ホームページのリニューアル|URLが変わると配ったチラシが切れる

ホームページを新しくしたら、去年配ったチラシのQRコードが読み取れなくなった。実際に起こります。
リニューアルでページの構成が変わると、URLも変わります。紙のチラシは数年手元に残るため、その間ずっとリンク切れが続きます。
この記事では、リニューアル前に確認すべきことと、そもそも全面刷新が必要かどうかの判断を整理します。
この記事の結論
- URLが変わると、配布済みのチラシのQRコードが切れます
- 紙は数年残ります。回収できません
- 多くの場合、全面刷新より部分的な修正で足ります
- 直す順番は情報の正確さ → スマホ表示 → デザイン
- リニューアルしても、訪問者数は増えません
記事の目次
URLが変わると、紙が切れます
最も見落とされやすい点です。
紙は回収できません
チラシは配ってしまえば、こちらの手を離れます。冷蔵庫に貼られたクーポン、引き出しに入れられた案内。数年後に見返されることもあります。
そのときURLが変わっていれば、その1枚は無駄になります。むしろ「この会社はもうないのか」という印象を与えます。
QRコードは、書き換えられません
印刷されたQRコードは、遷移先を後から変更できません。リンク先が消えれば、それまでです。
これはウェブ広告との決定的な違いです。ウェブなら差し替えられますが、紙はできません。
リニューアル前に確認すること
過去に配布した印刷物を集めて、次を確認してください。
- どのURLを載せたか:QRコードの遷移先、印字したURL
- それらのページが、新サイトでも同じURLか
- 変わる場合、転送の設定ができるか
- 名刺やパンフレットにも載せていないか
URLが変わる場合、旧URLから新URLへ転送する設定を制作会社に依頼してください。これがあれば、古いチラシからでも正しいページに到達します。
リニューアルの見積もりを取る段階で、この作業が含まれているかを確認してください。後から追加すると、費用が別途かかることがあります。
そもそも、全面刷新が必要ですか
リニューアルには費用と時間がかかります。先に、部分的な修正で足りないかを確認してください。
まず直すべきもの
| 優先度 | 項目 | 理由 |
|---|---|---|
| 高 | 営業時間、電話番号、料金 | 間違っていると、直接の損失になります |
| 高 | スマートフォンでの表示 | 多くの人がスマホで見ています |
| 中 | 問い合わせフォームの動作 | 送信できない状態になっていることがあります |
| 中 | 地図、アクセス情報 | 来店の直前に見られます |
| 低 | デザインの新しさ | 情報が正確なら、多少古くても機能します |
デザインより、情報の正確さが先です
見た目が古くても、営業時間と料金が正しければ、問い合わせは来ます。逆に、新しいデザインでも情報が間違っていれば、来店した人を失望させます。
限られた予算なら、情報の修正を優先してください。これは無料でできることもあります。
スマートフォンで確認してください
パソコンで作ったサイトを、パソコンだけで確認している場合があります。実際にスマートフォンで開いて、次を見てください。
- 文字が小さすぎないか
- 電話番号をタップして発信できるか
- 横スクロールが発生していないか
- 問い合わせフォームが入力しやすいか
- 地図が表示されるか
チラシから来る人の多くは、スマートフォンで見ます。ここが崩れていると、せっかくの流入を失います。
リニューアルしても、訪問者は増えません
期待とのずれが生じやすい点です。
変わるのは、来た後です
サイトを新しくしても、そこへ来る人の数は変わりません。変わるのは、来た人がどれだけ問い合わせるかです。
訪問者が月に10人なら、リニューアル後も10人です。そのうち何人が動くかが変わるだけです。
訪問者を増やすのは、別の手段です
| 目的 | 手段 |
|---|---|
| 訪問者を増やす | チラシ、検索対策、広告、看板 |
| 来た人を動かす | サイトの改善、情報の整備 |
訪問者がほとんどいない状態でリニューアルしても、効果は限定的です。まず来てもらう手段を整えるほうが先になります。
順序としては
サイトの情報を正確にする(低コスト)→ 訪問者を増やす手段を打つ → 訪問者が増えてから、必要ならリニューアル。この順序であれば、費用が無駄になりません。
訪問者を増やす手段から、ご相談ください。
チラシで名前を知ってもらえば、社名での検索が生まれます。
商圏をお伝えいただければ、範囲と部数をご提案します。
0120-107-209
受付 10:00〜20:00/年中無休
リニューアルを検討する場面
部分修正で足りない場合もあります。次のような状況です。
| 状況 | 理由 |
|---|---|
| スマートフォンで表示が崩れる | 部分修正では直せないことがあります |
| 更新できる人がいない | 自社で直せる仕組みに変える必要があります |
| 事業内容が大きく変わった | 構成そのものが合わなくなります |
| 問い合わせフォームが動かない | 機会損失が続いています |
| 制作会社と連絡が取れない | 更新も修正もできない状態です |
「自社で更新できるか」は重要です
営業時間の変更、料金の改定、休業のお知らせ。これらを毎回外注していると、費用と時間がかかり、更新が滞ります。
結果として、情報が古いまま放置されます。リニューアルするなら、自社で直せる範囲を広げてください。
チラシとの連動を確認する
リニューアルの前後で、紙との関係を確認してください。
チラシに載せた内容が、サイトにもあるか
チラシで見た商品やキャンペーンを、サイトで探して見つからない。この状態では、そこで離脱します。
QRコードの遷移先が、チラシで見た内容と同じページになっているかを確認してください。
配布中のリニューアルは避ける
チラシを配っている期間にサイトを切り替えると、その期間の流入をすべて失う可能性があります。
タイミングをずらすか、切り替え前に転送の設定を済ませてください。
次に刷るチラシのURLを決めておく
リニューアル後に印刷するなら、新しいURLで刷ります。ただし、そのURLも将来変わる可能性があります。
短くて変わりにくいURLを用意しておくと、ページの内容を変えてもURLはそのまま使えます。
検索結果の情報も確認してください
サイトとは別に、検索したときに表示される店舗情報があります。
サイトを直しても、そちらは変わりません
地図に表示される営業時間、電話番号、写真。これらは別途の管理が必要です。
サイトをリニューアルしても、こちらが古いままだと食い違いが生じます。チラシを見た人の多くは、まず社名で検索します。
弊社ではMEO対策にも対応しています。サイトの改修とあわせて、検索結果に表示される情報も確認してください。
進め方
どのURLを載せたかを確認します。名刺やパンフレットも含めてください。
営業時間、電話番号、料金。まずここを直すだけで済む場合があります。
文字の大きさ、電話番号のタップ、フォームの操作性を見ます。
旧URLから新URLへ。見積もりに含まれているかを確認してください。
配布中の切り替えは、その期間の流入を失う可能性があります。
サイトとは別管理です。あわせて更新してください。
よくある失敗
NG例1:転送の設定をせずにURLを変える
配布済みのチラシのQRコードが切れます。紙は回収できません。
NG例2:デザインから直そうとする
情報の正確さが先です。営業時間や料金の誤りは、直接の損失になります。
NG例3:パソコンだけで確認する
チラシから来る人の多くはスマートフォンです。実機で確認してください。
NG例4:リニューアルで訪問者が増えると期待する
変わるのは来た後です。訪問者を増やすのは別の手段になります。
NG例5:配布期間中に切り替える
その期間の流入を失う可能性があります。時期をずらしてください。
よくあるご質問
検索結果に表示される情報も整えられますか?
MEO対策に対応しています。ポスティングとあわせてご相談いただけます。
QRコードをエリアごとに変えられますか?
可能です。町丁目単位でエリアを指定できるため、遷移先を分けた刷り分けに対応しています。
訪問者を増やす方法を相談できますか?
商圏をお伝えいただければ、対象世帯数と費用をご提示します。チラシで名前を知ってもらうことで、社名での検索も生まれます。
配布時期を調整できますか?
ご希望の日程に合わせて配布計画を組みます。サイト切り替えの時期を避けたご相談も可能です。
印刷から依頼できますか?
印刷から配布まで一括で対応できます。QRコードの遷移先についてもご相談ください。
まとめ
リニューアルでURLが変わると、配布済みのチラシのQRコードが切れます。紙は数年残り、回収もできません。旧URLからの転送設定を、見積もりの段階で確認してください。
そして、多くの場合は全面刷新より部分的な修正で足ります。直す順番は、情報の正確さ、スマートフォン表示、そしてデザイン。この順序であれば、費用が無駄になりません。
なお、リニューアルしても訪問者数は増えません。変わるのは、来た人が動くかどうかです。訪問者を増やすには、別の手段が必要になります。