配って終わりにしないために|反応が返る仕組みの作り方

配って終わりにしないために|反応が返る仕組みの作り方

チラシを1万枚配った。反響は「なんとなくあった気がする」。次回どうするかは「とりあえずまた配る」。

この状態は、配布そのものが悪いのではありません。反応が返ってくる仕組みを作っていないだけです。仕組みさえあれば、紙の配布でも数字は残せます。

この記事では、配って終わりにしないために何を用意すればよいかを整理します。

この記事の結論

  • 届くこと読まれること反応が返ることは、別の話です
  • ポストに入れば届いてはいます。課題はその先にあります
  • 反応を数えるには3つの仕組みが必要です
  • いずれも印刷の前に決めるものです。配った後には作れません
  • 1回目は数字を取るため、判断するのは2回目からと考えてください

届く・読まれる・反応する

この3つを混ぜて考えると、どこに問題があるのか分からなくなります。

段階 何が起きているか 改善するには
届く ポストに投函される 配布実績の記録を確認する
読まれる 束から取り出され、目を通される 紙面の上半分、サイズ、写真
反応する 電話・来店・問い合わせにつながる オファー、連絡手段、着地先

「届いていない」は、ほとんどありません

ポスティングは投函が完了すれば、そこで届いています。ここが街頭配布と違う点です。手渡しでは受け取ってもらえないことがありますが、ポストに入れる方式にその段階はありません。

したがって「反応がない」という状況で疑うべきは、配布そのものではなく、読まれる段階か、反応する段階です。

どこで止まっているかを切り分ける

反応がなかったとき、原因は次のどれかです。

  • 配布エリアが商圏と合っていない:読まれても、来られない人だった
  • 紙面で止められなかった:束から取り出された瞬間に処分された
  • 反応する手段がなかった:興味は持ったが、連絡先が分かりにくかった

3つとも別の対処が必要です。切り分けずに「デザインを変えよう」と進むと、原因が別のところにあった場合、費用だけが増えます。

反応を数えるための3つの仕組み

数字を残すために必要なものは、多くありません。

① 反応の出どころが分かる仕掛け

クーポン番号、専用の電話番号、QRコードの遷移先。配布回ごと、エリアごとに分けておけば、どこからの反応かが判別できます

これがないと、問い合わせがあっても「たまたま来た人」と区別がつきません。印刷の段階で刷り込むしかないので、配った後には作れません

② 分母となる配布実績

反応の件数だけでは比較になりません。どのエリアに何枚配ったかが分かって初めて、地区ごとの反応率を出せます

弊社ではGPSログ、エリア単位の配布実績、写真付きレポートで配布状況をご確認いただけます。次回のエリア調整にそのまま使える形でお渡しします。

③ 記録する運用

仕掛けを入れても、記録する人がいなければ数字は残りません。電話を受けた人が「チラシを見た」と聞いたら、どこにメモするか。ここを決めておいてください。

複雑な管理は要りません。日付・どのチラシか・地区。この3つが残れば十分です

1回目は、判断のための材料集めです

初回の配布で「効果があった/なかった」を判断しようとすると、たいてい誤ります。反応件数が少ないうちは、偶然の影響が大きいためです。

1回目で確認するのは、次の3つで十分です。

  • 反応がまったくゼロか、いくらか出るか
  • 問い合わせの内容が想定と合っているか
  • 動線に不備がないか(電話がつながる、QRが読める)

数字として判断できるようになるのは、2回目以降、比較対象ができてからです。1回目を「テスト」と割り切れるかどうかで、その後の精度が変わります。

配布実績が残る形で、ご提案します。

GPSログ、エリア単位の実績、写真付きレポートで配布状況をご確認いただけます。
次回の判断材料として使える形でお渡しします。

0120-107-209

受付 10:00〜20:00/年中無休

無料見積り相談はこちら

反応する手段を、狭めない

意外と多いのが、連絡手段が限られているために反応を取りこぼしているケースです。

電話だけにしない

日中働いている人は、営業時間内に電話できません。フォームやメールなど、時間を問わない手段を併記してください

受付時間を明記する

電話番号を載せるなら、いつかけてよいかを書きます。「営業時間内」では判断できません。時刻で示してください。

時間外の扱いを決めておく

チラシは配布後もしばらく手元に残ります。夜間や休業日にかかってくることも想定されます。留守電にするのか、翌営業日に折り返すのか。決めていなければ、鳴っただけで終わります。

検索されることも想定する

チラシを見て興味を持った人の多くは、その場で電話せず、まず社名で検索します。そこで表示される情報が古いままだと、そこで検討が止まります。営業時間、写真、地図の位置を確認しておいてください。

紙が残る、という性質を使う

デジタル広告は、表示が終われば消えます。紙は、捨てられなければ残ります。

すぐ反応がなくても、失敗とは限りません

配布した週に問い合わせがなくても、数週間後に必要になった人が連絡してくることがあります。とくに検討期間の長い商材では、反応が遅れて出ます

したがって、効果を測る期間は商材に合わせて設定してください。1週間で締めると、実態より低い数字になります

残してもらう工夫

切り取れるクーポン、冷蔵庫に貼れるマグネット、料金表として使える紙面。「後で使うかもしれない」と思われれば、処分されません

連絡先が大きく書かれているかどうかも効きます。手に取ったときにすぐ見つからなければ、探すより先に他の選択肢に流れます。

繰り返して、精度を上げる

1回目:仕掛けを入れて配る
判別できる仕掛けと、記録する運用を用意します。数字を取ることが目的です。
反応の出どころを集計する
どの地区から、何件。配布実績と突き合わせて反応率を出します。
2回目:反応のあった地区に厚く配る
なかった地区を外し、その分を効いた地区に回します。
1つだけ変えて試す
エリア、時期、内容。同時に変えると原因が特定できません。
当たった条件を記録する
次に同じ条件の地区を探すための基準になります。

この流れが回り始めると、回を重ねるごとに精度が上がります。逆に、記録が残らない配布を繰り返しても、毎回ゼロからのやり直しになります。

よくある失敗

NG例1:仕掛けを入れずに配る
反応があっても出どころが分かりません。印刷前に決めてください。

NG例2:配布実績を残さない
分母が分からなければ、地区ごとの比較ができません。

NG例3:1回目で効果を判断する
件数が少ないうちは偶然の影響が大きくなります。2回目からが判断の材料です。

NG例4:連絡手段を電話だけにする
日中働いている人が反応できません。時間を問わない手段を併記してください。

NG例5:短い期間で集計を締める
紙は残ります。検討期間の長い商材ほど、反応は遅れて出ます。

よくあるご質問

どのエリアに何枚配ったか分かりますか?

GPSログ、エリア単位の配布実績、写真付きレポートでご確認いただけます。

エリアごとにチラシを変えられますか?

町丁目単位で指定できるため、クーポン番号やQRコードを分けた刷り分けに対応しています。

2回目以降、エリアを調整できますか?

前回の配布実績をもとに、反応のあった地区へ配分を寄せるご提案ができます。

検索された先の整備も依頼できますか?

MEO対策に対応しています。ポスティングとあわせてご相談いただけます。

印刷から依頼できますか?

印刷から配布まで一括で対応できます。QRコードの刷り分けについてもご相談ください。

まとめ

紙の配布で数字が残らないのは、媒体の性質ではありません。反応が返る仕組みを用意していないだけです。判別できる仕掛け、分母となる配布実績、記録する運用。この3つがあれば、紙でも数字は取れます。

そして、いずれも印刷の前に決めるものです。配った後からは作れません。1回目は数字を取るための回と割り切り、判断は2回目から。この順序が、結果的に最短になります。

次につながる配布設計を、ご提案します。

エリアの切り方、記録の残し方、比較のしやすい条件設定までご相談いただけます。

0120-107-209

受付 10:00〜20:00/年中無休

無料見積り相談はこちら

反響を生む配布設計をプロがご提案します

反響を生む配布設計

プロがご提案します

お気軽にご相談ください

お気軽にどうぞ 無料見積もり相談