上山市のポスティング|街の成り立ちが三通りあります

街の作られ方には、その街が何として発展したかが表れます。城下町なら道が曲がり、宿場町なら街道沿いに細長く連なり、温泉街なら宿泊施設が集まります。
上山市には、その三つが重なっています。市の資料によると、城下町・宿場町・温泉街の三つを兼ね備えた都市は、全国的にも珍しいとされます。
配布の実務では、これが効いてきます。成り立ちが違えば、道の形も、建物の性格も違うからです。この記事では、区域ごとの見方を整理します。
この記事の結論
- 上山市は城下町・宿場町・温泉街の三つを兼ねます
- 区域ごとに道の形と建物の性格が違います
- 温泉街には住宅でない建物が並びます
- 戸建てが8割半、限定配布はほとんど機能しません
- ただし共同住宅が7割を超える町名もあります
記事の目次
三つの成り立ちが重なっています
珍しい組み合わせです
上山市は山形県の南東部にあり、人口はおよそ3万人、一般世帯はおよそ1万600です。
市の資料によると、江戸時代には上山藩の城下町、羽州街道の宿場町として栄え、現在は温泉で知られる市です。この三つを兼ね備えた都市は全国的にも珍しいとされます。
区域ごとに条件が違います
| 区域 | 成り立ち | 配布の条件 |
|---|---|---|
| 城の周辺 | 城下町の区割りです | 道が曲がり、区画が不規則です |
| 街道沿い | 宿場町として発展 | 細長く連なります |
| 温泉の周辺 | 宿泊施設が集まります | 住宅でない建物が並びます |
| 周辺部 | 農村の集落です | 戸建てが点在します |
町名にも痕跡が残ります
公的統計で町名の一覧を見ると、城下町の区割りに由来する町名が並びます。武家地や町人地を示す名前、市の立った日にちなむ名前などです。
これらの町名は世帯数が数十から百程度で、一つでは配布の単位になりません。複数をまとめて必要な規模を作ります。
成り立ちが所要時間を変えます
城下町の道は直線ではありません
城下町として整備された区域では、見通しを遮るために曲げられた道や、行き止まりが残っています。
ポスティングは道に沿って一軒ずつ回る作業です。行き止まりがあれば、そこまで入って戻ることになります。住宅の密度が同じでも、所要時間が変わります。
街道沿いは細長く伸びます
宿場町として発展した区域は、街道に沿って細長く家が連なります。面積のわりに移動距離が長くなります。
一方で道筋が一本ですので、迷うことはありません。効率よく回れる区域でもあります。
初回は日数に幅を見ます
密度から所要日数を計算する方法は、区画が整った市街地では使えます。この市の一部の区域では、この計算が実態と合いません。
配布スタンダードでは初回の見積もりに幅を持たせ、実際に配ったあとの記録から次回の日数を出しています。すべての配布員がGPS端末を持って配布し、その日の移動軌跡を記録しています。
区域を分けて配布単位を組みます
上山市では、同じ市内でも区域によって歩き方が違います。当社では城の周辺、街道沿い、温泉の周辺、周辺部を分けて配布単位を組み、それぞれの条件に合った人員配置をしています。初回は日数に幅を見ますが、実績が出れば2回目以降は正確にご提案できます。
区域ごとの条件をふまえてご提案します
初回は日数に幅を見た計画をお出しします。
配布後のGPSログで、次回の精度が上がります。
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受付 10:00〜20:00/年中無休
温泉の周辺は住宅地ではありません
宿泊施設が集まります
温泉の周辺には、旅館やホテルといった宿泊施設が集まります。これらは住宅ではありませんので、住民向けの配布の対象になりません。
公的統計の世帯数にも、宿泊施設の客室は含まれません。建物の数と世帯数が一致しない区域です。
訪れる方は住民ではありません
温泉に来る方は、市外から訪れる方が中心です。その方々に配っても、地域の店の集客にはつながりません。
逆に、宿泊施設そのものを対象とする事業所配布であれば意味を持ちます。届けたい相手によって選び方が変わります。
周辺には住宅もあります
温泉街の周囲には住宅の区域もあります。宿泊施設が集まる範囲と、住宅の範囲を分けて対象を決めます。
配布スタンダードでは対象範囲を地図上でお示ししますので、どこまでを含めるかをご確認いただけます。
戸建てが八割半を占めます
限定配布はほとんど機能しません
公的統計によると、この市の住宅は戸建てが世帯の8割半を占めます。共同住宅は1割強です。
そのため戸建て限定配布を選んでも、軒並み配布と対象がほとんど変わりません。賃貸限定、分譲マンション限定、ワンルーム限定については、対象がほとんど存在しません。
共同住宅がゼロの町名が半数近くあります
町名ごとに見ると、共同住宅の世帯がゼロという町名が40以上あります。市の町名のおよそ4割です。
とくに周辺部の集落では、ほぼすべての町名で共同住宅がゼロです。
ただし例外もあります
一方、438世帯のうち323が共同住宅という町名があります。全体の7割を超えます。
市全体では戸建てが中心ですが、この町名だけは構成がまったく違います。集合住宅に届けたい場合は、ここが対象になります。
絞り込みでできること、できないこと
ここは誤解の多い点ですので、はっきり書きます。ポスティングには宛名がありません。そのため、世帯の年収、年齢、家族構成といった個人の属性では絞り込めません。
指定できるのは二つです。一つは町名です。もう一つは建物の種別で、戸建て、集合住宅、事業所といった分け方になります。
上山市では、このうち建物の種別による絞り込みがほとんど機能しません。実質的に、町名の選択だけが手段になります。
世帯数と、実際に投函できる数について
統計上の世帯数が、そのまま配布枚数にはなりません。投函を望まない旨の表示があるお宅があります。
ただし上山市は戸建てが中心ですので、集合住宅の管理規約による目減りは都市部ほど大きくありません。統計の世帯数に比較的近い枚数が見込めます。
配布スタンダードでは、世帯数から一律の割合を掛けて枚数を出す方法は取っていません。対象とする範囲を決めたうえで、実際に投函できる見込みをお出しします。
見積もりを依頼するときに伝えること
城の周辺か、街道沿いか、温泉の周辺か。条件が違います。
温泉の周辺には宿泊施設が集まります。選ぶ範囲が変わります。
数十世帯の町名が多くあります。複数をまとめて規模を作ります。
城下町の区域では所要時間が読みにくくなります。初回は幅を見ます。
冬季は積雪の影響を受けます。時期によって条件が変わります。
町名ごとの配布数、GPSログ、写真付きレポートをお出しします。
NG例1:市内を一様だと考える
城下町、宿場町、温泉街の三つが重なります。道の形も建物の性格も違います。
NG例2:住宅の密度だけで所要日数を見積もる
城下町の区域では曲がった道や行き止まりが残っています。
NG例3:温泉の周辺を住宅地として扱う
宿泊施設が集まる区域です。住民向けの配布の対象になりません。
NG例4:戸建て限定や賃貸限定を選ぶ
戸建てが8割半を占め、共同住宅がゼロの町名が40以上あります。
NG例5:町名の数で配布規模を計画する
数十世帯の町名が多く、世帯がゼロの町名もあります。
温泉の周辺に配れますか。
住宅の区域であれば配れます。ただし宿泊施設が集まる範囲は住民向けの配布の対象になりません。宿泊施設そのものを対象とする事業所配布であれば別です。届けたい相手をお知らせください。
上山市全域に配ると、どのくらいの枚数になりますか。
投函をお断りしているお宅がありますので世帯数そのままにはなりませんが、戸建てが中心のため目減りは小さくなります。世帯数はおよそ1万600ですので、市全域を対象にしても小規模に収まります。
何日くらいかかりますか。
対象範囲によって変わります。城下町の区域では密度から計算した日数より長くかかることがあります。初回は幅を持たせてお出しし、実績が出れば次回から正確にご提案できます。
戸建てだけに配りたいのですが。
おすすめしていません。上山市は戸建てが8割半を占めますので、軒並み配布のままでほぼ戸建てに届きます。共同住宅がゼロの町名では、まったく同じ結果になります。
近隣の市町にも配れますか。
できます。山形市、南陽市、蔵王町など山形県内はもちろん、宮城県への配布もあわせてお引き受けできます。県境をまたいだエリア指定にも対応しています。
まとめ
上山市でポスティングを検討するときは、市内を一様に見ないでください。市の資料によると、この市は城下町・宿場町・温泉街の三つを兼ね備えた、全国的にも珍しい都市です。
成り立ちが違えば、道の形も建物の性格も違います。城下町の区域には曲がった道や行き止まりが残り、街道沿いは細長く連なり、温泉の周辺には住宅でない建物が並びます。住宅の密度から所要日数を計算する方法は、この市の一部では実態と合いません。
とくに温泉の周辺は、宿泊施設が集まる区域と住宅の区域を分けて対象を決めます。訪れる方は市外の方が中心ですので、住民向けの配布の対象になりません。配布スタンダードでは区域を分けて配布単位を組み、対象範囲を地図でお示ししてからご確認いただいています。
上山市でのポスティングをご検討中の方へ
区域ごとの条件をふまえて、範囲と日数をご提案します。
山形県内および県外への配布もあわせてご相談いただけます。
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