新宿駅のサンプリング|人の多さと配りやすさは別です

新宿駅は日本でも有数の乗降者数を持つ駅です。「これだけ人が通るのだから、街頭配布には最適だろう」とお考えになるのは自然なことです。
ただ、実際に配布を設計してみると、人の多さがそのまま有利に働くわけではないことが分かります。立てる場所が限られ、配布の競合も多く、通行する人は受け取らないことに慣れています。
この記事では、新宿駅で街頭配布を行うときに、何から決めていけばよいかを整理します。
この記事の結論
- 新宿駅は人の多さと配りやすさが一致しない駅である
- 駅の周辺は公道でない範囲が広いため、立てる場所が限られる
- 常時複数の配布が行われており、受け取らないことに慣れた人が多い
- 東口・西口・南口で街の性格がまったく違う
- 公道での配布には道路使用許可が必要(管轄は新宿警察署)
記事の目次
人の多さと配りやすさは別です
新宿駅にはJR各線、小田急線、京王線、東京メトロ、都営地下鉄が乗り入れ、多摩地域、神奈川県北西部、埼玉県南部といった広い範囲とつながっています。終日にわたって利用者が絶えません。
ただし街頭配布で問題になるのは、通行量ではなく次の3点です。
- 立てる場所を確保できるか
- その場所が公道か、施設の敷地か
- 通行する人が受け取ってくれるか
新宿駅はこの3点すべてで難易度が高い駅です。人が多いからこそ、という面もあります。
立てる場所が限られます
新宿駅の周辺は、駅と商業施設、地下街が一体的に整備されている範囲が広くなっています。歩いていて「道路」に見える場所が、実は施設の敷地というケースが少なくありません。
公道であっても、通行量が多く歩道の幅が限られる場所では、道路使用許可が下りないことがあります。歩行者の通行を妨げると判断されるためです。
場所から決めてください
新宿駅では「どれだけ人がいるか」より「どこに立てるか」が先に決まります。実施できる場所の候補を複数用意し、そこから時間帯と配布物を組み立てるという順序になります。当社では事前に現地と許可の状況を確認したうえでご提案します。
配布の競合が多い駅です
新宿駅の周辺では、街頭配布が日常的に行われています。同じ時間帯に複数の配布員が立っていることも珍しくありません。
通行する人は、この状況に慣れています。差し出されても目を合わせずに通り過ぎるのが普通の反応です。「1日に何十万人が通るから、その何割かは受け取るだろう」という見積もりは、新宿では特に大きく外れます。
受け取り率を上げるには、配布物そのものに受け取る理由がある必要があります。ティッシュやウェットティッシュのように使い道がある物は、紙のチラシより格段に受け取られます。
出入口で街の性格が変わります
新宿駅は出入口が非常に多く、どこから出るかで別の街に出ます。
| 方面 | 街の性格 |
|---|---|
| 東口側 | 商業施設と繁華街。買物客と若年層が中心。夜も人が多い |
| 西口側 | 高層ビルが並ぶオフィス街。平日昼間の勤務者が中心 |
| 南口側 | バスターミナルと商業施設。移動する人と買物客が混ざる |
法人向けの商材であれば西口側、若年層向けであれば東口側というように、届けたい相手で立つ側が変わります。「新宿駅で配る」というご指定だけでは、相手が決まりません。
なお南口側にはバスターミナルがあり、高速バスを使う方が荷物を持って通ります。両手がふさがっている方には配布物を渡せませんので、通行量としてカウントされても受け取り手にはなりにくい層です。
時間帯で通る人が入れ替わります
広い範囲から通勤・通学してくる人が中心です。急いでいるため受け取り率は下がります。
西口側では周辺で働く人が外に出てきます。ランチや仕事に関わる商材であればこの時間帯です。
退勤する人と、東口側の繁華街へ向かう人が混ざります。飲食やサービス業であれば有効です。
買物や食事を目的とした人が中心になります。西口のオフィス街は平日より人が減ります。
新宿駅でのサンプリングをご検討中の方へ
届けたい相手と配布物をお聞かせいただければ、実施できる場所と時間帯をご提案します。
許可の確認や当日の運営まで、まとめて承ります。
0120-107-209
受付 10:00〜20:00/年中無休
当社の対応
専属スタッフが現場を指揮します
街頭配布は、準備と同じくらい当日の運営で結果が変わります。当社では専属のスタッフが現場に立ち、配布員の配置、声のかけ方、立つ位置を状況に応じて調整します。
新宿駅のように人の流れが複雑で、他の配布も行われている場所では、この調整が結果を大きく左右します。決めた通りに配り続けるのではなく、その場で見直します。
許可の確認と手配も承ります
道路使用許可の申請、施設側との調整もあわせてご相談ください。新宿駅は実施できる場所が限られますので、候補を複数用意して進めます。工事や再開発によって条件が変わることもありますので、直前の状況も確認します。
配布物のご相談も受けています
受け取り率が下がりやすい駅ですので、配布物の選び方が結果を大きく変えます。ご予算と目的をお聞かせいただければ、適した形をご提案します。
新宿駅のサンプリングでよくない進め方
NG例1:乗降者数から受け取り数を見込む
新宿駅は配布の競合が多く、受け取らないことに慣れた方が大半です。通行量の何割という計算は大きく外れます。
NG例2:場所より先に日程を決める
新宿駅は実施できる場所が限られます。日程を固めてから場所を探すと、条件に合う場所が見つからないことがあります。
NG例3:「新宿駅前」とだけ指定する
東口・西口・南口では街の性格がまったく違います。届けたい相手をお伝えください。
NG例4:立ち止まってもらう前提の配布物を選ぶ
急いでいる方が多く、他の配布も行われています。読ませる前に受け取ってもらう必要がありますので、かさばらず持ち帰りやすい物をお選びください。
NG例5:学校や施設の前で無断で配る
学校や病院、公共施設の周辺では、管理者や近隣への配慮が必要です。とくに未成年の方が多く通る場所では、内容も含めて慎重にご検討ください。当社では事前に確認したうえで実施しています。
よくあるご質問
新宿駅のどこで配れますか。
公道であれば道路使用許可を取得したうえで配布できます。ただし駅周辺は施設の敷地が多く、公道であっても許可が下りない場所があります。届けたい相手をお聞かせいただければ、実施できる候補を複数お出しします。
人が多いので、たくさん配れますか。
通行量は多いのですが、配布の競合も多く受け取り率は下がりやすい駅です。部数の見込みは通行量からではなく、現地の状況を踏まえてお出しします。
東口と西口、どちらがよいですか。
商材によります。法人向けや昼間の商材であれば西口側、若年層向けや飲食であれば東口側が合います。目的をお聞かせください。
駅の構内や地下街でも配れますか。
これらは公道ではないため、鉄道会社や施設の管理者の許可が必要です。道路使用許可では配布できません。可否の確認からお手伝いします。
当日の様子は報告してもらえますか。
配布後にご報告します。配布した数、時間帯ごとの状況、現場で気づいた点をお伝えしますので、次回の設計にお使いいただけます。
まとめ
新宿駅は日本でも有数の乗降者数を持つ駅ですが、その数字がそのまま街頭配布の成果につながるわけではありません。
駅の周辺は商業施設と地下街が一体的に整備されており、公道でない範囲が広くなっています。公道であっても、通行量の多さを理由に許可が下りないことがあります。加えて配布の競合も多く、通行する人は受け取らないことに慣れています。
そのため新宿駅では、「どれだけ人がいるか」より「どこに立てるか」を先に決める必要があります。実施できる場所の候補を用意したうえで、時間帯と配布物を組み立ててください。届けたい相手をお聞かせいただければ、東口・西口・南口のどこが合うかも含めてご提案します。
新宿駅のサンプリングは配布スタンダードへ
場所の選定から許可の確認、当日の運営、配布後のご報告までまとめて承ります。
配布物のご相談も受け付けています。
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