チラシのデザインで反響は上がるのか|写真の選び方と優先順位

チラシのデザインで反響は上がるのか|写真の選び方と優先順位

反響が伸びないとき、まずデザインを疑う会社は多いものです。ただ、デザインを作り直しても結果が変わらなかったという話も、同じくらいよく聞きます。

デザインは効きます。しかし、効く順番があります。そしてデザインの中で最も反響を動かすのは、色でもレイアウトでもなく写真であることが少なくありません。

この記事では、デザインに手をつける前に確認すべき順番と、写真の選び方・扱い方を整理します。

この記事の結論

  • デザインより先に、配布エリアと時期を確認してください。影響が大きいのはそちらです
  • デザインの中では、写真の選び方が最も結果を動かします
  • 素材写真より、自社で撮った写真のほうが反応することがあります
  • 印刷では画面より高い解像度が必要です。ウェブ用の画像は使えません
  • 人物や店舗の写真を使うときは、許諾の確認を忘れずに

デザインより先に確認すること

反響が想定より低いとき、見直す順番があります。

確認すること やり直しの費用
1 配布エリアは商圏と合っていたか かからない
2 配布時期は需要の手前だったか かからない
3 オファーや料金は書かれていたか 原稿の修正のみ
4 デザイン 制作費と印刷費

上から順に確認すれば、費用をかけずに改善できる余地が見つかります。通えない範囲に配っていれば、どんなデザインでも来店にはつながりません。

デザインの見直しは、1〜3を確認した後で構いません。ここを飛ばすと、制作費をかけて結果が変わらない、という事態になります。

デザインの中では、写真が最も効きます

色やフォントの調整より、載せる写真を変えるほうが反応の差は大きく出ます。写真は面積を取るぶん、最初に目に入る要素になるためです。

何を写すかで決まります

商材 載せるべき写真
飲食 実際に出している料理。盛り付けも実物どおりに
リフォーム・工事 施工前後。同じ角度・同じ明るさで撮る
教室・サービス業 対応する人の顔。誰が来るか分かる安心感
店舗全般 外観。初めて行く人が場所を認識できる
不動産 物件そのもの。加工しすぎない

店舗の外観は、地図より役に立ちます

初めて行く場所では、「この建物だ」と分かることが来店のハードルを下げます。地図だけでは、着いてから迷います。駐車場が写っていれば、車で来る人の不安も減ります。

素材写真か、自社で撮った写真か

手軽なのは素材写真ですが、反応という点では自社で撮った写真が上回ることがあります

素材写真の限界

  • 同じ写真を他社も使っている可能性がある
  • 実際の商品・店舗と違うため、来店時に印象が変わる
  • 「よくある広告」に見え、記憶に残りにくい

とくに1つ目は実際に起こります。同じ商圏の同業が同じ素材写真を使っていれば、区別がつきません

自社で撮る場合の最低条件

スマートフォンでも構いませんが、次の点は守ってください。

  • 明るい場所で撮る:暗い写真は印刷でさらに沈みます
  • 余計なものを片付ける:背景に写り込んだ荷物が印象を左右します
  • 複数枚撮る:後から選べるようにしておきます
  • 最大の解像度で撮る:小さく撮ると後から使えません

ビフォーアフターは、条件をそろえる

施工事例を載せる場合、撮影の角度・時間帯・明るさをそろえてください。条件が違うと、効果を誇張しているように見えます。実際の効果が正しく伝わりません。

印刷には、画面より高い解像度が必要です

ここでつまずくケースが多くあります。ウェブサイトに載せている画像をそのままチラシに使うと、印刷したときに粗くなります

  • 画面上では綺麗に見えても、印刷では粗さが出る
  • 小さい画像を引き伸ばすと、輪郭がぼやける
  • SNSにアップした画像は、圧縮されて画質が落ちている

使うなら撮影した元データです。加工や縮小を経たものではなく、カメラやスマートフォンに保存されている元の画像を用意してください。

必要な解像度は印刷の仕様によって変わるため、入稿先に確認してから素材を集めるのが確実です。

印刷から配布まで、まとめてご相談ください。

仕様の組み合わせから配布エリアの設計まで一括で対応します。
「この予算でどこまでできるか」からお気軽にどうぞ。

0120-107-209

受付 10:00〜20:00/年中無休

無料見積り相談はこちら

写真を使うときの確認事項

人物が写る場合は、許諾を取る

スタッフ、お客様、施工先の住人。写真に人が写る場合は、本人の同意が必要です。チラシは不特定多数の手に渡ります。「社内で使う」と説明して撮った写真を、そのまま配布物に使うことはできません。

お客様の声とあわせて顔写真を載せる場合も同様です。用途を伝えたうえで、書面で許諾を得ておくのが安全です

他人が撮った写真を無断で使わない

ウェブで見つけた画像、他社のサイトの写真、地図サービスの画面。これらを無断で使用することはできません。素材サイトを使う場合も、利用範囲を確認してください。商用利用や印刷物への使用が認められていない素材もあります。

施工先や店舗の許可

お客様の家の施工事例を載せる場合、その住宅が特定されない配慮と、施主の許可が必要です。外観をそのまま載せると、近隣の人には場所が分かります。

デザインを外注するときに伝えること

「かっこよく作ってください」では、想像と違うものが上がってきます。次の項目を渡してください。

誰に向けたものか
「30代女性」ではなく「築25年の家に住み、屋根の傷みが気になっている人」のように、状況で伝えます。
最初に見せたい要素を1つ決める
キャッチコピー、価格、写真のどれか。複数指定すると、どれも目立たなくなります。
載せる情報と優先順位
全部は入りません。削る順番を先に決めておきます。
使える素材を揃える
写真、ロゴ、料金表。制作側は素材がないと進められません。
仕様を確定させる
サイズ、色数、片面か両面か。後から変えると作り直しになります。

この5つが決まっていれば、上がってくるものが想像から大きく外れることはありません。

変えたら、比べる

デザインを変えたなら、効果を確認してください。

変えるのは一度に1つ

写真を変え、色も変え、キャッチコピーも変えたら、何が効いたのか分かりません。写真だけを差し替えて比べるという形にすると、判断できます。

エリアを分けて配る

性質の近い2つの区画に、A案とB案を配布します。エリア単位の配布実績が残っていれば、地区ごとの反応を比較できます。クーポン番号やQRコードの遷移先を分けておくのを忘れないでください。

町丁目単位でエリアを指定できるため、条件をそろえた比較配布が可能です。

よくある失敗

NG例1:エリアと時期を確認せずにデザインを作り直す
制作費をかけても結果が変わりません。費用のかからない部分から見直してください。

NG例2:ウェブ用の画像をそのまま使う
印刷では粗くなります。撮影した元データを用意してください。

NG例3:素材写真だけで作る
同業も同じ写真を使っている可能性があります。実物の写真のほうが伝わることがあります。

NG例4:許諾を確認せずに人物写真を使う
チラシは不特定多数に渡ります。用途を伝えたうえで同意を得てください。

NG例5:一度に複数の要素を変える
何が効いたか分かりません。変えるのは1つずつです。

よくあるご質問

2パターン作ってエリアを分けて配れますか?

町丁目単位でエリアを指定できるため、条件をそろえた比較配布が可能です。分け方からご相談いただけます。

印刷から依頼できますか?

印刷から配布まで一括で対応できます。既にお持ちの印刷物を配布することも可能です。

どのエリアが効いたか分かりますか?

エリア単位の配布実績が記録として残るため、反響と照らし合わせて次回の判断材料になります。

サイズや紙の相談もできますか?

載せたい内容と部数をお伝えいただければ、適した仕様と費用感をご提案します。

少ない部数から試せますか?

中小企業や地域店舗の小ロットのご依頼にも対応しています。想定部数をお知らせください。

まとめ

デザインは反響に影響しますが、順番があります。エリア、時期、オファーを確認してからでも遅くありません。前の3つは制作費をかけずに見直せます。

そしてデザインに手をつけるなら、まず写真から。素材写真を実物の写真に差し替えるだけで、反応が変わることがあります。その際、解像度と許諾の2点だけは事前に確認してください。

エリアの見直しから、ご相談いただけます。

商圏をお伝えいただければ、範囲の切り方と配布時期をご提案します。

0120-107-209

受付 10:00〜20:00/年中無休

無料見積り相談はこちら

反響を生む配布設計をプロがご提案します

反響を生む配布設計

プロがご提案します

お気軽にご相談ください

お気軽にどうぞ 無料見積もり相談