名古屋市港区のポスティング|学区で15倍の密度差

港区の人口密度は1平方キロメートル当たり2,906人。名古屋市16区のなかで最も低い数字です。
「密度が低いから配布に向かない」。そう判断すると、この区の実態を見誤ります。
区内20学区のうち、最も密度が高い東海学区は9,456人、最も低い野跡学区は620人。15倍以上の差があります。この記事では、その差をどう扱うかを整理します。
この記事の結論
- 港区は61,121世帯、人口132,755人です(令和7年国勢調査 速報値)
- 配布可能数を世帯数の70%で見積もるとおよそ42,800部になります
- 面積は45.69平方キロメートルで市内最大です
- 学区の人口密度は620人から9,456人まで15倍以上の開きがあります
- 1世帯当たりの人員は2.17人。16区中3番目に多い区です
記事の目次
学区で15倍の差があります
区の年報が示す数字
名古屋市港区が発行している人口動向調査から、学区別の人口密度を並べます。
| 学区 | 人口密度(1平方キロメートル当たり) |
|---|---|
| 東海学区 | 9,456人 |
| 東築地学区 | 1,282人 |
| 西福田学区 | 940人 |
| 野跡学区 | 620人 |
最も高い学区と最も低い学区で15倍以上の差があります。
名古屋市全体の人口密度は1平方キロメートル当たり7,141人です。東海学区は、これを上回ります。
区の平均は使えません
港区の平均は2,906人で16区中最低です。ところがこの平均には、意味がありません。
| 見る単位 | 数値 | 判断 |
|---|---|---|
| 区の平均 | 2,906人 | 市内最低。効率が悪そうに見える |
| 東海学区 | 9,456人 | 全市平均7,141人を上回る |
| 野跡学区 | 620人 | 同じ面積で15分の1 |
密度の低い学区が平均を押し下げているだけです。実際に人が住んでいる学区を選べば、効率は落ちません。
港区で範囲を決めるときは、必ず学区または町丁まで下りてください。区の平均で判断すると、この15倍の差を見落とします。
面積が広い学区ほど密度が低い
区の年報によれば、港区で面積が広い学区は次のとおりです。
| 学区 | 面積 |
|---|---|
| 南陽学区 | 7.379平方キロメートル |
| 東築地学区 | 6.859平方キロメートル |
| 野跡学区 | 4.727平方キロメートル |
この3学区は、名古屋市の全学区のなかでも最も広い部類です。
そして東築地学区は1,282人、野跡学区は620人。面積が広い学区ほど、密度が低くなっています。
埠頭と工業地帯を含むためです
港区の南部は名古屋港の埠頭が占めています。工業地帯であり、住んでいる世帯はほとんどありません。
西部には水田が広がる区域もあります。面積は広くても、配布先は限られます。
地図で範囲を囲むと、こうした区域が入ります。面積は増えますが、世帯数は増えません。
全域でおよそ42,800部です
令和7年国勢調査 速報値の港区の世帯数は61,121世帯、人口は132,755人です。
配布可能数を世帯数の70%で見積もると、全域でおよそ42,800部になります。
残りの30%は、投函をお断りしている物件と、管理人の方に断られる分を見込んだ割合です。
移動距離が費用に影響します
密度の低い学区では、同じ部数でも配布に時間がかかります。ポストとポストの間の距離が長いためです。
南部や西部を含む範囲では、日程に余裕を見てください。北部に寄せた範囲であれば、短い期間で完了します。
学区ごとの密度を踏まえて、範囲をご提案します。
港区のどの学区に何世帯あるか、足し上げてお出しします。
まずはご相談ください。
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ファミリー世帯が多い区です
1世帯当たりの人員は2.17人です。名古屋市全体の1.99人を上回り、16区中3番目に多い区とされています。
| 区分 | 1世帯当たり人員 |
|---|---|
| 港区 | 2.17人 |
| 名古屋市全体 | 1.99人 |
単身世帯が中心の都心区とは、性格が違います。
戸建てを対象にしやすい区です
1世帯当たりの人員が多い区では、戸建てやファミリー向けの住宅が中心になる傾向があります。
ただし学区によって構成は変わります。集合住宅が集まる地区もあります。範囲を決める段階で、町丁ごとに確認してください。
高齢化率が高い区でもあります
区の年報によれば、港区の65歳以上の人口割合は16区中3番目に高いとされています。
介護、リフォーム、終活、配食といったサービスであれば、対象となる世帯が多い区です。
港区で範囲を決める順番
港区は市内最大の面積です。起点が決まらないと範囲を選べません。徒歩圏か車での来店かで、範囲の広さも変わります。
区の平均では判断できません。学区の人口密度には15倍以上の差があります。名古屋市は学区別・町丁目別の世帯数を公表しています。
地図で囲むのではなく、学区や町丁ごとの世帯数を足してください。南部の埠頭や西部の水田地帯は、面積のわりに世帯が少なくなります。
足し上げた世帯数に70%を掛けます。予算に届いたところが範囲の候補になります。
含む場合、配布に時間がかかります。期日が決まっているなら、北部に寄せることもご検討ください。
よくあるNG例
NG例1:区の平均密度で判断する
港区の平均2,906人は市内最低ですが、東海学区は9,456人で全市平均を上回ります。平均では実態が見えません。
NG例2:地図で範囲を囲んで部数を想定する
港区は面積が市内最大ですが、南部は埠頭、西部は水田地帯を含みます。面積の広さと世帯数は一致しません。
NG例3:密度の低い学区を平地の感覚で見積もる
ポストとポストの間が離れているぶん、配布に時間がかかります。期日がある場合は余裕を見てください。
NG例4:年収や家族構成で絞ろうとする
ポスティングで指定できるのは町丁目までです。建物の種別は指定できますが、そこに住んでいる方の年齢や年収では絞れません。名簿を使わない配布方法だからです。
NG例5:単身者向けの内容をそのまま配る
港区は1世帯当たり2.17人で、16区中3番目に多い区です。届く相手と紙面の内容が合っているか、配布前にご確認ください。
よくあるご質問
港区の全域に配ると何部になりますか
令和7年国勢調査 速報値で61,121世帯ですので、70%の見積もりでおよそ42,800部です。実際の部数は範囲と建物の状況によって変わりますので、範囲が決まった段階でお出しします。
密度の高い学区だけに配れますか
できます。学区や町丁単位でエリアを指定できますので、東海学区のように密度の高い範囲に絞った配布に対応しています。同じ部数でも配布期間が短く済みます。
西部や南部にも配れますか
できます。ただし密度が低いぶん、配布に時間がかかります。期日が決まっている場合は、日程に余裕を見てご相談ください。
戸建てだけに配れますか
できます。港区は1世帯当たり2.17人で、戸建てが多い地区もあります。ただし学区によって構成が変わりますので、範囲の候補が決まった段階でご提案します。
配布したことが確認できる資料はもらえますか
GPSログ、エリア単位の配布実績、写真付きのレポートの3点でご確認いただけます。どの範囲をいつ配ったかが後から追えますので、次回の範囲を決めるときの材料にもなります。
まとめ
港区は61,121世帯、人口132,755人です。全域でおよそ42,800部になります。
面積は45.69平方キロメートルで市内最大。人口密度は2,906人で16区中最低です。
ただしこの平均には意味がありません。東海学区は9,456人で全市平均7,141人を上回り、野跡学区は620人。同じ区内で15倍以上の差があります。
密度の低い学区が平均を押し下げているだけです。実際に人が住んでいる学区を選べば、効率は落ちません。
そして1世帯当たり2.17人。16区中3番目に多く、ファミリー世帯が多い区です。高齢化率も16区中3番目に高いとされています。
配布スタンダードでは、学区・町丁単位でのエリア指定に対応しています。区の平均ではなく、学区ごとの実数から部数と日数の見通しをお出しします。