寒河江市のポスティング|「西根」は市内に4か所あります

「西根に配ってください」というご指定をいただいたとします。多くの市なら、これで場所が決まります。
寒河江市では決まりません。市内には「西根一丁目」「西根二丁目」「西根北町」「大字西根」の4つがあり、合わせて796世帯です。しかも一丁目・二丁目・北町の3つを足しても302世帯で、大字西根1つ(494世帯)のほうが大きくなります。「西根」と聞いて丁目のほうを思い浮かべると、実際の6割を取りこぼすことになります。
これは「西根」に限った話ではありません。寒河江市には住居表示済みの町丁目と、大字、字の3つの住所の体系が同時に走っており、同じ名前が複数の体系に現れます。この記事では、その構造と、範囲を指定するときに何を確認すればよいのかを整理します。
この記事の結論
- 世帯数は14,005世帯。全域に配ると約9,800部です
- 人口は5.0%減りましたが、世帯数は351世帯増えています(県内で増加率3位)
- 住所は「〇〇町・〇丁目」「大字〇〇」「字〇〇」の3つの体系が混在しています
- 市の世帯の約53%は「大字〇〇」に住んでいます
- 「西根」「高田」「新山」は、それぞれ市内に4か所あります
記事の目次
寒河江市の世帯数と全域の配布可能部数
令和7年国勢調査の速報(山形県が令和8年5月に公表したもの)による人口・世帯数は次のとおりです。
| 区分 | 令和7年 | 令和2年 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 人口 | 38,176人 | 40,189人 | ▲2,013人(▲5.0%) |
| 世帯数 | 14,005世帯 | 13,654世帯 | +351世帯(+2.6%) |
| 1世帯当たり人員 | 2.73人 | 2.94人 | ▲0.21人 |
全域に配る場合の部数は、14,005世帯 × 0.7 = 約9,800部が目安です。0.7を掛けているのは、投函をお断りしている建物などを差し引くためです。
山形県のなかで世帯数が増えている市です
山形県全体では、令和7年の人口が前回より7.0%減りました。世帯数も398,213世帯で、前回からわずか198世帯の増加にとどまっています。そのなかで寒河江市は351世帯(2.6%)増えており、これは東根市、天童市に次いで県内3番目の増加率です。
人口は5.0%減っているのに、投函する軒数は2.6%増えているということです。1世帯当たりの人員が2.94人から2.73人へ下がったためです。前回と同じ範囲を指定すれば、部数はむしろ増えます。過去の実施部数をそのままお使いいただけますが、1部が届く人数は減っている点にご留意ください。
部数の決め方については、こちらで詳しく整理しています。
▶ ポスティングの配布枚数はどう決める?
住所の体系が3つ走っています
国勢調査の町丁・字等別集計では、市内が87の区分に分かれています。その内訳が特徴的です。
| 住所の形 | 区分の数 | 一般世帯 | 市に占める割合 |
|---|---|---|---|
| 大字〇〇 | 23 | 6,861 | 約53% |
| 〇〇町・〇丁目など | 56 | 5,782 | 約44% |
| 字〇〇 | 8 | 419 | 約3% |
数字は平成27年国勢調査の町丁・字等別集計によるものです。市の世帯の半分以上は「大字〇〇」に住んでいます。町丁目のほうが数は多いのですが、1区分あたりが小さく、合計では大字に届きません。
大字のなかで大きいのは、大字寒河江1,263、大字高屋762、大字島732、大字柴橋695、大字白岩575、大字西根494です。市内で最も世帯数が多い区分は大字寒河江で、町丁目のなかで最大の緑町(251)の5倍あります。
さらに「大字寒河江字高田」という、大字と字の両方が付く区分もあります(3世帯)。
同じ名前が、複数の体系にあります
ここが実務でいちばん問題になる点です。
「西根」は4か所
| 区分 | 一般世帯 |
|---|---|
| 西根一丁目 | 103 |
| 西根二丁目 | 96 |
| 西根北町 | 103 |
| 大字西根 | 494 |
| 合計 | 796 |
丁目と北町の3つを足しても302世帯で、大字西根1つのほうが大きくなります。「西根」というご指定に対して、どちらを想定されているかで部数が2.6倍変わります。
「高田」も4か所
高田一丁目154、高田二丁目97、高田三丁目36に加えて、「大字寒河江字高田」(3世帯)があります。前者3つで287世帯、後者は3世帯です。名前は同じでも、まったく別の場所です。
「新山」も4か所
新山町208、新山一丁目95、新山二丁目1、東新山町102で、合計406世帯です。新山二丁目は1世帯しかありません。
「河原」の付く字が5か所
字下河原103、字中河原142、字上河原52、字道生河原、字雲河原31があります。合わせて371世帯です。
ご指定の際は、「大字」が付くのかどうかまで書いてください。「西根」だけでは、大字西根なのか西根一丁目・二丁目なのかが分かりません。全部を含めたい場合も、その旨をお伝えいただければこちらでまとめます。町名でのご指定が難しい場合は、地図に線を引いていただく方法でも対応できます。
投函をお断りしている建物への対応は、こちらをご覧ください。
▶ 配布禁止エリアに関する取り組み
範囲の決め方
必要な部数を決める
全域でも約9,800部です。商圏や予算から必要な部数が決まれば、範囲の候補が絞れます。
大字を含めるかを決める
大字23区分で6,861世帯、市の約53%です。大字寒河江、大字高屋、大字島、大字柴橋、大字白岩の5つだけで4,027世帯(約2,800部)になります。部数を確保するならここが中心です。
町丁目の範囲を決める
中心部の町丁目は1区分あたり100〜250世帯程度です。細かく刻めますが、そのぶん1つ足し引きしても動くのは100部前後です。
名前を最後まで書く
「西根」「高田」「新山」は複数あります。大字が付くかどうかまで書いてお伝えください。当社で該当する世帯数を割り出してお返しします。
寒河江市の配布範囲・部数のご相談を承っています
町名でも地図でも構いません。該当する世帯数と概算部数をお出しします。
0120-107-209
受付時間 10:00〜20:00(年中無休)
寒河江市で選べる配布方法
軒並み配布
指定した範囲のポストに、建物の種類を問わず投函します。寒河江市では部数が最も出て、単価も抑えられる方法です。範囲を決めたあとで迷った場合は、これを基準に考えてください。
一戸建て限定配布
一戸建てだけに投函します。ただし寒河江市では一戸建てが約83%を占めるため、絞っても除かれるのは2割弱です。共同住宅がゼロの区分が34あり、合わせて3,327世帯(市の約25%)になります。そこでは軒並み配布とまったく同じ結果になり、単価だけが上がります。大字の多く(松川、中郷、平塩、米沢、八鍬、谷沢、清助新田、高松、日和田、慈恩寺、箕輪、白岩、留場、宮内、幸生、田代)がこれにあたります。
集合住宅限定配布
共同住宅だけに投函します。市内の共同住宅は1,942世帯で、大字寒河江300、大字高屋133、大字柴橋117、新山町103、高田一丁目102、大字日田97などに分かれています。高田一丁目は154世帯のうち102が共同住宅(約66%)、高田二丁目は97のうち61(約63%)、本楯三丁目は82のうち50(約61%)と、割合の高い町丁目もあります。この方法を選ぶ場合は、対象のある区分とセットで範囲を決めてください。
賃貸・分譲を分けた配布
賃貸か分譲かは、公表されている統計では区域ごとに確認できません。ご希望をいただいた場合は範囲を絞ったうえで現地を確認し、対応できる部数をお伝えします。範囲が広いと確認に時間がかかりますので、先に範囲を決めていただくほうが早く進みます。
事業所限定配布
事業所だけに投函します。寒河江市には中央工業団地があるほか、中心部の商店や国道沿いの事業所が対象になります。件数は住宅に比べて少ないため、範囲を広めに取るご提案をする場合があります。
法人向けの商材を配る場合の考え方は、こちらで整理しています。
▶ BtoB向けのポスティング・事業所配布
指定できない条件もあります
ポスティングには宛名がありません。そのため、年齢、年収、家族構成といった住んでいる人の属性で配布先を選ぶことはできません。指定できるのは町丁目までの範囲と、建物の種類です。
配り終えるまでの日数と費用
寒河江市の面積は約139平方キロメートルで、1平方キロメートル当たりの世帯数はおよそ101です。市域は最上川と寒河江川の流域に広がる平地が中心で、住宅は市街地と、その周囲の集落に分かれています。
日数に効くのは、範囲に含める大字の数です。中心部の町丁目はまとまっていますので、部数から日数を出せます。反対に、大字幸生、大字田代、大字留場、大字宮内といった山側の区分を足すと、移動時間が加算されます。これらは世帯数も50前後と小さいため、部数のわりに日数が伸びます。見積りの段階でこの内訳をお示しします。
ポスティングは配布員が徒歩で1軒ずつ投函していきます。そのため「この日に一斉に届く」という配り方はできません。イベントやセールに合わせる場合は、当日から逆算して、配布を終える日を決めてください。
料金と進め方については、こちらをご覧ください。
▶ 料金プラン/ご依頼から配布完了までの流れ
寒河江市でよくある失敗
「西根」「高田」「新山」とだけ伝える
それぞれ市内に4か所あります。西根は丁目と北町で302世帯、大字西根で494世帯です。大字が付くかどうかまでお伝えください。
町丁目だけで部数を組む
町丁目は56区分ありますが、合計しても5,782世帯で市の約44%です。市の半分以上は大字に住んでいます。部数を確保するなら大字を含める必要があります。
郊外の大字で一戸建て限定を指定する
共同住宅がゼロの区分が34あり、その多くが大字です。軒並み配布と同じ結果になり、単価だけが上がります。
山側の小さな大字を足したぶんの日数を見込まない
大字幸生、大字田代、大字留場、大字宮内などは世帯数が50前後で、中心部から離れています。部数のわりに日数が伸びます。
法人向けの商材を住宅に配る
会社の設備やサービスを検討するのは職場にいる時間です。自宅のポストに入っていても、決裁する立場の人に届くとは限りません。事業所限定配布をご検討ください。
よくあるご質問
配布範囲はどのように伝えればよいですか。
「大字」が付くかどうかまで書いてお伝えください。市内には「西根」「高田」「新山」といった同じ名前が複数の場所にあり、大字と丁目の両方に存在します。全部を含めたい場合も、その旨をお伝えいただければまとめます。地図に線を引いていただく方法でも対応できます。
市内全域に配ると何部になりますか。
約9,800部です。令和7年国勢調査の速報による14,005世帯に0.7を掛けた目安で、投函をお断りしている建物などを差し引いた数字です。範囲が確定した段階で現地を確認し、部数を確定します。
中心部だけに配ることはできますか。
できます。町丁目の56区分で5,782世帯、約4,000部です。ただしこれは市の約44%で、半分以上は大字にあります。部数を確保したい場合は、大字寒河江や大字高屋など市街地に近い大字も含めるご提案をします。
集合住宅だけに配ることはできますか。
できます。市内の共同住宅は1,942世帯で、大字寒河江、大字高屋、大字柴橋、新山町、高田一丁目、大字日田などに分かれています。ただし共同住宅がゼロの区分も34ありますので、範囲を広げても部数は伸びません。対象のある区分とセットでご相談ください。
配布が終わったことは、どのように確認できますか。
配布員はGPS端末を持って配布し、移動の軌跡を記録しています。配布後にエリア単位の配布実績と写真を添えたレポートをご提出しますので、どこにどれだけ配られたかをご確認いただけます。
まとめ
寒河江市で配布範囲を伝えるときは、「大字」が付くかどうかまで書いてください。市内には住居表示済みの町丁目と、大字、字の3つの住所の体系が同時に走っており、「西根」は西根一丁目・西根二丁目・西根北町・大字西根の4か所、「高田」も高田一〜三丁目と大字寒河江字高田の4か所にあります。西根の場合、丁目と北町を足しても302世帯で、大字西根1つ(494世帯)のほうが大きくなります。
この構造は部数にも効きます。町丁目は56区分ありますが、合計しても5,782世帯で市の約44%です。市の世帯の半分以上(約53%)は「大字〇〇」に住んでいます。市内で最も大きい区分は大字寒河江の1,263世帯で、町丁目で最大の緑町(251)の5倍あります。中心部の町丁目だけで組むと、想定した部数に届きません。
世帯数は14,005世帯で全域なら約9,800部です。山形県の人口が7.0%減り世帯数もほぼ横ばいというなかで、寒河江市は351世帯(2.6%)増えており、県内3番目の増加率でした。前回と同じ範囲でも部数はむしろ増えます。範囲をお伝えいただければ、該当する世帯数をお返しします。
町名で範囲が決まりにくい市の例として、こちらも参考になります。
▶ 滝沢市のポスティング|字名だけでは範囲が決まりません
▶ ポスティングのサービス内容
寒河江市のポスティングは配布スタンダードへ
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