電車広告・駅貼りポスターの料金|路線まるごとの相場と、1駅1枚から出せる枠

電車広告を調べると、最初に出てくるのは数百万円という数字です。東京メトロのドア横ポスターを3路線に出すと7日間で700万円、JR東日本の6面セットなら7日間で2,300万円します。

それを見て「うちには無理だ」と閉じてしまう方が多いのですが、電車広告には1週間1万円台から出せる枠があります。

桁が違うのは、買う単位が違うからです。路線をまるごと買うか、1駅だけ買うかで、同じ「電車広告」の値段は100倍変わります。この記事では、その両方の相場を並べます。金額は各社が公表している税別価格です。

この記事の結論

  • 電車広告の値段は「どこまで買うか」で決まります
  • 駅貼りポスターは1駅1枚から買えます。名鉄のB駅ならB1サイズ1週間で12,500円です
  • 中づりも支線単位なら安く、名鉄小牧線は2〜3日40枚で20,000円です
  • 路線をまるごと買うと桁が変わります。名鉄全線の中づりは1週間3,360枚で108万円です
  • 料金のほかに印刷費がかかります。作業料は大手電鉄では含まれていることが多いです

駅貼りポスターは1駅1枚から買えます

一番小さく始められるのがこれです。名鉄の駅貼ポスターは、駅ごとに1枚から申し込めます。駅の等級で単価が決まります。

駅ランク B0(1週間) B1(1週間)
SS駅(名古屋など) 48,000円 24,000円
S駅 38,000円 19,000円
A駅 30,000円 15,000円
B駅 25,000円 12,500円

JR東日本の単駅貼りも同じ考え方で、B0が7日間36,000円〜76,000円、B1が18,000円〜38,000円です。駅の乗降客数で幅が出ます。

店舗や教室、クリニックのように商圏が駅ひとつぶんという業種なら、この買い方が合います。最寄り駅にB1を1枚、1週間。それで1万円台です。複数駅をまとめたセット商品(名鉄の特急8駅セットはB0・1週間で51万円)もありますが、まず1駅で試せます。

車内広告は「路線まるごと」が基本単位です

中づりやドア横は、路線の全車両に一斉に貼る売り方が基本です。そのため枚数が数千枚になり、金額も跳ね上がります。

媒体 期間・枚数 料金
名鉄 全線ワイド中づり(片面) 1週間・3,360枚 1,080,000円
名鉄 全線シングル中づり(片面) 1週間・3,360枚 600,000円
東京メトロ ドア横 銀座カルテット2面 7日間・400枚 1,200,000円
東京メトロ ドア横 3路線セット 7日間・2,100枚 7,000,000円
都営地下鉄 浅草線 ドア横 1か月・280枚 410,000円
京王 ドア横 1か月・500〜570枚 880,000〜1,000,000円
JR東日本 ドア横4面セット 7日間・36,000枚 20,000,000円

京王のように作業料が別途10万円かかる場合もあります。見積もりでは作業料が含まれているかを確認してください。

支線を選べば、中づりも数万円で出せます

ここがあまり知られていません。全線ではなく支線だけを指定すると、中づりも一気に安くなります。名鉄の例です。

路線 期間・枚数 料金
小牧線(シングル片面) 2〜3日・40枚 20,000円
瀬戸線(シングル片面) 2〜3日・85枚 44,000円
豊田線(シングル片面) 2〜3日・75枚 44,000円
全線(シングル片面) 1週間・3,360枚 600,000円

小牧線を走る電車に2〜3日、40枚で20,000円。全線の30分の1の値段です。沿線に商圏がある業種なら、この単位で十分に効きます。「電車広告は高い」という思い込みは、全線価格だけを見ていることから来ています。

予算別に、何ができるか

予算 できること
2万〜5万円 単駅の駅貼りポスター1〜2枚、または支線の中づり2〜3日
10万〜30万円 複数駅の駅貼り、支線の中づりを期間を延ばして
50万〜100万円 地方私鉄の全線中づり1週間、主要駅のセット商品
300万円〜 首都圏私鉄・地下鉄のドア横を路線単位で
1,000万円〜 JR東日本の面セット

料金のほかにかかる費用

電車広告の費用は3つに分かれます。

項目 内容
広告料金 掲出枠の使用料。上の表の金額はこれにあたります
制作費 デザインと印刷。枚数が多いほど印刷費が効いてきます
作業料 貼り込みと撤去。大手電鉄では広告料金に含まれることが多いです

中づりを全線で出す場合、3,360枚のポスターを刷ることになります。印刷費だけで相応の金額になるので、総額で比べてください。単駅の駅貼りなら1枚なので、印刷費はほとんど問題になりません。

向いている使い方、向かない使い方

電車広告は、毎日同じ電車に乗る人に繰り返し見せる広告です。1回の接触は弱くても、1週間で何度も目に入ります。

向いています 向きません
駅前の店舗・クリニック・教室 商圏が駅から遠い業種
沿線住民への認知づくり すぐに問い合わせが欲しい場合
採用募集(通勤者に直接届く) 詳しい説明が必要な商材
開業・移転の告知 高齢者中心のターゲット

手元に残らないので、駅名や店名を覚えてもらう使い方になります。資料やクーポンを手元に残したい場合は、ポスティングや新聞折込のほうが向いています。同じ予算でどちらが何人に届くかは、商圏が決まれば計算できます。

よくあるご質問

一番安く電車広告を出す方法は何ですか

単駅の駅貼りポスターか、支線の中づりです。名鉄の場合、B駅のB1ポスターが1週間12,500円、小牧線の中づりが2〜3日40枚で20,000円です(いずれも税別)。

1つの駅だけに出せますか

出せます。名鉄の駅貼ポスターは駅ごとに1枚から申し込めます。JR東日本にも単駅貼りの枠があります。

掲出期間は選べますか

媒体ごとに単位が決まっています。駅貼りポスターは1週間、中づりは2〜3日または1週間、ドア横は1週間または1か月が基本です。

印刷代は料金に含まれますか

含まれません。広告料金は掲出枠の使用料で、デザインと印刷は別です。貼り込みと撤去の作業料は、大手電鉄では広告料金に含まれていることが多いですが、別途10万円程度かかる事業者もあります。

申し込みから掲出までどのくらいかかりますか

枠の空き状況の確認とデザイン審査があるため、掲出希望日の1か月前を目安にご相談いただくと確実です。人気の枠は先に埋まります。

まとめ

電車広告の料金は、路線をまるごと買うか、1駅だけ買うかで桁が変わります。首都圏の路線セットは数百万円から数千万円ですが、単駅の駅貼りなら1週間1万円台、支線の中づりなら2〜3日で2万円台から出せます。

「電車広告は予算的に無理」と決める前に、どの単位なら買えるかを確認してください。商圏が駅ひとつぶんなら、その駅に1枚貼るのが一番効率のよい買い方です。

交通広告の出稿を承ります

出したい駅・路線と掲出時期、ご予算をお伝えいただければ、その条件で空いている枠と料金、印刷費を含めた総額をお調べしてご提案します。1駅1枚から手配できます。

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