上野原市のポスティング|賃貸は3つの区分に集中しています

「賃貸にお住まいの方に配りたい」「持ち家の一戸建てに絞りたい」というご希望は、ポスティングでよくいただくものです。多くの市では、範囲を決めたうえで建物の種類を指定すれば、ある程度は対応できます。
上野原市では、この2つがきれいに分かれています。市内の借家1,991のうち約9割が、たった3つの区分に集まっているためです。反対に、1,231世帯がまるごと戸建ての持ち家という区分の集まりもあります。そこでの借家はわずか8世帯です。
この記事では、上野原市の世帯数と全域の配布可能部数を確認したうえで、この偏りが範囲の決め方にどう効くのかを整理します。この市では、建物の種類を指定するより、町名で組むほうが確実です。
この記事の結論
- 世帯数は10,026世帯。全域に配ると約7,000部です
- 借家1,991のうち約9割が、上野原・八ツ沢・松留の3区分に集まっています
- コモアしおつ1〜4丁目は1,231世帯すべてが戸建て中心で、借家は8世帯だけです
- 共同住宅がゼロの区分が14あり、合わせて2,533世帯(市の約26%)になります
- 建物の種類ではなく、町名で範囲を組むほうが確実に届きます
記事の目次
上野原市の世帯数と全域の配布可能部数
住民基本台帳による2025年4月時点の人口・世帯数は、人口20,604人、世帯数10,026世帯です。
全域に配る場合の部数は、10,026世帯 × 0.7 = 約7,000部が目安です。0.7を掛けているのは、投函をお断りしている建物などを差し引くためです。一戸建てが多い市なので実際の割合はもう少し高くなる見込みですが、範囲が確定した段階で現地を確認して詰めます。
部数の決め方については、こちらで詳しく整理しています。
▶ ポスティングの配布枚数はどう決める?
賃貸は3つの区分に集中しています
建て方と所有形態の内訳は、平成27年国勢調査の町丁・字等別集計で見ることができます。当時の一般世帯9,647のうち、一戸建てが7,964(約83%)、共同住宅が1,437(約15%)、長屋建てが83でした。所有形態では持ち家7,502に対して借家1,991です。
この借家1,991の分布が、極端に偏っています。
| 区分 | 一般世帯 | うち共同住宅 | 持ち家 | 借家 |
|---|---|---|---|---|
| 上野原 | 4,107 | 836 | 2,772 | 1,261 |
| 八ツ沢 | 496 | 329 | 162 | 331 |
| 松留 | 372 | 198 | 157 | 208 |
| この3区分の合計 | 4,975 | 1,363 | 3,091 | 1,800 |
この3つで、市内の共同住宅1,437のうち1,363(約95%)、借家1,991のうち1,800(約90%)を占めます。
とくに八ツ沢と松留は特徴的です。八ツ沢は496世帯のうち共同住宅が329、借家が331で、持ち家より借家のほうが多い数少ない区分です。松留も372世帯のうち借家が208です。市全体では借家の割合が2割程度なのに、この2つだけが逆転しています。
つまり、賃貸にお住まいの方を対象にしたい場合、範囲は上野原・八ツ沢・松留の3つでほぼ決まります。建物の種類で「賃貸限定」と指定するより、この3区分を範囲に指定して軒並み配布するほうが、単価も抑えられて確実です。
反対に、まるごと持ち家という区分もあります
市の東部にあるコモアしおつ一〜四丁目は、鉄道駅と高低差のある場所に造成された住宅地です。ここの内訳が、八ツ沢や松留とちょうど正反対になります。
| 区分 | 一般世帯 | うち共同住宅 | 持ち家 | 借家 |
|---|---|---|---|---|
| コモアしおつ一丁目 | 359 | 0 | 352 | 4 |
| コモアしおつ二丁目 | 281 | 0 | 276 | 3 |
| コモアしおつ三丁目 | 300 | 0 | 298 | 0 |
| コモアしおつ四丁目 | 291 | 0 | 289 | 1 |
| 4丁目の合計 | 1,231 | 0 | 1,215 | 8 |
1,231世帯に対して共同住宅がゼロ、借家は8世帯だけです。市の一般世帯の約13%にあたる規模が、ほぼ完全に戸建ての持ち家で構成されています。しかも4つの丁目が隣り合っており、配布の効率もよい範囲です。
持ち家の一戸建てを対象にした商材、たとえばリフォームや外構、住宅設備といった分野であれば、この市でいちばん効率がよいのはコモアしおつ一〜四丁目です。約860部で、対象がほぼ100%になります。反対に、賃貸向けの商材をここに配っても8世帯にしか当たりません。
共同住宅がゼロの区分は14あります
コモアしおつの4区分を含め、共同住宅が1戸もない区分が14あります。大野257、野田尻150、和見36、芦垣44、桑久保106、川合69、大倉42、大曽根104、大椚80、棡原414がこれにあたります。合わせると2,533世帯で、市の約26%です。
投函をお断りしている建物への対応は、こちらをご覧ください。
▶ 配布禁止エリアに関する取り組み
範囲の決め方
対象が持ち家か賃貸かを決める
この市では、これが範囲そのものを決めます。賃貸なら上野原・八ツ沢・松留、持ち家の一戸建てならコモアしおつと山間の集落、という分かれ方です。
中心部を含めるかを決める
上野原の1区分だけで4,107世帯、市の約43%にあたります。持ち家と借家の両方があり、事業所も集まっています。部数を確保したい場合は、まずここを含めるかどうかです。
山間の集落を含めるか判断する
秋山565、棡原414、西原268といった区分は、中心部から離れています。含めると移動時間が増えますので、商圏に合うかどうかで判断してください。
建物の種類ではなく町名で組む
この市では、種類を指定するより町名で範囲を組むほうが確実です。当社で該当する世帯数をお返ししますので、それを見ながら調整してください。
上野原市の配布範囲・部数のご相談を承っています
対象が持ち家か賃貸かをお聞かせいただければ、それに合う範囲をご提案します。
0120-107-209
受付時間 10:00〜20:00(年中無休)
上野原市で選べる配布方法
軒並み配布
指定した範囲のポストに、建物の種類を問わず投函します。上野原市では部数が最も出て、単価も抑えられる方法です。この市では、範囲を町名で絞ったうえで軒並み配布にするのが基本の形になります。
一戸建て限定配布
一戸建てだけに投函します。ただし上野原市では一戸建てが約83%を占めるため、絞っても除かれるのは2割弱です。共同住宅がゼロの14区分では、軒並み配布とまったく同じ結果になり、単価だけが上がります。コモアしおつを範囲にする場合は、この方法を選ぶ意味がありません。
集合住宅限定配布
共同住宅だけに投函します。対象の約95%が上野原・八ツ沢・松留の3区分にあります。それ以外の範囲を指定しても、ほとんど部数が出ません。この方法を選ぶ場合は、範囲をこの3つに絞ることが前提になります。
賃貸限定配布
賃貸住宅だけに投函します。市内の借家は1,991世帯で、その約9割が同じ3区分に集まっています。種類で指定するより、この3区分を範囲にして軒並み配布にするほうが、単価が抑えられて結果も変わりません。まず両方の見積りをお出ししますので、比べてご判断ください。
事業所限定配布
事業所だけに投函します。上野原市の事業所は中心部の上野原に集中しており、次いで秋山、棡原などに分散しています。件数は住宅に比べて少ないため、範囲を広めに取るご提案をする場合があります。
法人向けの商材を配る場合の考え方は、こちらで整理しています。
▶ BtoB向けのポスティング・事業所配布
指定できない条件もあります
ポスティングには宛名がありません。そのため、年齢、年収、家族構成といった住んでいる人の属性で配布先を選ぶことはできません。指定できるのは町丁目までの範囲と、建物の種類です。
配り終えるまでの日数と費用
上野原市の面積は約171平方キロメートルで、1平方キロメートル当たりの世帯数はおよそ59です。市域は桂川や秋山川などの流域に形成された河岸段丘が中心で、住宅は谷ごとに分かれた地区に広がっています。
日数に効くのは、範囲に含める地区の数です。中心部の上野原やコモアしおつのように区分がまとまっている範囲は、部数から日数を出せます。反対に、秋山、棡原、西原といった山間の地区を足すと、地区と地区の間の移動時間が加算されます。加えて高低差のある造成地では、1軒あたりの時間も長くなります。見積りの段階でこの内訳をお示しします。
ポスティングは配布員が徒歩で1軒ずつ投函していきます。そのため「この日に一斉に届く」という配り方はできません。イベントやセールに合わせる場合は、当日から逆算して、配布を終える日を決めてください。
料金と進め方については、こちらをご覧ください。
▶ 料金プラン/ご依頼から配布完了までの流れ
上野原市でよくある失敗
賃貸限定配布を市内全域で指定する
借家の約9割が上野原・八ツ沢・松留の3区分にあります。全域を指定しても、実際に配れるのはこの3つだけです。範囲を絞って軒並み配布にするほうが単価が抑えられます。
コモアしおつに賃貸向けの商材を配る
コモアしおつ一〜四丁目は1,231世帯のうち借家が8世帯です。賃貸をお探しの方向けの商材や、単身者向けのサービスは、ほとんど当たりません。
共同住宅がゼロの区分で一戸建て限定を指定する
14区分(合計2,533世帯)には共同住宅が1戸もありません。ここで一戸建て限定を指定しても、軒並み配布と同じ結果になり、単価だけが上がります。
山間の地区を足したぶんの日数を見込まない
秋山、棡原、西原などは中心部から離れています。部数が増えるより日数のほうが大きく伸びることがあります。含める地区の数を先に決めてください。
法人向けの商材を住宅に配る
会社の設備やサービスを検討するのは職場にいる時間です。自宅のポストに入っていても、決裁する立場の人に届くとは限りません。事業所限定配布をご検討ください。
よくあるご質問
市内全域に配ると何部になりますか。
約7,000部です。住民基本台帳による10,026世帯に0.7を掛けた目安で、投函をお断りしている建物などを差し引いた数字です。一戸建てが多い市なので実際の割合はもう少し高くなる見込みで、範囲が確定した段階で現地を確認して部数を確定します。
賃貸にお住まいの方に配れますか。
配れますが、範囲は上野原・八ツ沢・松留の3区分でほぼ決まります。市内の借家の約9割がここに集まっているためです。賃貸限定という指定より、この3区分を範囲にして軒並み配布にするほうが単価が抑えられ、結果もほとんど変わりません。両方の見積りをお出しします。
持ち家の一戸建てに絞りたい場合は。
コモアしおつ一〜四丁目が最も効率的です。1,231世帯(約860部)がほぼ完全に戸建ての持ち家で、共同住宅は1戸もありません。4つの丁目が隣り合っているため、配布の効率も上がります。部数を増やす場合は、共同住宅がゼロの他の区分を足していきます。
近隣の市町とまとめて配ることはできますか。
できます。上野原市は東で神奈川県相模原市、西で大月市と都留市に接し、東京都西多摩郡とも隣接しています。商圏が県境を越える業種も多い地域ですので、隣接する市町を含めた範囲での見積りをおすすめしています。
配布が終わったことは、どのように確認できますか。
配布員はGPS端末を持って配布し、移動の軌跡を記録しています。配布後にエリア単位の配布実績と写真を添えたレポートをご提出しますので、どこにどれだけ配られたかをご確認いただけます。
まとめ
上野原市でポスティングを検討するときは、対象が持ち家か賃貸かを最初に決めてください。この市では、それがそのまま範囲を決めます。市内の借家1,991のうち約9割、共同住宅1,437のうち約95%が、上野原・八ツ沢・松留の3区分に集まっています。八ツ沢と松留にいたっては、持ち家より借家のほうが多い区分です。
反対に、コモアしおつ一〜四丁目は1,231世帯に対して共同住宅がゼロ、借家は8世帯だけです。市の一般世帯の約13%にあたる規模が、ほぼ完全に戸建ての持ち家で構成されています。リフォームや住宅設備のように持ち家の一戸建てを対象にする商材であれば、この市でいちばん効率のよい範囲です。
ここまで分かれていると、建物の種類を指定する意味が薄くなります。種類ではなく町名で範囲を組み、軒並み配布にするほうが単価が抑えられ、届く先も変わりません。世帯数は10,026世帯で全域なら約7,000部です。対象と部数をお聞かせいただければ、それに合う町名の組み合わせをご提案します。
建物の種類ではなく町名で組む考え方は、こちらも参考になります。
▶ 泉大津市のポスティング|建物種別ではなく町名で絞ります
▶ ポスティングのサービス内容
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