大阪市西淀川区のポスティング|地図の距離と移動の距離が違います

西淀川区は、南に新淀川、北に神崎川、西は大阪湾。三方を水に囲まれた区です。しかもその内側も、中島川や大野川などによって細かく分かれています。
この地形が、配布の見積りに効いてきます。地図の上で隣り合っている町丁が、実際には橋を回らないと行けないということが起こるからです。距離で範囲を切ると、想定より日数がかかります。
この記事では、水に囲まれた区での範囲の決め方を整理します。
この記事の結論
- 西淀川区は三方を川と海に囲まれ、区内も川で分かれています
- 地図の距離と実際に歩く距離が一致しません。円を描いて範囲を切らないでください
- 建物の構成は共同住宅が約62%、一戸建てが約33%。町丁による差が大きい区です
- 中島一丁目は一戸建てが約78%。一方、出来島三丁目は共同住宅が約99%です
- 西島や中島の一部は世帯がほぼゼロで事業所だけの区域です。阪神工業地帯にあたります
記事の目次
地図の距離と移動の距離が違います
三方を水に囲まれています
西淀川区は大阪市の北西部にあり、兵庫県尼崎市と接しています。南に新淀川、北に神崎川が流れ、西は大阪湾に面しています。区の内側にも中島川や大野川などが通っています。
ポスティングは、配布員が一軒ずつ歩いて投函する方法です。川があれば、橋まで回らなければ渡れません。地図の上では数百メートルしか離れていない町丁が、歩けば1キロ以上ということが起こります。
円を描いて範囲を切らないでください
「店から半径1キロ」という切り方は、平坦で道路がつながっている区域では有効です。西淀川区では、この方法が実態と合いません。
円の中に入っている町丁でも、川の向こう側であれば配布員は大回りすることになります。1日に配れる部数が落ち、日数が伸びます。逆に、円の外にあっても橋でまっすぐつながっている区域のほうが効率がよいこともあります。
範囲は、橋と道路のつながり方を見て決めてください。店の位置をお伝えいただければ、こちらで組み立てます。
商圏としても切れています
これは配布の効率だけの話ではありません。川は生活の動線も切ります。橋を渡らないと行けない店より、同じ側にある店を選ぶ人が多くなります。
店から見て川の向こう側は、距離が近くても来店につながりにくい区域です。範囲を組むときは、まず店と同じ側から足していってください。反対側に広げるのは、同じ側で足りない場合に限ります。
建物の構成は町丁で大きく違います
区全体では共同住宅が約62%
平成27年国勢調査によると、西淀川区の一般世帯42,889のうち、共同住宅が26,565世帯(約62%)、一戸建てが14,171世帯(約33%)、長屋建てが871世帯(約2%)です。持ち家は24,125世帯、借家は17,574世帯でした。
大阪市のなかでは、共同住宅と一戸建てのどちらもある区だといえます。ただしこの平均は、そのままでは使えません。
町丁ごとに正反対です
| 町丁 | 一般世帯数 | 共同住宅 | 借家 |
|---|---|---|---|
| 出来島三丁目 | 1,065世帯 | 1,052世帯(約99%) | 910世帯(約85%) |
| 歌島四丁目 | 233世帯 | 223世帯(約96%) | 223世帯(約96%) |
| 野里三丁目 | 502世帯 | 482世帯(約96%) | 78世帯(約16%) |
| 中島一丁目 | 1,744世帯 | 280世帯(約16%) | 318世帯(約18%) |
※平成27年国勢調査より作成しました。
出来島三丁目は世帯の約99%が共同住宅で、約85%が借家です。ほぼ全部が賃貸の集合住宅ということになります。
一方、野里三丁目も共同住宅が約96%ですが、借家は約16%しかありません。共同住宅の大半が分譲です。同じ「集合住宅限定」で配ると、この2つにはまったく違う相手が読むことになります。
中島一丁目は逆です。1,744世帯のうち一戸建てが1,362世帯(約78%)、持ち家が1,336世帯(約77%)。持ち家の一戸建てが中心の区域です。
世帯がほぼゼロの区域があります
西島二丁目は人口も世帯もゼロ、西島一丁目は世帯2、中島二丁目は世帯3です。ところが事業所は、西島一丁目に40、西島二丁目に16、中島二丁目に243あります。
この区域は阪神工業地帯にあたります。建物はあるが、住んでいる人はほとんどいないということです。
住まい向けの範囲に入れても部数になりません。逆に、事業所限定配布であれば有力な対象になります。西淀川区は事業所が4,694あり、他の市区町村から働きに来る人(27,951人)が、区外へ通勤する人(22,822人)を上回る区でもあります。
橋のつながり方から範囲を組み立てます
地図の距離では読めない区です。
店の位置をお伝えいただければ、実際に配れる範囲をお出しします。
0120-107-209
受付 10:00〜20:00/年中無休
西淀川区で範囲を決める順番
新淀川・神崎川・中島川などで区内が分かれています。まず店と同じ側の町丁から並べてください。
円を描かず、道路と橋のつながりで判断します。地図上で近くても、大回りが必要な区域は後回しにしてください。
区全体の平均(共同住宅約62%)は使えません。出来島三丁目は約99%、中島一丁目は約16%です。町丁ごとに確認してください。
賃貸を狙うなら出来島三丁目のような区域、分譲なら野里三丁目のような区域、一戸建てなら中島一丁目。範囲が決まってから選んでください。
足し上げた世帯数に70%を掛けます。残りの30%は、投函をお断りしている物件と、管理人の方に断られる場合を想定した割合です。
よくあるNG例
NG例1:店から半径で範囲を切る
西淀川区は三方を水に囲まれ、区内も川で分かれています。円の中でも橋を回らないと行けない区域があります。
NG例2:川の向こう側を優先して入れる
川は生活の動線も切ります。距離が近くても来店につながりにくい区域です。まず店と同じ側から足してください。
NG例3:区全体の平均で配布方法を決める
共同住宅は区全体で約62%ですが、出来島三丁目は約99%、中島一丁目は約16%です。町丁ごとに確認してください。
NG例4:世帯がほぼゼロの区域を住まい向けの範囲に入れる
西島や中島二丁目は事業所だけの区域です。事業所限定配布であれば対象になります。
NG例5:年収や家族構成で絞ろうとする
ポスティングで指定できるのは町丁までです。建物の種別は指定できますが、そこに住んでいる方の年齢や年収、家族構成では絞れません。名簿を使わない配布方法だからです。
よくあるご質問
西淀川区の全域に配ると何部になりますか
範囲が決まった段階で、最新の世帯数をもとにお出しします。世帯数の70%を配布可能数として見積もっていますので、対象にしたい町丁をお伝えいただければ計算できます。
範囲をどう伝えればよいですか
店の住所と、お客様がどうやって来るか(徒歩・自転車・車)、ご予算の3つをお伝えください。西淀川区は川で分かれていますので、こちらで橋のつながり方を見ながら範囲を組み立ててご提案します。
賃貸だけに配ることはできますか
できます。出来島三丁目や歌島四丁目のように、共同住宅がほぼ全部で借家が中心という区域があります。逆に野里三丁目は共同住宅が約96%でも借家は約16%ですので、範囲の選び方で結果が変わります。
事業所だけに配ることはできますか
できます。区内の事業所は4,694です。西島や中島二丁目のように、世帯がほぼゼロで事業所だけの区域もあります。住まい向けとは範囲が変わりますので、どちらに配りたいかを先にお決めください。
投函をお断りしている物件はどう扱われますか
配布禁止エリアと投函禁止物件はリストで管理しており、配布員にも共有しています。世帯数の70%という見積りは、この分を差し引いた数字です。管理体制については配布禁止エリアに関するページをご覧ください。
まとめ
西淀川区は南に新淀川、北に神崎川、西は大阪湾と、三方を水に囲まれた区です。区の内側にも川が通っています。地図の上で近い町丁が、歩けば遠いということが起こりますので、半径で範囲を切る方法は実態と合いません。橋と道路のつながり方を見ながら、店と同じ側から順に足していってください。川は配布の効率だけでなく、生活の動線も切ります。
建物の構成にも注意が必要です。区全体では共同住宅が約62%、一戸建てが約33%ですが、町丁によって正反対です。出来島三丁目は共同住宅が約99%で借家が約85%、野里三丁目は共同住宅が約96%でも借家は約16%、中島一丁目は一戸建てが約78%。区の平均で配布方法を決めると、狙いと違う相手に届きます。
配布スタンダードでは、町丁単位でのエリア指定に対応しています。店の位置とご予算をお聞かせいただければ、橋のつながり方まで見たうえで範囲をご提案します。範囲が決まっていない段階でお声がけください。
川で分かれた区ほど、設計が効きます
西淀川区のデータをもとに、無駄のない範囲を組み立てます。
印刷から配布まで一括でお引き受けできます。
0120-107-209
受付 10:00〜20:00/年中無休