尾鷲市のポスティング|世帯数9.2%減、集落は湾ごとに点在

尾鷲市のポスティング|世帯数9.2%減、集落は湾ごとに点在

三重県尾鷲市でチラシのポスティングを検討するとき、他の市と同じ考え方で見積もると数が合いません。尾鷲市には、部数と日数の両方に影響する条件が2つあります。

1つは世帯数の減り方です。2025年10月1日時点の尾鷲市の世帯数は7,405世帯で、5年前と比べて748世帯、率にして9.2%減りました。同じ期間に三重県全体の世帯数は0.7%増えていますので、尾鷲市の減り方は県内でも大きいほうです。

もう1つは、住んでいる場所の分かれ方です。尾鷲市の総面積は192.71平方キロメートルで、そのうち約90%を山林が占めます。平坦地が少なく、集落は湾の奥に位置しています。市域は広くても、配布先は連続していません。この記事では、この2つを踏まえて尾鷲市の配布範囲をどう決めるかを整理します。

この記事の結論

  • 尾鷲市の世帯数は5年間で9.2%減ったため、古い資料の世帯数で発注するとチラシが余る
  • 市の面積の約90%は山林で、集落は湾の奥に分かれて位置している
  • 配布範囲は市域の面積ではなく、どの地区まで含めるかで決める
  • 集落が離れているため、1日に配れる枚数は市街地より少なくなる。日程には余裕を見てください
  • 建物の種類を細かく限定するより、範囲を区切って軒並みに配るほうが費用の面で合いやすい

尾鷲市に配布先は何世帯あるのか

令和7年国勢調査の速報値

三重県が公表している令和7年国勢調査の人口速報集計結果から、尾鷲市の数字を抜き出します。基準日は2025年10月1日です。

項目 令和2年(2020年) 令和7年(2025年) 増減
人口 16,252人 14,134人 △2,118人(△13.0%)
世帯数 8,153世帯 7,405世帯 △748世帯(△9.2%)

出典は三重県政策企画部統計課が2026年5月に公表した令和7年国勢調査 人口速報集計結果(三重県分)です。令和7年は速報値のため、2026年9月に予定されている確報の公表時に数字が動く場合があります。

ポストの数そのものが減っています

ポスティングで数えるのは人ではなくポストです。そのため見るべき数字は人口ではなく世帯数になります。尾鷲市では、その世帯数が5年間で748世帯減りました。市内から配布先が1割近く消えた計算になります。

これは全国どこでも起きていることではありません。同じ期間に三重県全体の世帯数は5,300世帯増えており、県内では15の市町で世帯数が増加しています。人口が減っていても世帯数は減らない、という地域のほうが多いのが実情です。尾鷲市は、人口と世帯数がそろって減っている側にあたります。

古い資料の世帯数をそのまま使わないでください

5年前の統計や、以前に配ったときの部数をそのまま流用すると、尾鷲市の場合は約1割多く発注することになります。7,405世帯という数字も、確報の公表と次回の調査で動きます。前回の配布から時間が空いている場合は、部数を組み直してからご発注ください。

尾鷲市の配布先は、市内に散らばっていません

平坦地が少なく、集落は湾の奥にあります

尾鷲市は紀伊半島の東部にあり、総面積192.71平方キロメートルのうち約90%を山林が占めます。沿岸はリアス式海岸で、平坦地が極めて少なく、集落は湾の奥に位置しています。これは尾鷲市自身が市の概要として公表している説明です。

この地形は配布の見積りに直接影響します。市域が広いことと、配布に時間がかかることは、必ずしも同じ意味ではありません。逆に、市域が広いから配布先も広く分布しているとも限りません。尾鷲市の場合、配布先は市域全体に散らばっているのではなく、いくつかの平地に固まっています。そしてその固まりと固まりの間は、山と海で隔てられています。

市街地と、離れた集落を分けて考えます

尾鷲市の中心は、尾鷲駅から尾鷲港にかけて広がる市街地です。中央町、栄町、野地町、泉町、光ケ丘、新田町などがこの範囲に含まれます。ここは家が連続しているため、1日に配れる枚数が最も多くなります。

一方で、九鬼町、三木里町、三木浦町、古江町、賀田町、梶賀町といった地区は、市街地から離れた湾ごとにあります。ひとつの町名で数十世帯から数百世帯という規模で、地区と地区の間は移動だけの時間になります。配布員が現地に入るまでの移動も含めると、市街地と同じ効率にはなりません。

そのため尾鷲市では、範囲を決めるときに「市内全域か、市街地だけか」という選び方が最初の分かれ道になります。この判断で、部数だけでなく日数と1部あたりの単価が変わります。

配布範囲の決め方

尾鷲市で範囲を決めるときは、次の順序でご検討ください。

お店や事業所の場所を起点にする
来店してもらう商売であれば、実際に来られる範囲がどこまでかを先に決めます。山と海で区切られている尾鷲市では、直線距離よりも道路でつながっているかどうかが効いてきます。
市街地だけで足りるかを確認する
市街地には市内の世帯の多くが集まっています。予算が限られている場合は、まず市街地に集中させるという考え方があります。
離れた地区を足すかどうかを決める
南部や北部の集落まで含めると、部数の増え方に対して日数と費用の増え方が大きくなります。足す価値があるかどうかは商圏によって変わりますので、お見積りの段階でご相談ください。
町名の単位で範囲を確定する
指定は町丁目の単位で承ります。地区ごとの世帯数をお出ししたうえで、範囲を確定していきます。

尾鷲市の配布可能数を、地区ごとにお出しします

市街地だけの場合と、離れた集落まで含めた場合を並べてお見積りできます。
どこまで配るかを決める段階からご相談ください。

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尾鷲市で選べる配布方法

軒並み配布

指定した範囲にある全てのポストに投函する方法です。一戸建ても集合住宅も事業所も含みます。1部あたりの単価が最も低く、配布先を選ばずに歩けるため、1日に進む枚数も多くなります。尾鷲市のように配布先が固まって存在する市では、範囲を区切ったうえでの軒並み配布が費用の面で合いやすくなります。

一戸建て限定配布

一戸建てだけに投函する方法です。リフォーム、外壁塗装、庭木の手入れ、不用品回収など、持ち家の維持に関わるサービスで使われます。ただし範囲の中で一戸建ての割合が高い地区では、軒並み配布と配布先がほとんど変わらないまま単価だけが上がることがあります。地区ごとの構成をご確認のうえでお決めください。

集合住宅限定配布

集合住宅だけに投函する方法です。対象になる建物が範囲内にどれだけあるかで、成立するかどうかが変わります。尾鷲市で集合住宅限定をご希望の場合は、範囲を決める前に、対象となる建物がどの程度あるかをお調べします。

事業所限定配布

事務所や店舗だけに投函する方法です。法人向けの商材は、住宅に配っても決裁する立場の人には届きません。会社に届けたい場合は、住宅ではなく事業所を対象にしてください。

指定できない条件もあります

ポスティングには宛名がありません。そのため、年齢、年収、家族構成といった住んでいる人の属性で配布先を選ぶことはできません。指定できるのは町丁目までの範囲と、建物の種類です。特定の層に届けたい場合は、その層が多く住んでいる地区を選ぶという考え方をします。

日数と費用の考え方

日数は移動を含めて見てください

ポスティングは配布員が徒歩で1軒ずつ投函していきます。市街地であれば家が連続しているため、1日に進む枚数が多くなります。離れた地区では現地までの移動が加わるため、同じ枚数でも日数が伸びます。

そのため「この日に一斉に届く」という配り方はできません。イベントやセールに合わせる場合は、当日から逆算して、配布を終える日を決めてください。折込チラシとは前提が違う点にご注意ください。

単価は範囲と配布方法で変わります

1部あたりの単価は、配布方法と範囲によって変わります。範囲内の全てのポストに投函する軒並み配布が最も低く、建物を選んで投函する方法ほど上がります。離れた地区を含める場合も、移動の分だけ条件が変わります。

具体的な金額は料金プランのページをご確認いただくか、範囲をお伝えいただいたうえでお見積りをご依頼ください。

尾鷲市のポスティングでよくない進め方

NG例1:前回と同じ部数で発注する
尾鷲市の世帯数は5年間で9.2%減りました。数年前と同じ範囲、同じ部数で発注すると、チラシが余ります。範囲が同じでも部数は組み直してください。

NG例2:市域の広さから日数を見積もる
192.71平方キロメートルという面積の大部分は山林で、配布先はありません。日数を左右するのは面積ではなく、配る地区がいくつあり、その間がどれだけ離れているかです。

NG例3:市内全域を一律の条件で見積もる
市街地と離れた集落では、1日に進む枚数が違います。全域に配る場合も、地区ごとに分けて日程を組んでください。

NG例4:住んでいる人の属性でエリアを指定しようとする
ポスティングには宛名がないため、年齢や年収では絞れません。指定できるのは町丁目までの範囲と建物の種類です。

NG例5:法人向けの商材を住宅に配る
会社の設備やサービスを検討するのは職場にいる時間です。自宅のポストに入っていても、決裁する立場の人に届くとは限りません。事業所限定配布をご検討ください。

よくあるご質問

尾鷲市の全域に配ると、何部くらいになりますか。

令和7年国勢調査の速報値では、尾鷲市の世帯数は7,405世帯です。ここから投函をお断りしている住宅などを差し引くと、5,000部前後が目安になります。実際の数は範囲と配布方法によって変わりますので、お見積りの際に算出します。

市街地から離れた地区にも配れますか。

配れます。ただし現地までの移動が加わるため、市街地と同じ日数と単価にはなりません。含めた場合と含めない場合を並べてお見積りできますので、比べたうえでご判断ください。

市街地だけに絞ることはできますか。

できます。町名の単位で範囲を指定していただけます。予算が限られている場合や、来店してもらう商売の場合は、市街地に集中させる進め方が合うことがあります。

何日くらいかかりますか。

範囲と部数によって変わります。市街地に絞る場合と全域に配る場合とでは日数が変わりますので、範囲が決まった段階で日程をお出しします。開始日ではなく、配布を終える日から逆算してご相談いただくとまとめやすくなります。

配布が終わったことは、どのように確認できますか。

配布員はGPS端末を持って配布し、移動の軌跡を記録しています。配布後にエリア単位の配布実績と写真を添えたレポートをご提出しますので、どこにどれだけ配られたかをご確認いただけます。

まとめ

尾鷲市の世帯数は7,405世帯で、5年間で748世帯減りました。三重県全体では世帯数が増えている中での減少ですので、他の市と同じ感覚で部数を決めると数が合いません。前回の配布から時間が空いている場合は、部数から組み直してください。

もう1つの条件は地形です。市の面積の約90%は山林で、集落は湾の奥に分かれて位置しています。配布の見積りに効いてくるのは市域の広さではなく、どの地区まで含めるかという判断です。市街地に集中させるのか、離れた集落まで含めるのかで、部数も日数も単価も変わります。

範囲がまだ決まっていない段階でも、地区ごとの世帯数と配布可能数をお出しできます。市街地だけの場合と全域の場合を並べて比べたうえで、範囲をお決めいただけます。

尾鷲市のポスティングは配布スタンダードへ

町丁目単位での範囲指定に対応し、GPSログとエリア単位の配布実績、写真付きのレポートで配布状況をご確認いただけます。
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