁目) 約47倍
吉原 35 758(一〜三丁目) 約22倍
上桜田 88 1,053(一〜五丁目) 約12倍
中桜田 277 1,087(一〜三丁目) 約4倍
小立 0 824(一〜四丁目)

「陣場に配って」というご指定では、大字陣場11世帯(約8部)か陣場一〜三丁目634世帯(約440部)かで58倍の開きがあります。「大字小立」にいたっては一般世帯が0です。

ご指定の際は、「大字」が付くのか、丁目まで含めるのかをはっきりさせてください。「小白川町一〜五丁目」「大字陣場」のように書ききっていただければ確実です。全部を含めたい場合も、その旨をお伝えいただければまとめます。町名でのご指定が難しい場合は、地図に線を引いていただく方法でも対応できます。

住宅がない区分もあります

市内には、地名として存在しながら一般世帯が0の区分が30以上あります。とくに流通センター一〜四丁目と立谷川二・三丁目は、すべて0です。工業・流通に使われている区域で、住宅がありません。範囲の指定にこれらが含まれる場合は、部数がゼロになります。

共同住宅が約37%あります

建て方別の内訳を見ると、一般世帯100,121のうち一戸建てが61,209(約61%)、共同住宅が36,535(約37%)でした。

この37%は、当社が記事にしてきた市のなかでは盛岡市(約43%)に次ぐ高さです。集合住宅限定配布も賃貸を対象にした配布も、この市では現実的な選択肢になります。

ただし区分ごとの偏りは大きく、双葉町一丁目は389世帯のうち共同住宅が367(約94%)、十日町四丁目は547のうち451(約82%)です。飯田西三丁目は186世帯のうち共同住宅183で、一戸建てが1戸もありません。飯田西二丁目とあけぼの二丁目も同様です。

反対に、大字漆山1,154世帯のうち共同住宅は26、蔵王成沢941のうち78、蔵王半郷494のうち2と、郊外の大字では共同住宅がほとんどありません。みはらしの丘一丁目は397世帯のうち共同住宅10で、一戸建てが387です。

山形市では、町名で範囲を組むだけで、種類を指定したのと近い結果が得られます。集合住宅なら双葉町、十日町、飯田西、あけぼの。一戸建てならみはらしの丘、大字漆山、蔵王成沢、蔵王半郷といった区分です。町名で組めば軒並み配布の単価で済みますので、まずその結果をご確認ください。

範囲の決め方

対象が集合住宅か一戸建てかを決める
集合住宅なら双葉町、十日町、飯田西、あけぼの、小白川町一〜五丁目。一戸建てならみはらしの丘、大字漆山、蔵王成沢、蔵王半郷、大字沼木などです。

部数から範囲を広げる
全域なら約72,000部です。大きい区分は大字漆山1,154、小白川町五丁目992、蔵王成沢941、小白川町一丁目827、大字松原774といったところです。

「大字」と丁目をはっきりさせる
陣場、南館、吉原、上桜田、中桜田、小立、平清水は「大字」と丁目の両方があります。どちらかをお伝えください。

種類の指定が必要か判断する
町名で組んだ結果を見てから決めてください。すでに大半が対象になっていれば、種類を指定しても部数は変わらず、単価だけが上がります。

山形市の配布範囲・部数のご相談を承っています

町名でも地図でも構いません。該当する世帯数と共同住宅の内訳をお出しします。

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山形市で選べる配布方法

軒並み配布

指定した範囲のポストに、建物の種類を問わず投函します。山形市では部数が最も出て、単価も抑えられる方法です。区分ごとの偏りが大きい市ですので、範囲を町名で組んだうえでこの方法を選ぶのが効率的です。

一戸建て限定配布

一戸建てだけに投函します。山形市では一戸建てが約61%です。ただし郊外の大字や、みはらしの丘のような住宅地では共同住宅がほとんどありません。そうした範囲では軒並み配布と同じ結果になり、単価だけが上がります。範囲とセットでご判断ください。

集合住宅限定配布

共同住宅だけに投函します。市内の共同住宅は36,535世帯あり、この市では十分に成立する方法です。ただし双葉町一丁目のように共同住宅が9割を超える区分では、軒並み配布でも結果がほとんど変わりません。単価を抑えたい場合は、範囲を絞って軒並み配布にするほうが有利です。両方の見積りをお出しします。

賃貸限定・分譲限定・ワンルーム限定配布

賃貸か分譲か、ワンルームかどうかは、公表されている統計では区域ごとに確認できません。ただし共同住宅の母数が3万6千戸を超えますので、この市では現地確認のうえで対応できる部数が確保できます。ご希望をいただいた場合は、範囲を絞ったうえで確認します。

事業所限定配布

事業所だけに投函します。山形市は山形県の政治・経済の中心で、官公庁や企業の支店が中心部に集まっています。加えて流通センター一〜四丁目や立谷川のように、一般世帯が0で事業所だけの区域もあります。法人向けの商材をお持ちの場合はご相談ください。

指定できない条件もあります

ポスティングには宛名がありません。そのため、年齢、年収、家族構成といった住んでいる人の属性で配布先を選ぶことはできません。指定できるのは町丁目までの範囲と、建物の種類です。

配り終えるまでの日数と費用

山形市の面積は約381平方キロメートルで、1平方キロメートル当たりの世帯数はおよそ270です。山形県の市では最も高い数字です。

ただしこれは市の平均です。市域は山形盆地の南部に広がる扇状地が中心ですが、東部は蔵王の山地に入ります。蔵王温泉、大字山寺、大字滑川といった区分は中心部から離れており、含めると移動時間が加算されます。

日数に効くのは、範囲に含める区分の性格です。中心部の共同住宅が密集した範囲では、1棟で数十戸を投函できるため部数のわりに日数が短くなります。反対に郊外の一戸建て中心の区分は時間がかかります。同じ1万部でも、どちらに配るかで日数が変わります。

ポスティングは配布員が徒歩で1軒ずつ投函していきます。そのため「この日に一斉に届く」という配り方はできません。イベントやセールに合わせる場合は、当日から逆算して、配布を終える日を決めてください。

山形市でよくある失敗

「小白川町」とだけ伝える
丁目の付かない「小白川町」には一般世帯がありません。一〜五丁目を合わせると3,474世帯です。「松栄」「大字小立」も同様に0です。

「大字」を省略する
大字陣場11世帯と陣場一〜三丁目634世帯で58倍、大字南館28世帯と南館一〜五丁目1,323世帯で47倍の差があります。どちらかをはっきりお伝えください。

流通センターや立谷川を範囲に入れる
流通センター一〜四丁目と立谷川二・三丁目は一般世帯が0です。事業所限定配布であれば対象になりますが、住宅への配布では部数がゼロになります。

共同住宅が多い区分で集合住宅限定を指定する
双葉町一丁目は389世帯のうち共同住宅が367、飯田西三丁目は186のうち183で一戸建てがありません。軒並み配布でも結果はほとんど変わらず、単価だけが上がります。

市全体の平均で範囲を判断する
市全体では共同住宅が約37%ですが、区分ごとには0%から9割超まで開きます。平均の数字で考えると、実際に届く先とずれます。

よくあるご質問

配布範囲はどのように伝えればよいですか。

「大字」が付くのか、丁目まで含めるのかをはっきりさせてお伝えください。市内には「陣場」「南館」「吉原」「上桜田」「中桜田」「小立」「平清水」のように、大字と丁目の両方がある名前があります。地図に線を引いていただく方法でも対応できます。

市内全域に配ると何部になりますか。

約72,000部です。令和7年国勢調査の速報による102,903世帯に0.7を掛けた目安で、投函をお断りしている建物などを差し引いた数字です。範囲が確定した段階で現地を確認し、部数を確定します。

集合住宅だけに配ることはできますか。

できます。市内の共同住宅は36,535世帯あり、十分な部数が確保できます。ただし双葉町、十日町、飯田西、あけぼのといった区分では軒並み配布でも大半が共同住宅になりますので、単価を抑えたい場合は範囲を絞って軒並み配布にするほうが有利です。両方の見積りをお出しします。

一戸建てだけに配りたい場合は。

みはらしの丘(一丁目397世帯のうち一戸建て387)、大字漆山(1,154のうち1,116)、蔵王成沢(941のうち845)、蔵王半郷(494のうち490)、大字沼木(619のうち591)といった区分から組みます。これらは軒並み配布で十分です。

配布が終わったことは、どのように確認できますか。

配布員はGPS端末を持って配布し、移動の軌跡を記録しています。配布後にエリア単位の配布実績と写真を添えたレポートをご提出しますので、どこにどれだけ配られたかをご確認いただけます。

まとめ

山形市で配布範囲を伝えるときは、丁目と「大字」を省略しないでください。丁目の付かない「小白川町」には一般世帯がありませんが、一〜五丁目を合わせると3,474世帯(約2,430部)です。「大字小立」も0世帯で、小立一〜四丁目は824世帯。「大字陣場」11世帯に対して陣場一〜三丁目は634世帯と、58倍の差があります。

市内には一般世帯が0の区分が30以上あり、流通センター一〜四丁目や立谷川二・三丁目もこれにあたります。地名として存在していても、住宅がない区域があるということです。範囲のご指定にこれらが含まれていないか、ご確認ください。

世帯数は102,903世帯で全域なら約72,000部です。共同住宅が約37%と多く、集合住宅限定も賃貸向けの配布も成立しますが、区分ごとの偏りが大きい市です。双葉町一丁目は共同住宅が約94%、みはらしの丘一丁目は一戸建てが約97%。町名で範囲を組むだけで、種類を指定したのと近い結果が得られます。まずは町名で組んだ結果をご確認ください。

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