熊野市のポスティング|市境を越えると配布先は2倍になります

熊野市のポスティング|市境を越えると配布先は2倍になります

三重県熊野市でチラシのポスティングを検討するとき、配布範囲を熊野市の中だけで考えると、部数が伸びずに単価だけが上がることがあります。理由は市域の形にあります。

熊野市の面積の約88%は森林です。市域は北へも西へも広がっていますが、そちらにあるのは山と、山あいに点在する小さな集落です。一方、市の中心部は市域の南寄りにあり、そこから南は七里御浜に沿って平地が続きます。その先にあるのが御浜町と紀宝町です。

2025年10月1日時点の熊野市の世帯数は6,985世帯です。ここに南隣の御浜町3,532世帯と紀宝町4,592世帯を足すと15,109世帯になり、2倍を超えます。この記事では、行政の区域ではなく実際の生活圏で配布範囲を決める考え方を、熊野市を例に整理します。

この記事の結論

  • 熊野市の世帯数は6,985世帯で、5年間で9.9%減った
  • 市の面積の約88%は森林で、北部と西部の集落は山で隔てられている
  • 中心部から南は七里御浜沿いに平地が続き、御浜町・紀宝町まで配布先が連なる
  • 3市町を合わせると15,109世帯となり、熊野市だけの2倍を超える
  • 配布範囲は市境ではなく、お客様が実際に来られる範囲で区切ってください

熊野市に配布先は何世帯あるのか

令和7年国勢調査の速報値

三重県が公表している令和7年国勢調査の人口速報集計結果から、熊野市の数字を抜き出します。基準日は2025年10月1日です。

項目 令和2年(2020年) 令和7年(2025年) 増減
人口 15,965人 13,988人 △1,977人(△12.4%)
世帯数 7,751世帯 6,985世帯 △766世帯(△9.9%)

出典は三重県政策企画部統計課が2026年5月に公表した令和7年国勢調査 人口速報集計結果(三重県分)です。令和7年は速報値のため、2026年9月に予定されている確報の公表時に数字が動く場合があります。

ポスティングで数えるのは人ではなくポストですので、部数の基礎になるのは世帯数です。熊野市の世帯数は5年間で766世帯減りました。前回の配布から時間が空いている場合は、当時の部数をそのまま使わず、組み直してからご発注ください。

熊野市の配布先は、市域に均等にありません

面積の約88%は森林です

熊野市は紀伊半島の南東部にあり、市域の北は尾鷲市と奈良県、南は御浜町と紀宝町、西は和歌山県と奈良県に接しています。東側は熊野灘に面しています。そして面積の約88%を森林が占めます。これは熊野市自身が市の紹介として公表している内容です。

市域が広いことと、配布先が広く分布していることは別です。熊野市の場合、市域の大部分は山林で、配布先は限られた平地に集まっています。

北部と西部は山で隔てられています

熊野市の中心部は、熊野市駅の周辺に広がる木本町と井戸町、そして南に続く有馬町です。ここに市内の世帯の多くが集まっています。

これに対して市域の北部は、新鹿町、二木島町、遊木町、波田須町といった集落がリアス式海岸の入り江ごとに位置しています。西部には紀和町、育生町、五郷町、飛鳥町、神川町の地区が山あいに分かれています。紀和町のいくつかの地区は、ひとつの町名で数世帯から数十世帯という規模です。

同じ熊野市内でも、これらの地区に配るには山を越える移動が必要になります。部数の伸びに対して日数と費用の伸びが大きくなるため、範囲に含めるかどうかは商圏を見て判断してください。

市境の南側には、配布先が続いています

七里御浜に沿って平地が連なります

熊野市の南部は、日本の渚百選にも選ばれた七里御浜が続く隆起砂礫海岸です。北部のリアス式海岸とは地形が一変し、海岸沿いに平地が連なります。この平地は市境で途切れず、御浜町、紀宝町へとそのまま続いています。

令和7年国勢調査の速報値で、3市町の世帯数を並べます。

市町 令和7年 世帯数 令和2年 世帯数 増減率
熊野市 6,985世帯 7,751世帯 △9.9%
御浜町 3,532世帯 3,711世帯 △4.8%
紀宝町 4,592世帯 4,724世帯 △2.8%
3市町の合計 15,109世帯 16,186世帯 △6.7%

熊野市だけでは6,985世帯ですが、南の2町を加えると15,109世帯になります。2倍を超える計算です。また、御浜町と紀宝町は熊野市より世帯数の減り方が小さくなっています。

市内の遠い地区より、市外の近い地区のほうが届きやすい場合があります

熊野市の中心部にお店を構えている場合、市域の北端や西端の集落までは山を越える距離があります。一方、南の御浜町は海岸沿いの道で続いており、距離としては市内の遠い地区より近くなることがあります。行政の区域と、お客様が来られる範囲は一致しません。配布範囲は市境ではなく、実際に来店できる距離で区切ってください。

配布範囲の決め方

お店や事業所の場所を起点にする
来店してもらう商売であれば、どこまでなら来てもらえるかを先に決めます。熊野市の場合、判断の基準は市境ではなく、道路でつながっている方向と距離になります。
南に伸ばすか、市内に留めるかを決める
海岸沿いに南へ伸ばすと、世帯数はまとまって増えます。市内に留める場合と比べて、1部あたりの単価が上がりにくい方向への拡張です。
北部・西部の集落を含めるかを決める
山を越える地区は、部数の増え方に対して日数と費用の増え方が大きくなります。その地区にお客様がいるかどうかで判断してください。
町名の単位で範囲を確定する
指定は町丁目の単位で承ります。地区ごとの世帯数をお出ししたうえで、範囲を確定していきます。

熊野市と周辺の町を、まとめてお見積りします

熊野市だけの場合と、御浜町・紀宝町まで含めた場合を並べてお出しできます。
県境を越える範囲のご相談も承ります。

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熊野市で選べる配布方法

軒並み配布

指定した範囲にある全てのポストに投函する方法です。一戸建ても集合住宅も事業所も含みます。1部あたりの単価が最も低く、配布先を選ばずに歩けるため、1日に進む枚数も多くなります。配布先が限られた平地に集まっている熊野市では、範囲を区切ったうえでの軒並み配布が費用の面で合いやすくなります。

一戸建て限定配布

一戸建てだけに投函する方法です。リフォーム、外壁塗装、庭木の手入れ、不用品回収など、持ち家の維持に関わるサービスで使われます。ただし範囲の中で一戸建ての割合が高い地区では、軒並み配布と配布先がほとんど変わらないまま単価だけが上がることがあります。地区ごとの構成をご確認のうえでお決めください。

集合住宅限定配布

集合住宅だけに投函する方法です。対象になる建物が範囲内にどれだけあるかで、成立するかどうかが変わります。ご希望の場合は、範囲を決める前に対象となる建物をお調べします。

事業所限定配布

事務所や店舗だけに投函する方法です。法人向けの商材は、住宅に配っても決裁する立場の人には届きません。会社に届けたい場合は、住宅ではなく事業所を対象にしてください。

指定できない条件もあります

ポスティングには宛名がありません。そのため、年齢、年収、家族構成といった住んでいる人の属性で配布先を選ぶことはできません。指定できるのは町丁目までの範囲と、建物の種類です。特定の層に届けたい場合は、その層が多く住んでいる地区を選ぶという考え方をします。

日数と費用の考え方

日数は移動を含めて見てください

ポスティングは配布員が徒歩で1軒ずつ投函していきます。中心部や海岸沿いの平地であれば家が連続しているため、1日に進む枚数が多くなります。山あいの地区では現地までの移動が加わるため、同じ枚数でも日数が伸びます。

そのため「この日に一斉に届く」という配り方はできません。イベントやセールに合わせる場合は、当日から逆算して、配布を終える日を決めてください。折込チラシとは前提が違う点にご注意ください。

単価は範囲と配布方法で変わります

1部あたりの単価は、配布方法と範囲によって変わります。範囲内の全てのポストに投函する軒並み配布が最も低く、建物を選んで投函する方法ほど上がります。山を越える地区を含める場合も、移動の分だけ条件が変わります。

具体的な金額は料金プランのページをご確認いただくか、範囲をお伝えいただいたうえでお見積りをご依頼ください。

熊野市のポスティングでよくない進め方

NG例1:配布範囲を市境で区切る
熊野市の中心部から見ると、南の御浜町は海岸沿いの道で続いています。市域の北端や西端の集落よりも近い場合があります。行政の区域と商圏は一致しませんので、来店できる距離で区切ってください。

NG例2:市内全域を一律の条件で見積もる
海岸沿いの平地と山あいの集落では、1日に進む枚数が違います。全域に配る場合も、地区ごとに分けて日程を組んでください。

NG例3:前回と同じ部数で発注する
熊野市の世帯数は5年間で9.9%減りました。数年前と同じ範囲、同じ部数で発注すると、チラシが余ります。

NG例4:住んでいる人の属性でエリアを指定しようとする
ポスティングには宛名がないため、年齢や年収では絞れません。指定できるのは町丁目までの範囲と建物の種類です。

NG例5:法人向けの商材を住宅に配る
会社の設備やサービスを検討するのは職場にいる時間です。自宅のポストに入っていても、決裁する立場の人に届くとは限りません。事業所限定配布をご検討ください。

よくあるご質問

熊野市の全域に配ると、何部くらいになりますか。

令和7年国勢調査の速報値では、熊野市の世帯数は6,985世帯です。ここから投函をお断りしている住宅などを差し引くと、4,800部前後が目安になります。実際の数は範囲と配布方法によって変わりますので、お見積りの際に算出します。

熊野市と御浜町、紀宝町をまとめて配れますか。

配れます。3市町を合わせると15,109世帯で、熊野市だけの2倍を超えます。海岸沿いに連続している範囲ですので、市内の山あいの地区を含めるよりも効率よく部数を伸ばせます。

県境を越えて和歌山県側にも配れますか。

対応しています。当社は47都道府県に自社のネットワークを持っていますので、県をまたぐ範囲もまとめてお見積りできます。商圏が県境をまたいでいる場合は、そのままの範囲でご相談ください。

山あいの地区だけに配ることはできますか。

できます。ただし地区ごとの世帯数が小さいため、部数に対して日数と単価の条件が変わります。その地区にお客様がいるかどうかを確認したうえで、範囲を決めることをおすすめします。

配布が終わったことは、どのように確認できますか。

配布員はGPS端末を持って配布し、移動の軌跡を記録しています。配布後にエリア単位の配布実績と写真を添えたレポートをご提出しますので、どこにどれだけ配られたかをご確認いただけます。

まとめ

熊野市の世帯数は6,985世帯で、5年間で9.9%減りました。市の面積の約88%は森林で、北部の集落は入り江ごとに、西部の集落は山あいに分かれています。市域は広くても、配布先は限られた平地に集まっています。

一方、市の中心部から南は七里御浜に沿って平地が連なり、御浜町と紀宝町へそのまま続いています。3市町を合わせると15,109世帯となり、熊野市だけの2倍を超えます。御浜町と紀宝町は世帯数の減り方も熊野市より小さくなっています。

配布範囲を決めるときは、市境という線をいったん外して考えてください。基準になるのは、お客様が実際に来られる距離です。熊野市だけの場合と、南の2町まで含めた場合を並べてお見積りできますので、比べたうえでご判断いただけます。

熊野市のポスティングは配布スタンダードへ

町丁目単位での範囲指定に対応し、GPSログとエリア単位の配布実績、写真付きのレポートで配布状況をご確認いただけます。
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