大阪市北区のポスティング|一戸建ては1割もありません

大阪市北区で「一戸建て限定配布をお願いしたい」というご依頼をいただくことがあります。ただ、この区では成立しません。北区の住宅は9割近くが集合住宅で、一戸建ては1割を下回るからです。
梅田を中心とした大阪最大のターミナルを抱え、周辺にはマンションが建ち並びます。区の世帯数は94,613世帯ありますが、そのほとんどが集合住宅にお住まいです。
この記事では、集合住宅がほぼすべてという区での配布の設計を整理します。
この記事の結論
- 北区の世帯数は94,613世帯。数字の上では全域で約66,200部
- 住宅の9割近くが集合住宅で、一戸建ては1割を下回る
- 借家が6割を超え、1世帯当たりは1.58人
- 梅田周辺には住んでいる人がほとんどいない
- 世帯数の7割という目安が最も当てはまりにくい区
記事の目次
北区に配布先は何世帯あるのか
大阪市の推計人口
大阪市が公表している推計人口(令和7年5月1日現在)から、北区の数字を抜き出します。
| 項目 | 令和7年5月1日 |
|---|---|
| 人口 | 149,547人 |
| 世帯数 | 94,613世帯 |
| 1世帯当たり人員 | 1.58人 |
| 面積 | 10.34平方キロメートル |
数字の上では全域で約66,200部になります。ただし後述のとおり、実際の配布可能数はこれより大きく下がる可能性があります。
一戸建ては1割もありません
国勢調査の集計を見ると、北区の住宅は9割近くが共同住宅です。一戸建てに住んでいる世帯は1割を下回ります。
これは当社が扱っている地域の中でも突出した数字です。地方の市では一戸建てが7割から8割を占めるのが一般的で、集合住宅限定配布をご希望いただいても対象が見つからないことがあります。北区はその正反対です。
一戸建て限定配布はおすすめしません
北区で一戸建て限定を指定しても、対象が少なすぎて部数が確保できません。配布員は一戸建てを探しながら歩くことになり、移動距離に対して投函できる枚数が極端に落ちます。単価も上がります。リフォームなど持ち家向けの商材であれば、分譲限定配布をご検討ください。
借家が6割を超えます
持ち家と借家の割合では、借家が6割を超えます。1世帯当たりの人員も1.58人と、2人を大きく下回ります。単身やお二人で暮らしている世帯が大半を占める区です。
家族4人を前提にした紙面は、北区ではほとんどの世帯に当てはまりません。他の地域と共通の紙面を使っている場合は、この点をご確認ください。
梅田周辺には住んでいる人がいません
北区の中心である梅田は、大阪最大の商業・オフィスの集積地です。ところが住宅はほとんどありません。
国勢調査の小地域集計では、梅田、角田町、扇町1丁目、堂島浜2丁目、中之島1丁目・2丁目といった町丁目で人口が数人からゼロになっています。一方、これらの範囲には膨大な数の事業所があります。梅田1丁目だけで1,500を超える事業所と600を超える飲食店が集まっています。
「梅田の近くに配りたい」というご依頼をいただくことがありますが、住居向けの配布であれば対象になりません。法人向けの商材であれば、事業所限定配布が有力な選択肢になります。
世帯数がそのまま配れる数にはなりません
集合住宅が多いことは、そのまま「配りやすい」を意味しません。エントランスが施錠されている建物、管理会社が投函を認めていない建物があります。北区にはタワーマンションを含む大規模な集合住宅も多く、1棟で数百世帯が一度に対象外になることもあります。
当社では投函できない住宅を差し引いて世帯数の7割程度を目安にしていますが、北区はこの比率が最も当てはまりにくい区です。範囲が決まった段階で、対象となる建物を調べたうえで部数を算出します。予算を組む前にご相談ください。
住宅がまとまっているのは区の北側です
梅田周辺を離れると、住宅地が広がります。天神橋、天満、同心、与力町といった東側の範囲、大淀、豊崎、中津、長柄、本庄といった北側の範囲がこれにあたります。
これらの範囲でも集合住宅が中心ですが、範囲によって持ち家と借家の割合が変わります。中津2丁目・3丁目、樋之口町、与力町、鶴野町では持ち家が中心です。一方、天満、長柄東、西天満、東天満1丁目では借家が大半を占めます。
分譲限定配布と賃貸限定配布は、この違いで選び分けられます。
配布範囲の決め方
梅田周辺は事業所が中心で住宅がありません。ここで対象になる範囲が入れ替わります。
住居向けであれば、区の東側と北側が中心になります。町丁目の単位でご指定ください。
範囲によって持ち家中心と借家中心が分かれます。商材に応じて選び分けてください。
大規模な集合住宅は1棟で数百世帯が動きます。ここで実際の配布可能数が確定します。
北区の配布可能数を、町丁目ごとにお出しします
ご希望の範囲に投函できる建物がどれだけあるかをお調べします。
予算を組む前の段階からご相談ください。
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北区で選べる配布方法
集合住宅限定配布
集合住宅だけに投函する方法です。北区は住宅の9割近くが集合住宅ですので、この方法が最も成立しやすくなります。1か所に多くのポストが集まっているため、短い距離で多くの部数を投函できます。投函を認めていない建物は外れますので、範囲を決める前にお調べします。
軒並み配布
指定した範囲にある全てのポストに投函する方法です。1部あたりの単価が最も低くなります。北区では集合住宅がほとんどですので、実質的に集合住宅限定に近い結果になります。
賃貸限定配布・ワンルーム限定配布
賃貸住宅、あるいはその中でもワンルームに絞って投函する方法です。北区は借家が6割を超え、1世帯1.58人ですので、対象が豊富に見込めます。引越し、通信、コインランドリー、宅配といった商材でご検討ください。
分譲限定配布
分譲マンションだけに投函する方法です。持ち家向けの商材であれば、一戸建て限定ではなくこちらをお選びください。中津、樋之口町、与力町、鶴野町といった範囲に対象が集まっています。
事業所限定配布
事務所や店舗だけに投函する方法です。北区は大阪最大の事業所の集積地です。梅田周辺には住宅がない一方で膨大な数の事業所がありますので、法人向けの商材であれば有力な選択肢になります。
指定できない条件もあります
ポスティングには宛名がありません。そのため、年齢、年収、家族構成といった住んでいる人の属性で配布先を選ぶことはできません。指定できるのは町丁目までの範囲と、建物の種類です。
日数と費用の考え方
期間は日数で考えてください
ポスティングは配布員が徒歩で1軒ずつ投函していきます。集合住宅が密集している北区では1日に進む枚数が多くなりますが、投函できる建物を回る形になりますので、事前の調査が結果を左右します。
「この日に一斉に届く」という配り方はできません。イベントやセールに合わせる場合は、当日から逆算して、配布を終える日を決めてください。
単価は範囲と配布方法で変わります
1部あたりの単価は、配布方法によって変わります。範囲内の全てのポストに投函する軒並み配布が最も低く、建物を選んで投函する方法ほど上がります。北区で一戸建て限定を指定すると、対象が少ないため単価が大きく上がります。
北区のポスティングでよくない進め方
NG例1:一戸建て限定配布を指定する
北区の一戸建ては1割を下回ります。対象が少なすぎて部数が確保できず、単価も大きく上がります。持ち家向けであれば分譲限定配布をご検討ください。
NG例2:世帯数から計算した部数で予算を固める
大規模な集合住宅は1棟で数百世帯が動きます。北区は世帯数の7割という目安が最も当てはまりにくい区です。
NG例3:梅田周辺に住居向けのチラシを配る
梅田や角田町、中之島の一部には住んでいる人がほとんどいません。事業所は膨大にありますので、法人向けであれば事業所限定配布をご検討ください。
NG例4:家族向けの紙面をそのまま使う
1世帯当たりは1.58人で、2人を大きく下回っています。4人家族を前提にした内容は、ほとんどの世帯に当てはまりません。
NG例5:住んでいる人の属性でエリアを指定しようとする
ポスティングには宛名がないため、年齢や年収では絞れません。指定できるのは町丁目までの範囲と建物の種類です。
よくあるご質問
北区の全域に配ると、何部くらいになりますか。
世帯数は94,613世帯(令和7年5月1日現在)で、数字の上では約66,200部になります。ただし集合住宅の投函可否によって実際はこれより下がりますので、範囲が決まった段階で算出します。
一戸建てだけに配れますか。
おすすめしません。北区の一戸建ては1割を下回り、対象が少なすぎて部数が確保できません。持ち家向けの商材であれば、分譲限定配布のほうが目的に合います。
梅田の周辺に配れますか。
住居向けであれば対象になりません。梅田周辺には住んでいる人がほとんどいないためです。法人向けの商材であれば、事業所限定配布で対応できます。
タワーマンションには配れますか。
投函が認められている建物には配れます。1棟で数百部を投函できるため効率は高くなります。ただしお断りされている建物も多いため、範囲を決める前に可否をお調べします。
配布が終わったことは、どのように確認できますか。
配布員はGPS端末を持って配布し、移動の軌跡を記録しています。配布後にエリア単位の配布実績と写真を添えたレポートをご提出しますので、どこにどれだけ配られたかをご確認いただけます。
まとめ
北区の世帯数は94,613世帯で、数字の上では全域約66,200部になります。ただしこの数字をそのまま予算の前提にはできません。
北区の住宅は9割近くが集合住宅で、一戸建ては1割を下回ります。集合住宅は建物ごとに投函の可否が分かれ、大規模なマンションでは1棟で数百世帯が一度に動きます。世帯数の7割という当社の目安が、最も当てはまりにくい区です。
配布方法としては、集合住宅限定、賃貸限定、分譲限定が中心になります。一戸建て限定は対象が少なすぎて成立しません。また梅田周辺には住んでいる人がほとんどいませんので、住居向けと法人向けで対象になる範囲が入れ替わります。予算を組む前の段階からご相談ください。
大阪市北区のポスティングは配布スタンダードへ
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