名古屋市北区のポスティング|大規模団地をどう扱うか

北区は公団・公営の大規模住宅団地が多い区です。区の紹介にもそう記されています。
団地は1棟に多くの世帯が入っています。効率よく配れそうに見えます。
ところが実際には、投函をお断りしている団地もあります。世帯数と配布できる数のずれが、他の区より大きくなりやすい区です。この記事では、その見積もり方を整理します。
この記事の結論
- 北区は81,013世帯で市内4番目の規模です
- 配布可能数を世帯数の70%で見積もるとおよそ56,700部になります
- 団地が多い区ではこの70%の精度が重要になります
- カバー率が10ポイント違うと約8,100部の差が出ます
- 庄内川で南北に分かれます
記事の目次
全域でおよそ56,700部です
北区の世帯数は81,013世帯です。名古屋市16区のうち4番目の規模にあたります。
| 区 | 世帯数 |
|---|---|
| 緑区 | 103,714世帯 |
| 中川区 | 103,714世帯 |
| 千種区 | 96,599世帯 |
| 北区 | 81,013世帯 |
配布可能数を世帯数の70%で見積もると、全域でおよそ56,700部になります。
この「70%」が、北区では効きます
残りの30%は、投函をお断りしている物件と、管理人の方に断られる分を見込んだ割合です。
団地が多い区では、この見込みが大きく振れます。
| カバー率 | 部数 |
|---|---|
| 80% | 約64,800部 |
| 70% | 約56,700部 |
| 60% | 約48,600部 |
10ポイント違うと、約8,100部の差が出ます。
大規模団地は1棟で数百世帯になることがあります。その1棟が投函不可であれば、まとまった数が一度に減ります。
戸建てが中心の区であれば、断られても1件ずつです。団地が多い区では、影響が桁違いになります。
大規模団地の扱い
北区にはかつて多くの工場が立地していました。産業構造の変化で閉鎖が進み、跡地が大規模住宅に生まれ変わったという経緯があります。
そのため区内には、公団・公営の団地と、比較的新しい大規模マンションが混在しています。
| 建物の種類 | 配布での扱い |
|---|---|
| 公営・公団の団地 | 管理者の方針によって可否が分かれる |
| 分譲マンション | 管理組合の方針による |
| 賃貸マンション | 管理会社やオーナーの方針による |
建物ごとに判断が必要です。
投函禁止はリストで管理しています
弊社では、配布禁止エリアと投函禁止物件をリストで管理し、配布員に共有しています。
世帯数の70%という見積もりは、この分を差し引いた数字です。実際に配れる数に近づけるための見込みであり、少なく見せるためのものではありません。
1棟の影響が大きいからこそ事前に確認します
範囲に大規模な団地が含まれる場合、その1棟で部数が大きく変わります。
範囲が決まった段階で、実際の投函可能数をお伝えします。見積もりの精度を上げるための工程です。
団地を含む範囲は、事前に確認します。
北区のどの範囲に何部配れるか、実態を踏まえてお出しします。
まずはご相談ください。
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庄内川で南北に分かれます
北区は、区域のほぼ中央を流れる庄内川によって南北に分かれています。
| 区域 | 主なエリア | 傾向 |
|---|---|---|
| 庄内川の南側 | 名城公園・黒川・大曽根 | 市街地。地下鉄が通る |
| 庄内川の北側 | 楠・味鋺の一帯 | 住宅地。北端に県営名古屋空港 |
配布の効率という点でも、川は区切りになります。橋を渡る移動が発生するためです。
南北にまたがる範囲では、日程に余裕を見てください。どちらかに寄せた範囲であれば、同じ部数でも配布期間が短く済みます。
鉄道の路線も南に集まります
区内には地下鉄名城線・上飯田線、名鉄小牧線・瀬戸線が通っています。いずれも区の南側が中心です。
栄へのアクセスがよい南側と、住宅地が広がる北側。同じ区でも、住んでいる方の生活動線が変わります。
集合住宅限定という選択
団地やマンションが多い区では、集合住宅限定の配布が選択肢になります。
| 配布方法 | 特徴 |
|---|---|
| 軒並み配布 | すべてのポストに投函。単価が抑えられる |
| 集合住宅限定 | 集合住宅のみ。配布員が判断しながら歩くため単価が上がる |
| 一戸建て限定 | 戸建てのみ。同上 |
ただし団地が集まっている町丁であれば、軒並み配布のままでも結果が近くなります。
建物種別を指定すると、配布員はポストごとに対象かどうかを判断しながら歩きます。結果が同じであれば、安く済むほうを選んでください。
戸建てを探すなら町丁で絞ります
逆に戸建てを対象にする場合も、まず町丁で絞ってから考えてください。
団地が集中する町丁を外せば、建物種別を指定しなくても戸建てが中心になる範囲があります。範囲の候補が決まった段階で、どちらが適しているかご提案します。
北区で範囲を決める順番
北区は庄内川で南北に分かれます。起点が決まらないと範囲を選べません。
団地や集合住宅に届けたいのか、戸建てに届けたいのか。北区は両方が混在しています。
起点に近い順に町丁を並べ、世帯数を足し上げます。名古屋市は町丁目別の世帯数を毎月公表しています。
含まれる場合、投函の可否で部数が大きく変わります。範囲が決まった段階で実態をお伝えします。
両側にまたがる場合、配布期間が延びます。日程に余裕がなければ、どちらかに寄せることをご検討ください。
よくあるNG例
NG例1:団地の世帯数をそのまま部数にする
投函をお断りしている団地もあります。1棟で数百世帯になることがあるため、影響が大きくなります。
NG例2:カバー率を確認せずに発注する
北区では10ポイントの違いで約8,100部の差が出ます。範囲が決まった段階で実態をご確認ください。
NG例3:区全体を1つの性格で捉える
庄内川の南側は市街地、北側は住宅地です。鉄道も南に集まっています。
NG例4:年収や家族構成で絞ろうとする
ポスティングで指定できるのは町丁目までです。建物の種別は指定できますが、そこに住んでいる方の年齢や年収では絞れません。名簿を使わない配布方法だからです。
NG例5:建物種別をすぐに指定する
団地が集まっている町丁なら、軒並み配布のままでも結果が近くなります。指定すると単価が上がります。
よくあるご質問
北区の全域に配ると何部になりますか
81,013世帯ですので、70%の見積もりでおよそ56,700部です。ただし団地が多い区のため、範囲によって実際のカバー率は変わります。範囲が決まった段階で実態をお出しします。
団地には配れますか
建物ごとに判断が必要です。投函をお断りしている物件はリストで管理しており、配布員にも共有しています。範囲に大規模な団地が含まれる場合、事前に投函可能数をお伝えします。
集合住宅だけに配れますか
できます。ただし建物種別を指定すると単価が上がります。団地が集まっている町丁であれば、軒並み配布のままでも結果が近くなりますので、範囲の候補が決まった段階でご提案します。
庄内川の北側だけに配れますか
できます。町丁単位でエリアを指定できますので、楠・味鋺の一帯に絞った配布に対応しています。南北にまたがるより、配布期間も短く済みます。
配布したことが確認できる資料はもらえますか
GPSログ、エリア単位の配布実績、写真付きのレポートの3点でご確認いただけます。どの範囲をいつ配ったかが後から追えますので、次回の範囲を決めるときの材料にもなります。
まとめ
北区は81,013世帯で市内4番目の規模です。全域でおよそ56,700部になります。
この区の特徴は、公団・公営の大規模住宅団地が多いという点にあります。かつての工場跡地が大規模住宅に生まれ変わった経緯もあり、団地と新しいマンションが混在しています。
団地は1棟で数百世帯になることがあります。その1棟が投函不可であれば、まとまった数が一度に減ります。戸建てが中心の区なら1件ずつですが、団地が多い区では影響が桁違いです。
カバー率が10ポイント違えば、約8,100部の差になります。範囲が決まった段階で、実際の投函可能数をご確認ください。
そして庄内川で南北に分かれます。南側は市街地で鉄道が集まり、北側は住宅地です。配布の効率という点でも、川は区切りになります。