仙北市のポスティング|「角館」だけでは部数が決まりません

「角館に配ってください」というご指定をいただくことがあります。武家屋敷通りで知られた地区ですから、地名としては通りがよく、範囲も伝わりやすいように見えます。
ところが、この指定では部数がまったく決まりません。仙北市には「角館町〇〇」という町名が32あり、合計すると4,429世帯(約3,100部)になります。一方、武家屋敷の周辺にある旧町名だけを足すと737世帯(約516部)。さらに個別に見れば、表町下丁は10世帯(約7部)です。
同じ「角館」でも、7部から3,100部まで開きます。この記事では、仙北市の世帯数と全域の配布可能部数を確認したうえで、範囲をどう伝えていただくかを整理します。
この記事の結論
- 世帯数は10,214世帯。全域に配ると約7,100部です
- 「角館町〇〇」という町名が32あり、合計4,429世帯です
- 武家屋敷周辺の旧町名21区分は、すべて100世帯未満です
- 一戸建てが約89%。当社が扱ってきた市で最も高い割合です
- 1平方キロメートル当たりの世帯数は約9。これまでで最も薄い市です
記事の目次
仙北市の世帯数と全域の配布可能部数
住民基本台帳による2025年4月時点の人口・世帯数は、人口22,616人、世帯数10,214世帯です。
全域に配る場合の部数は、10,214世帯 × 0.7 = 約7,100部が目安です。0.7を掛けているのは、投函をお断りしている建物などを差し引くためです。一戸建てが非常に多い市なので実際の割合はもう少し高くなる見込みですが、範囲が確定した段階で現地を確認して詰めます。
部数の決め方については、こちらで詳しく整理しています。
▶ ポスティングの配布枚数はどう決める?
「角館町」で始まる町名が32あります
仙北市は平成の合併で角館町、田沢湖町、西木村がひとつになった市です。町名にもそれが残っており、市内の51区分はすべて「角館町」「田沢湖」「西木町」のいずれかで始まります。
| 地区 | 区分の数 | 一般世帯 | 市に占める割合 |
|---|---|---|---|
| 角館町 | 32 | 4,429 | 約46% |
| 田沢湖 | 11 | 3,656 | 約38% |
| 西木町 | 8 | 1,476 | 約15% |
数字は平成27年国勢調査の町丁・字等別集計によるものです。角館町だけで32区分あり、市の区分の6割以上を占めます。
武家屋敷周辺の旧町名は、すべて100世帯未満です
角館町の32区分のうち、21は武家屋敷通り周辺に残る旧町名です。これらの規模を見てください。
| 町名 | 一般世帯 | 概算部数 |
|---|---|---|
| 角館町表町下丁 | 10 | 約7部 |
| 角館町表町上丁 | 12 | 約8部 |
| 角館町下中町 | 16 | 約11部 |
| 角館町田町下丁 | 18 | 約13部 |
| 角館町岩瀬町 | 19 | 約13部 |
| 角館町中町 | 24 | 約17部 |
| 角館町東勝楽丁 | 29 | 約20部 |
| 角館町横町 | 46 | 約32部 |
| 角館町西勝楽町 | 68 | 約48部 |
| 角館町田町上丁 | 77 | 約54部 |
| 旧町名21区分の合計 | 737 | 約516部 |
21区分すべてが100世帯を下回ります。これらを全部足しても737世帯、約516部にしかなりません。
一方、丁目の付かない「角館町」という区分だけで1,505世帯(約1,050部)あります。つまり「角館に配って」というご指定は、7部から3,100部までのどこにでも当たります。範囲は「角館町〇〇」まで書ききってお伝えいただくか、地図に線を引いていただくほうが確実です。町名でお伝えいただければ、当社で該当する世帯数を割り出してお返しします。
一戸建てが約9割です
建て方別の内訳は、一般世帯9,561のうち一戸建てが8,490(約89%)、共同住宅が699(約7%)でした。
この一戸建て89%という割合は、当社がこれまで記事にしてきた市のなかで最も高い数字です。参考までに、遠野市は約85%、八幡平市も約85%でした。
共同住宅699の分布も偏っています。角館町(丁目なし)411、田沢湖生保内91、角館町小勝田79の3区分で581戸、市全体の約83%です。共同住宅が1戸もない区分は31あり、合わせて3,148世帯(市の約33%)になります。西木町の8区分は全体でも13戸しかありません。
なお、田沢湖玉川は67世帯ありますが、一戸建ても共同住宅もゼロです。この67世帯は、一戸建て限定でも集合住宅限定でも配布の対象になりません。
投函をお断りしている建物への対応は、こちらをご覧ください。
▶ 配布禁止エリアに関する取り組み
範囲の決め方
地区の単位で決める
角館町4,429世帯(約3,100部)、田沢湖3,656(約2,560部)、西木町1,476(約1,030部)です。まずどの地区かをお決めください。
大きい区分から組む
田沢湖生保内1,924、角館町1,505、角館町小勝田545、西木町桧木内465、田沢湖卒田444、角館町雲然406が上位です。この6区分で5,289世帯(約3,700部)になります。
旧町名を含めるか判断する
武家屋敷周辺の21区分は合計737世帯です。部数を確保する目的では成立しませんが、店舗の商圏がその範囲にある場合は含める意味があります。
町名は最後まで書く
「角館」だけでは決まりません。「角館町横町」のように書ききってお伝えいただくか、地図に線を引いていただければ対応します。
仙北市の配布範囲・部数のご相談を承っています
町名でも地図でも構いません。該当する世帯数と概算部数をお出しします。
0120-107-209
受付時間 10:00〜20:00(年中無休)
仙北市で選べる配布方法
軒並み配布
指定した範囲のポストに、建物の種類を問わず投函します。仙北市では部数が最も出て、単価も抑えられる方法です。この市では、実質的にこれが唯一の選択肢だとお考えください。
一戸建て限定配布
一戸建てだけに投函します。ただし仙北市では一戸建てが約89%を占めます。絞っても除かれるのは1割ほどで、そのぶん単価が上がります。共同住宅がゼロの31区分(合計3,148世帯)では、軒並み配布とまったく同じ結果になります。この市ではおすすめしていません。
集合住宅限定配布
共同住宅だけに投函します。市内の共同住宅は699戸しかなく、そのうち約83%が角館町(丁目なし)、田沢湖生保内、角館町小勝田の3区分に集まっています。市内全域を指定しても699戸で、投函できない建物を差し引けばさらに減ります。この市では単価が上がるだけで部数が出ない方法です。
賃貸・分譲、ワンルームの区別
賃貸か分譲か、ワンルームかどうかは、公表されている統計では区域ごとに確認できません。母数が699戸ですので、ここからさらに絞る意味はほとんどありません。
事業所限定配布
事業所だけに投函します。仙北市では角館の商店街と、田沢湖・角館の観光関連施設が対象になります。件数は住宅に比べてさらに少ないため、近隣の市町と合わせた範囲でのご提案になることが多くなります。
法人向けの商材を配る場合の考え方は、こちらで整理しています。
▶ BtoB向けのポスティング・事業所配布
指定できない条件もあります
ポスティングには宛名がありません。そのため、年齢、年収、家族構成といった住んでいる人の属性で配布先を選ぶことはできません。指定できるのは町丁目までの範囲と、建物の種類です。
配り終えるまでの日数と費用
仙北市の面積は約1,094平方キロメートルで、1平方キロメートル当たりの世帯数はおよそ9です。これは当社がこれまで記事にしてきた市のなかで最も薄い数字です(八幡平市は約10、遠野市は約11、宮古市は約16)。
市域の大部分は山地で、住宅は角館の市街地、田沢湖の生保内周辺、西木町の集落に分かれています。角館の市街地は歩いて回れる範囲にまとまっていますので、部数から日数を出せます。反対に田沢湖や西木町の集落を足すと、集落と集落の間の移動時間が加算されます。とくに西木町上桧木内や田沢湖玉川は市域の奥にあり、往復だけで相当な時間がかかります。
ポスティングは配布員が徒歩で1軒ずつ投函していきます。そのため「この日に一斉に届く」という配り方はできません。イベントやセールに合わせる場合は、当日から逆算して、配布を終える日を決めてください。
料金と進め方については、こちらをご覧ください。
▶ 料金プラン/ご依頼から配布完了までの流れ
仙北市でよくある失敗
「角館」とだけ伝える
「角館町〇〇」という町名が32あり、合計4,429世帯です。武家屋敷周辺の旧町名だけなら737世帯、表町下丁1つなら10世帯です。7部から3,100部まで開きますので、町名を最後まで書いてください。
武家屋敷周辺で部数を確保しようとする
旧町名21区分はすべて100世帯未満で、全部足しても約516部です。観光地として知られていても、住んでいる世帯の数は多くありません。
集合住宅限定配布を指定する
市内の共同住宅は699戸で、その約83%が3つの区分に集まっています。全域を指定しても部数が出ず、単価だけが上がります。
部数の少なさから日数を短く見積もる
全域でも約7,100部ですが、1平方キロメートル当たり約9世帯という密度です。田沢湖や西木町の奥の集落を含めると、日数が大きく伸びます。
法人向けの商材を住宅に配る
会社の設備やサービスを検討するのは職場にいる時間です。自宅のポストに入っていても、決裁する立場の人に届くとは限りません。事業所限定配布をご検討ください。
よくあるご質問
配布範囲はどのように伝えればよいですか。
「角館町横町」のように、町名を最後まで書いてお伝えください。市内には「角館町〇〇」という町名が32あり、規模が10世帯から1,505世帯まで開きます。地図に線を引いていただく方法でも対応できます。
市内全域に配ると何部になりますか。
約7,100部です。住民基本台帳による10,214世帯に0.7を掛けた目安で、投函をお断りしている建物などを差し引いた数字です。一戸建てが非常に多い市なので実際の割合はもう少し高くなる見込みで、範囲が確定した段階で現地を確認して部数を確定します。
角館の中心部だけに配ると何部になりますか。
どこまでを中心部とするかによります。武家屋敷周辺の旧町名21区分なら737世帯・約516部、丁目の付かない「角館町」を含めると2,242世帯・約1,570部です。角館町の32区分すべてなら4,429世帯・約3,100部になります。どの範囲かをお決めいただければ、正確な部数をお出しします。
近隣の市町とまとめて配ることはできますか。
できます。仙北市は大仙市、美郷町、秋田県内では北秋田市や上小阿仁村、岩手県では雫石町などと接しています。部数を確保したい場合は、隣接する市町を含めた範囲での見積りをおすすめしています。
配布が終わったことは、どのように確認できますか。
配布員はGPS端末を持って配布し、移動の軌跡を記録しています。配布後にエリア単位の配布実績と写真を添えたレポートをご提出しますので、どこにどれだけ配られたかをご確認いただけます。
まとめ
仙北市で配布範囲を伝えるときは、「角館」で止めないでください。市内には「角館町〇〇」という町名が32あり、合計すると4,429世帯(約3,100部)になります。一方、武家屋敷周辺に残る旧町名21区分はすべて100世帯を下回り、全部足しても737世帯(約516部)です。最も小さい表町下丁は10世帯、約7部にしかなりません。
配布方法については、この市では選択肢がほとんどありません。一戸建てが約89%を占め、これは当社が扱ってきた市で最も高い割合です。共同住宅は699戸しかなく、その約83%が3つの区分に集まっています。一戸建て限定も集合住宅限定も、単価が上がるだけで結果が変わらない方法です。軒並み配布でご検討ください。
世帯数は10,214世帯で全域なら約7,100部です。ただし面積は約1,094平方キロメートルあり、1平方キロメートル当たりの世帯数は約9と、これまでで最も薄い市になります。決めていただくのは範囲だけですが、その範囲をどこまで細かく指定するかで部数が桁で変わります。町名でも地図でも構いませんので、まずはご希望をお聞かせください。
町名で範囲が決まりにくい市の例として、こちらも参考になります。
▶ 韮崎市のポスティング|町名を最後まで書かないと決まりません
▶ ポスティングのサービス内容
仙北市のポスティングは配布スタンダードへ
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