長井市のポスティング|中心部と郊外で世帯がちょうど半々です

長井市のポスティング|中心部と郊外で世帯がちょうど半々です

予算が限られているとき、多くの市では「中心部に絞る」という組み方が有効です。世帯が中心市街地に集まっていれば、狭い範囲で多くの部数を配れて、移動時間も抑えられるからです。

長井市では、この方法があまり効きません。市の世帯は、中心市街地と郊外の集落にちょうど半分ずつ分かれているためです。しかも1区分あたりの大きさで比べると、郊外の大字のほうが大きくなります。世帯数の多い上位5区分は、すべて郊外の大字です。

この記事では、長井市の世帯数と全域の配布可能部数を確認したうえで、この構成が範囲の決め方にどう効くのかを整理します。「絞る先」がはっきりしない市では、どこから決めればよいのかという話です。

この記事の結論

  • 世帯数は9,611世帯。全域に配ると約6,700部です
  • 人口は7.4%減りましたが、世帯数は125世帯増えています
  • 市街地の30区分で4,552世帯、郊外の21区分で4,517世帯。ちょうど半々です
  • 世帯数の多い上位5区分は、すべて郊外の大字です
  • 共同住宅がゼロの区分が15あり、そのすべてが郊外です

長井市の世帯数と全域の配布可能部数

令和7年国勢調査の速報(山形県が令和8年5月に公表したもの)による人口・世帯数は次のとおりです。

区分 令和7年 令和2年 増減
人口 24,580人 26,543人 ▲1,963人(▲7.4%)
世帯数 9,611世帯 9,486世帯 +125世帯(+1.3%)
1世帯当たり人員 2.56人 2.80人 ▲0.24人

全域に配る場合の部数は、9,611世帯 × 0.7 = 約6,700部が目安です。0.7を掛けているのは、投函をお断りしている建物などを差し引くためです。一戸建てが多い市なので実際の割合はもう少し高くなる見込みですが、範囲が確定した段階で現地を確認して詰めます。

人口は7%減っていますが、世帯数は増えています

山形県全体では、令和7年の人口が前回より7.0%減りました。一方で世帯数は398,213世帯で、前回からわずか198世帯の増加、率にすればほぼ横ばいです。長井市が属する置賜地域にいたっては、世帯数の増減がちょうどゼロでした。

そのなかで、長井市の世帯数は125世帯増えています。1世帯当たりの人員が2.80人から2.56人へ下がったためで、人口が減っても投函する軒数は減っていないということです。前回と同じ範囲を指定すれば、部数はむしろ少し増えます。ただし1部が届く人数は減っていますので、前回の反響率と比べるときはこの点も見ておいてください。

中心部と郊外で、世帯がちょうど半々です

国勢調査の町丁・字等別集計では、市内が51の区分に分かれています。このうち「〇〇町」といった町名が付く中心市街地が30区分、「成田」「今泉」といった大字が郊外に21区分です。

区域 区分の数 一般世帯 市に占める割合 1区分あたり
中心市街地(町名) 30 4,552 約50% 約152世帯
郊外(大字) 21 4,517 約50% 約215世帯

数字は平成27年国勢調査の町丁・字等別集計によるものです。ご覧のとおり、世帯はほぼ半分ずつに分かれています。しかも1区分あたりで見ると、郊外の大字のほうが大きくなります。

世帯数の多い上位5区分は、すべて郊外です

区分 一般世帯 うち共同住宅
成田 525 95
今泉 515 135
九野本 496 57
五十川 356 12
寺泉 354 0
(中心部の最大)台町 351 123

上位5つを合わせても2,246世帯で、市全体の約25%にとどまります。「ここを押さえれば大半に届く」という区分が存在しない市だということです。反対に、200世帯を下回る区分が36あり、それを全部足すと4,080世帯(市の約45%)になります。

この構成は、範囲の決め方をいつもと逆にします。多くの市では中心部から足していきますが、長井市では中心市街地の30区分をまとめて指定しても市の半分(約3,190部)にしかなりません。町名を1つずつ足し引きしても、動くのは平均152世帯(約106部)ずつです。細かく刻む手間のわりに部数が変わりませんので、まず全域で見積りを取り、そのうえで「市街地だけ」「市街地+主要な大字」といった大きな単位で判断していただくほうが早く決まります。

共同住宅は中心市街地に集まっています

平成27年国勢調査の集計では、一般世帯9,069のうち一戸建てが7,560(約83%)、共同住宅が1,317(約15%)でした。この共同住宅の分布が、地区の性格をはっきり分けています。

区域 一般世帯 うち共同住宅 割合
中心市街地(30区分) 4,552 934 約21%
郊外(21区分) 4,517 383 約8%

市内の共同住宅1,317のうち934、つまり約71%が中心市街地にあります。そして共同住宅が1戸もない区分が15あり、そのすべてが郊外の大字です。寺泉354世帯、平山282世帯、草岡261世帯、勧進代218世帯といった規模の大きい区分も、この中に含まれます。共同住宅がゼロの15区分を合わせると2,160世帯で、市の約24%にあたります。

範囲の決め方

まず全域で見積りを取る
全域でも約6,700部です。この市では、絞ることで下がる金額が思ったほど大きくありません。判断の基準になりますので、最初に全域の数字をご確認ください。

大きな単位で分ける
絞る場合は「中心市街地だけ」「中心市街地+主要な大字」といった単位で考えます。中心市街地の30区分で約3,190部です。町名を1つずつ足し引きしても、動くのは平均100部あまりです。

商圏に合う大字を足す
郊外を含める場合は、世帯数の大きい成田、今泉、九野本、五十川、寺泉が候補です。ただし互いに離れていますので、含める数だけ移動時間が増えます。

建物の種類を決める
軒並み配布にするか、種類を絞るかを最後に決めます。一戸建てが約83%を占めるため、絞ることで単価だけが上がる場合があります。両方の見積りをお出ししますので、比べてお選びください。

長井市の配布範囲・部数のご相談を承っています

ご希望の部数や商圏をお聞かせいただければ、それに合う範囲をご提案します。

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長井市で選べる配布方法

軒並み配布

指定した範囲のポストに、建物の種類を問わず投函します。長井市では部数が最も出て、単価も抑えられる方法です。範囲を決めたあとで迷った場合は、これを基準に考えてください。

一戸建て限定配布

一戸建てだけに投函します。ただし長井市では一戸建てが約83%を占めるため、絞っても除かれるのは2割弱で、そのぶん単価が上がります。共同住宅がゼロの15区分では、軒並み配布とまったく同じ結果になります。除外したい建物がはっきりしている場合を除き、まず軒並みと比べてご判断ください。

集合住宅限定配布

共同住宅だけに投函します。長井市では対象の約71%が中心市街地に集まっています。郊外の大字だけを範囲にすると、ほとんど部数が出ません。とくに寺泉、草岡、勧進代、平山といった規模の大きい区分でも共同住宅はゼロです。この方法を選ぶ場合は、中心市街地とセットで範囲を決めてください。

賃貸・分譲を分けた配布

賃貸か分譲かは、公表されている統計では区域ごとに確認できません。母数が1,317戸ですので、ここからさらに絞る意味はほとんどありません。

事業所限定配布

事業所だけに投函します。長井市では中心市街地の商店と、主要道路沿いの事業所が対象になります。件数は住宅に比べて少ないため、範囲を広めに取るご提案をする場合があります。

指定できない条件もあります

ポスティングには宛名がありません。そのため、年齢、年収、家族構成といった住んでいる人の属性で配布先を選ぶことはできません。指定できるのは町丁目までの範囲と、建物の種類です。

配り終えるまでの日数と費用

長井市の面積は約215平方キロメートルで、1平方キロメートル当たりの世帯数はおよそ45です。市域の東西に山地を抱えており、住宅は最上川の流域と、そこから枝分かれする集落に分かれて広がっています。

日数に効くのは、範囲に含める大字の数です。中心市街地だけであれば、区分が近接しているため部数から日数を出せます。郊外の大字を足すと、集落と集落の間の移動時間が加算されます。部数は増えても、増えた部数のぶん以上に日数が伸びることがあります。見積りの段階でこの内訳をお示しします。

ポスティングは配布員が徒歩で1軒ずつ投函していきます。そのため「この日に一斉に届く」という配り方はできません。イベントやセールに合わせる場合は、当日から逆算して、配布を終える日を決めてください。

長井市でよくある失敗

中心部に絞れば効率が上がると考える
長井市では中心市街地の30区分を全部足しても市の半分です。他の市と同じ感覚で「中心部だけ」を選ぶと、想定した部数に届きません。

町名を1つずつ足し引きして部数を調整する
中心市街地の1区分は平均152世帯(約106部)です。細かく刻んでも金額があまり変わらず、手間だけがかかります。大きな単位で判断してください。

郊外の大字に集合住宅限定を指定する
共同住宅がゼロの区分が15あり、そのすべてが郊外です。寺泉、草岡、勧進代、平山といった規模の大きい大字も含まれます。この方法は中心市街地とセットでご検討ください。

郊外を足したぶんの日数を見込まない
郊外の大字は互いに離れています。部数が増えるより日数のほうが大きく伸びることがあります。含める大字の数を先に決めてください。

法人向けの商材を住宅に配る
会社の設備やサービスを検討するのは職場にいる時間です。自宅のポストに入っていても、決裁する立場の人に届くとは限りません。事業所限定配布をご検討ください。

よくあるご質問

市内全域に配ると何部になりますか。

約6,700部です。令和7年国勢調査の速報による9,611世帯に0.7を掛けた目安で、投函をお断りしている建物などを差し引いた数字です。一戸建てが多い市なので実際の割合はもう少し高くなる見込みで、範囲が確定した段階で現地を確認して部数を確定します。

中心市街地だけに配ると何部になりますか。

約3,190部です。町名の付く30区分の合計4,552世帯に0.7を掛けた目安で、市の約半分にあたります。長井駅の周辺から徒歩圏がまとまりますので、日数は全域より大きく短縮できます。

集合住宅だけに配ることはできますか。

できますが、対象の約71%が中心市街地に集まっています。郊外の大字には共同住宅がゼロの区分が15あり、そこでは1部も出ません。中心市街地を含む範囲でご相談ください。

近隣の市町とまとめて配ることはできますか。

できます。長井市は白鷹町、飯豊町、川西町、南陽市などと接しており、商圏が市外に及ぶ業種も多い地域です。部数を確保したい場合は、隣接する市町を含めた範囲での見積りをおすすめしています。

配布が終わったことは、どのように確認できますか。

配布員はGPS端末を持って配布し、移動の軌跡を記録しています。配布後にエリア単位の配布実績と写真を添えたレポートをご提出しますので、どこにどれだけ配られたかをご確認いただけます。

まとめ

長井市でポスティングを検討するときは、「中心部に絞る」という組み方から入らないでください。市の世帯は中心市街地の30区分に4,552、郊外の大字21区分に4,517と、ちょうど半分ずつ分かれています。中心市街地をまとめて指定しても、市の半分にしか届きません。しかも世帯数の多い上位5区分は、成田、今泉、九野本、五十川、寺泉と、すべて郊外の大字です。

町名を1つずつ足し引きしても、動くのは平均100部あまりです。細かく刻む手間のわりに金額が変わりませんので、まず全域で見積りを取り、そのうえで「市街地だけ」「市街地+主要な大字」といった大きな単位でご判断いただくほうが早く決まります。郊外を足す場合は、集落と集落の間の移動時間も見込んでください。

世帯数は9,611世帯で全域なら約6,700部です。山形県全体の人口が7.0%減り世帯数もほぼ横ばいというなかで、長井市の世帯数は125世帯増えています。前回と同じ範囲でも部数はむしろ少し増えますので、過去の実施部数をそのままお使いいただいて構いませんが、1部が届く人数は減っている点だけご留意ください。

長井市のポスティングは配布スタンダードへ

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