新庄市のポスティング|周辺7町村を足しても市より少ないです

新庄市のポスティング|周辺7町村を足しても市より少ないです

商圏が市の外に広がっている場合、「まず市内に配って、足りなければ周辺の町村に広げる」という組み方をされることがあります。予算に余裕があれば広く、なければ市内だけ、という考え方です。

新庄市では、この判断がかなり単純になります。新庄市が属する最上地域は、新庄市と7つの町村でできていますが、その7町村を全部足しても10,930世帯で、新庄市1つ(12,826世帯)に届かないためです。人口で見てもほぼ半々です。

しかも7町村は、それぞれ離れた場所に散らばっています。この記事では、新庄市の世帯数と全域の配布可能部数を確認したうえで、最上地域を商圏にする場合の考え方を整理します。結論を先に言えば、この地域では新庄市に配るかどうかがほぼすべてです。

この記事の結論

  • 世帯数は12,826世帯。全域に配ると約9,000部です
  • 最上地域の世帯の約54%、人口の約50%が新庄市に集まっています
  • 周辺7町村を全部足しても10,930世帯で、新庄市1つより少なくなります
  • 7町村は互いに離れており、足すと部数のわりに日数が伸びます
  • 市内では上位7区分で市の約半分。十日町と金沢がほぼ同規模です

新庄市の世帯数と全域の配布可能部数

令和7年国勢調査の速報(山形県が令和8年5月に公表したもの)による人口・世帯数は次のとおりです。

区分 令和7年 令和2年 増減
人口 31,653人 34,432人 ▲2,779人(▲8.1%)
世帯数 12,826世帯 12,857世帯 ▲31世帯(▲0.2%)
1世帯当たり人員 2.47人 2.68人 ▲0.21人

全域に配る場合の部数は、12,826世帯 × 0.7 = 約9,000部が目安です。0.7を掛けているのは、投函をお断りしている建物などを差し引くためです。

人口は8.1%減りましたが、世帯数は31世帯の減少にとどまっています。前回と同じ範囲を指定すれば、部数はほぼそのままです。ただし1部が届く人数は2.68人から2.47人へ下がっていますので、前回の反響率と比べるときはこの点も見ておいてください。

最上地域の半分が新庄市です

新庄市は山形県の最上地域にある唯一の市で、ほかに7つの町村があります。令和7年国勢調査の速報による世帯数と人口は次のとおりです。

市町村 世帯数 人口 人口の増減率
新庄市 12,826 31,653人 ▲8.1%
最上町 2,459 6,984人 ▲13.6%
真室川町 2,164 6,135人 ▲14.8%
舟形町 1,561 4,480人 ▲10.5%
金山町 1,508 4,408人 ▲13.1%
戸沢村 1,217 3,554人 ▲15.4%
鮭川村 1,140 3,417人 ▲12.4%
大蔵村 881 2,572人 ▲15.1%
7町村の合計 10,930 31,550人

7つの町村を全部足しても10,930世帯で、新庄市1つ(12,826世帯)に届きません。人口でも31,550人対31,653人で、ほぼ半々です。世帯数で見れば、最上地域の約54%が新庄市に集まっていることになります。

この構成は、範囲の決め方をとても単純にします。最上地域を商圏にするのであれば、まず新庄市に配るかどうかで話が決まります。新庄市だけで約9,000部、7町村を全部足しても約7,600部です。7町村を加えても部数は2倍にもなりませんが、日数と移動費は大きく増えます。

周辺町村は今後さらに減ります

7町村の人口減少率は、いずれも10%を超えています。戸沢村15.4%、大蔵村15.1%、真室川町14.8%はいずれも県内で上位の減少率です。新庄市の8.1%と比べると差が大きく、最上地域における新庄市の比重は今後さらに上がる見込みです。

継続的な配布を計画される場合、周辺町村の部数は年々目減りしていく前提で組んでおくほうが安全です。

市内では上位7区分で半分になります

建て方別の内訳は令和7年の速報には含まれないため、ここでは平成27年国勢調査の町丁・字等別集計をもとに見ます。当時の一般世帯12,878のうち、一戸建てが9,532(約74%)、共同住宅が2,644(約21%)でした。

市内は45の区分に分かれていますが、上位7つで市の約半分を占めます。

区分 一般世帯 うち共同住宅 共同住宅の割合
十日町 1,348 173 約13%
金沢 1,347 508 約38%
大字松本 947 181 約19%
五日町 856 207 約24%
大字鳥越 703 185 約26%
大字萩野 663 0 0%
大字泉田 525 3 約1%
上位7区分の合計 6,389

注目していただきたいのは十日町と金沢です。世帯数は1,348と1,347でほぼ同じですが、共同住宅の割合は13%と38%で3倍近く違います。「1,300世帯の区分を1つ」と言われても、中身は別物です。建物の種類が反響に効く商材の場合、どちらを選ぶかで結果が変わります。

また、共同住宅が1戸もない区分が9あり、合わせて1,691世帯です。大字角沢、大字飛田、大字福田、大字本合海、大字升形、大字昭和、大字萩野などがこれにあたります。大字萩野は663世帯と規模が大きいのに、共同住宅はゼロです。

範囲の決め方

新庄市に配るかを決める
最上地域を商圏にするなら、ここが最初の分岐です。新庄市だけで約9,000部、地域の世帯の約54%に届きます。

市内で絞るかを決める
上位7区分で6,389世帯(約4,470部)、市の約半分です。予算を抑える場合は、十日町、金沢、大字松本、五日町から組むのが効率的です。

周辺町村を足すかを判断する
7町村を全部足しても約7,600部です。それぞれ離れているため、含める数だけ日数と移動費が増えます。商圏がどこまで及ぶかで判断してください。

建物の種類を決める
軒並み配布にするか、種類を絞るかを最後に決めます。一戸建てが約74%を占めるため、絞ることで単価だけが上がる場合があります。両方の見積りをお出しします。

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新庄市で選べる配布方法

軒並み配布

指定した範囲のポストに、建物の種類を問わず投函します。新庄市では部数が最も出て、単価も抑えられる方法です。範囲を決めたあとで迷った場合は、これを基準に考えてください。

一戸建て限定配布

一戸建てだけに投函します。ただし新庄市では一戸建てが約74%を占めるため、絞っても除かれるのは4分の1程度です。共同住宅がゼロの9区分(合計1,691世帯)では、軒並み配布とまったく同じ結果になり、単価だけが上がります。とくに大字萩野は663世帯の規模がありながら共同住宅がゼロですので、この方法を選ぶ意味がありません。

集合住宅限定配布

共同住宅だけに投函します。新庄市の共同住宅は2,644世帯と、この規模の市としては多いほうです。金沢だけで508、五日町207、大字鳥越185、大字松本181、十日町173と、上位の区分にまとまっています。ただし共同住宅がゼロの区分も9ありますので、範囲を広げても部数は伸びません。対象のある区分とセットで範囲を決めてください。

賃貸・分譲を分けた配布

賃貸か分譲かは、公表されている統計では区域ごとに確認できません。ご希望をいただいた場合は範囲を絞ったうえで現地を確認し、対応できる部数をお伝えします。範囲が広いと確認に時間がかかりますので、先に範囲を決めていただくほうが早く進みます。

事業所限定配布

事業所だけに投函します。新庄市は最上地域の中心都市で、官公庁の出先機関や商業施設が集まっています。件数は住宅に比べて少ないため、範囲を広めに取るご提案をする場合があります。

指定できない条件もあります

ポスティングには宛名がありません。そのため、年齢、年収、家族構成といった住んでいる人の属性で配布先を選ぶことはできません。指定できるのは町丁目までの範囲と、建物の種類です。

配り終えるまでの日数と費用

新庄市の面積は約223平方キロメートルで、1平方キロメートル当たりの世帯数はおよそ58です。市域は新庄盆地の平地が中心で、住宅は市街地とその周囲の集落に分かれています。

日数に効くのは、範囲を市内にとどめるか、周辺町村まで広げるかです。市内であれば、上位7区分が比較的まとまっていますので部数から日数を出せます。反対に7町村を足すと、町村と町村の間の移動が加わります。大蔵村881世帯、鮭川村1,140世帯といった規模の自治体に配るために、往復の移動時間がまるごと必要になるということです。

ポスティングは配布員が徒歩で1軒ずつ投函していきます。そのため「この日に一斉に届く」という配り方はできません。イベントやセールに合わせる場合は、当日から逆算して、配布を終える日を決めてください。

新庄市でよくある失敗

周辺町村を足せば部数が大きく増えると考える
7町村を全部足しても10,930世帯(約7,600部)で、新庄市1つより少なくなります。部数は2倍にもなりませんが、日数と移動費は大きく増えます。

「1,300世帯の区分」で中身が同じだと考える
十日町1,348と金沢1,347はほぼ同規模ですが、共同住宅の割合は13%と38%で3倍近く違います。建物の種類が反響に効く商材では、どちらを選ぶかで結果が変わります。

大字萩野で一戸建て限定を指定する
663世帯の規模がありながら共同住宅はゼロです。軒並み配布と同じ結果になり、単価だけが上がります。共同住宅ゼロの区分は市内に9あります。

周辺町村の部数を前回と同じで見込む
7町村はいずれも人口が10%以上減っています。戸沢村15.4%、大蔵村15.1%、真室川町14.8%です。継続的な配布では、部数が年々目減りする前提で組んでください。

法人向けの商材を住宅に配る
会社の設備やサービスを検討するのは職場にいる時間です。自宅のポストに入っていても、決裁する立場の人に届くとは限りません。事業所限定配布をご検討ください。

よくあるご質問

市内全域に配ると何部になりますか。

約9,000部です。令和7年国勢調査の速報による12,826世帯に0.7を掛けた目安で、投函をお断りしている建物などを差し引いた数字です。範囲が確定した段階で現地を確認し、部数を確定します。

最上地域の全域に配ると何部になりますか。

新庄市と7町村を合わせて23,756世帯、約16,600部です。ただしこのうち新庄市が約9,000部を占めます。7町村は互いに離れており、日数と移動費が大きく増えますので、市内だけの場合と両方の見積りをお出しします。

市内で絞る場合、どこから組めばよいですか。

十日町1,348、金沢1,347、大字松本947、五日町856の4区分で4,498世帯(約3,100部)になります。ここに大字鳥越703を加えると5,201世帯(約3,600部)です。市の中心部にまとまっていますので、日数も抑えられます。

集合住宅だけに配ることはできますか。

できます。市内の共同住宅は2,644世帯で、金沢508、五日町207、大字鳥越185、大字松本181、十日町173などに分かれています。ただし共同住宅がゼロの区分も9ありますので、範囲を広げても部数は伸びません。対象のある区分とセットでご相談ください。

配布が終わったことは、どのように確認できますか。

配布員はGPS端末を持って配布し、移動の軌跡を記録しています。配布後にエリア単位の配布実績と写真を添えたレポートをご提出しますので、どこにどれだけ配られたかをご確認いただけます。

まとめ

最上地域を商圏にしてポスティングを計画するなら、新庄市に配るかどうかで話がほぼ決まります。この地域は新庄市と7つの町村でできていますが、7町村を全部足しても10,930世帯で、新庄市1つ(12,826世帯)に届きません。人口でも31,550人対31,653人でほぼ半々です。

周辺町村を加えても部数は2倍になりませんが、7つの町村は互いに離れているため、日数と移動費は大きく増えます。しかもこれらの町村はいずれも人口が10%以上減っており、新庄市の8.1%との差が開いています。継続的な配布では、周辺の部数が年々目減りする前提で組んでください。

市内では、上位7区分で市の約半分(6,389世帯)を占めます。ただし十日町1,348と金沢1,347はほぼ同規模でありながら、共同住宅の割合が13%と38%で3倍近く違います。建物の種類が反響に効く商材では、区分ごとの中身までご確認ください。世帯数は12,826世帯で全域なら約9,000部です。

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