取手市のポスティング|賃貸と持ち家が町丁で分かれます

ポスティングでは「集合住宅限定」という指定ができます。ただしこの指定では、分譲マンションと賃貸アパートの両方に配られます。住宅の売却を勧めるチラシと、賃貸物件の紹介チラシでは、届けたい相手が正反対です。
取手市は、この使い分けがしやすい市です。1970年代から1980年代にかけて市内各所で住宅地が開発された結果、町丁ごとに建物の種類と所有の形がきれいに分かれています。
この記事では、町丁を選ぶだけで分譲か賃貸かまでそろう、その構造を整理します。
この記事の結論
- 取手市は49,340世帯です(茨城県常住人口調査、令和8年4月1日現在)。70%の見積りで全域およそ34,500部になります
- 面積は69.94平方キロメートル、1平方キロメートル当たり約705世帯です。茨城県内では配布効率のよい市です
- 井野団地は1,820世帯のうち1,816世帯が共同住宅、しかも1,816世帯が借家です
- 西一丁目は共同住宅が247世帯ありますが、借家は19世帯だけです。同じ集合住宅でも中身が正反対です
- したがって、「集合住宅限定」ではなく町丁で指定するほうが、分譲か賃貸かまで狙えます
記事の目次
全域でおよそ34,500部です
49,340世帯、面積69.94平方キロメートル
茨城県の常住人口調査によると、令和8年4月1日現在の取手市の世帯数は49,340世帯です。市の面積は69.94平方キロメートル、人口密度は1平方キロメートル当たり1,479.4人です。
配布スタンダードでは、配布可能数を世帯数の70%で見積もっています。残りの30%は、投函をお断りしている物件と、管理人の方に断られる場合を想定した割合です。この計算で、全域はおよそ34,500部になります。
茨城県内では配りやすい市です
世帯数を面積で割ると、1平方キロメートル当たり約705世帯になります。この連載で扱った同じ茨城県の2市と並べます。
| 取手市 | 那珂市 | かすみがうら市 | |
|---|---|---|---|
| 世帯数 | 49,340世帯 | 21,723世帯 | 16,326世帯 |
| 面積 | 69.94km² | 97.82km² | 156.60km² |
| 1km²当たり世帯数 | 約705世帯 | 約222世帯 | 約104世帯 |
※いずれも茨城県「市町村のデータ」より。取手市とかすみがうら市は令和8年4月1日現在、那珂市は令和8年1月1日現在の世帯数です。
取手市はかすみがうら市の7倍近い密度があります。面積は3市で最も小さく、世帯数は最も多い市です。配布員が同じ距離を歩いて投函できる件数が多いため、部数のわりに日数が短く収まります。
「集合住宅限定」では分譲と賃貸が混ざります
井野団地と西一丁目を並べます
平成27年国勢調査の町丁・字別集計から、2つの町丁を取り出します。
| 井野団地 | 西一丁目 | |
|---|---|---|
| 一般世帯数 | 1,820世帯 | 730世帯 |
| 共同住宅 | 1,816世帯 | 247世帯 |
| 一戸建て | 4世帯 | 477世帯 |
| 持ち家 | 4世帯 | 706世帯 |
| 借家 | 1,816世帯 | 19世帯 |
井野団地は、世帯のほぼ全部が共同住宅で、そのほぼ全部が借家です。1つの町丁がまるごと賃貸の集合住宅という状態です。
西一丁目にも共同住宅が247世帯あります。ところが借家は19世帯しかありません。共同住宅の大半が持ち家、つまり分譲だということになります。
この2つに「集合住宅限定」で配ると、まったく違う相手に同じチラシが届きます。住宅の売却や住み替えを勧める内容であれば西一丁目、引越しや賃貸の紹介であれば井野団地。建物の種類だけでは、この区別ができません。
町丁を指定すれば所有の形までそろいます
4つの町丁で見比べます
| 町丁 | 一般世帯数 | 共同住宅 | 借家 | 区域の性格 |
|---|---|---|---|---|
| 井野団地 | 1,820世帯 | 1,816世帯 | 1,816世帯 | 賃貸の集合住宅 |
| 戸頭七丁目 | 637世帯 | 570世帯 | 391世帯 | 賃貸寄りの集合住宅 |
| 西一丁目 | 730世帯 | 247世帯 | 19世帯 | 持ち家(分譲と一戸建て) |
| 桜が丘一〜四丁目 | 1,703世帯 | 4世帯 | 29世帯 | 持ち家の一戸建て |
※平成27年国勢調査の町丁・字別集計より作成しました。
桜が丘は四丁目まで合わせて1,703世帯ありますが、共同住宅はわずか4世帯、借家も29世帯です。ほぼ全部が持ち家の一戸建てです。光風台(3町丁で574世帯、共同住宅ゼロ、借家16世帯)や紫水(318世帯、共同住宅ゼロ、借家4世帯)も同じ性格です。
取手市は町丁が130近くあります。数が多いぶん、範囲を細かく切れます。そしてその1つ1つの性格がはっきり分かれているのが、この市の特徴です。
データの年次についてお断りします
町丁別の内訳は平成27年国勢調査の小地域集計によるものです。市全体の世帯数(49,340世帯)は令和8年4月時点の県の調査によるものですので、年次が異なります。
取手市は1970年代から1980年代に開発された住宅地が多く、区域ごとの建物構成は短期間で大きくは変わりません。ただし正確な部数は範囲が決まった段階で最新のデータをもとにお出しします。
目的別の町丁の選び方
| 届けたい相手 | 向く区域の例 |
|---|---|
| 賃貸に住んでいる方(引越し・賃貸仲介・求人・デリバリー) | 井野団地、戸頭の一部 |
| 分譲マンションの所有者(リフォーム・住み替え・不動産売却) | 西、井野台の一部 |
| 一戸建ての所有者(外壁塗装・住宅設備・造園) | 桜が丘、光風台、紫水、双葉 |
| 区別しない(飲食・小売・学習塾・医療) | 軒並み配布で範囲を組みます |
なお、町丁で分かれているということは、建物種別の指定を足す必要がないということでもあります。軒並み配布のままで結果が同じであれば、単価はそのぶん抑えられます。どちらにするかは範囲が決まってからご相談ください。
分譲か賃貸か、狙いを決めてからご相談ください
取手市の町丁別データをもとに、狙いに合う区域をお出しします。
部数と日数の見通しもあわせてご提案します。
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取手市で範囲を決める順番
建物の種類だけでなく、持ち家か借家かまで決めてください。取手市はこの2つが町丁で分かれていますので、ここが決まれば範囲がほぼ決まります。
賃貸なら井野団地や戸頭の一部、持ち家の一戸建てなら桜が丘・光風台・紫水といった区域になります。
町丁が130近くありますので、細かく切れます。世帯数を並べて、予算に届くところまで足してください。
足し上げた世帯数に70%を掛けます。全域でおよそ34,500部ですので、範囲を絞れば数千部から1万部台になります。
町丁だけでそろうなら、軒並み配布のままで構いません。混在する町丁を入れる場合にだけ、指定を足してください。
よくあるNG例
NG例1:「集合住宅限定」だけで分譲を狙う
この指定では賃貸も含まれます。井野団地は共同住宅1,816世帯のすべてが借家です。分譲を狙うなら町丁で指定してください。
NG例2:「一戸建て限定」だけで持ち家を狙う
一戸建てにも借家があります。取手市全体では借家が10,662世帯あり、一戸建ての借家も含まれます。持ち家に寄せたいなら、桜が丘や光風台のような区域を指定してください。
NG例3:年収や家族構成で絞ろうとする
ポスティングで指定できるのは町丁までです。建物の種別は指定できますが、そこに住んでいる方の年齢や年収、家族構成では絞れません。名簿を使わない配布方法だからです。
NG例4:町丁の性格を確かめずに範囲を広げる
取手市は町丁ごとに性格がはっきり分かれています。近いという理由だけで足すと、狙いと違う区域が混ざります。
NG例5:10年前の統計をそのまま使う
取手市の人口は平成27年の106,570人からおよそ3,000人減っています。古いデータで組むと部数を多く見積もることになります。
よくあるご質問
取手市の全域に配ると何部になりますか
49,340世帯(茨城県常住人口調査、令和8年4月1日現在)をもとに、70%の見積りでおよそ34,500部です。実際の部数は範囲と建物の状況によって変わりますので、範囲が決まった段階でお出しします。
分譲マンションだけに配ることはできますか
分譲限定配布として承っています。あわせて、取手市では町丁の指定でも近い結果が出せます。西や井野台のように、共同住宅がありながら借家がごく少ない区域があるためです。どちらが合うかは範囲と部数によりますので、ご相談ください。
賃貸だけに配ることはできますか
賃貸限定配布として承っています。井野団地のように、町丁ごと賃貸の集合住宅という区域もありますので、その場合は軒並み配布のままで同じ結果になります。
千葉県側と一緒に配れますか
配布は可能です。取手市は利根川を挟んで千葉県我孫子市・柏市に接しています。川を渡ることになりますので、徒歩や自転車の商圏としては切れやすい方向ですが、車での来店を想定している場合は検討の余地があります。
投函をお断りしている物件はどう扱われますか
配布禁止エリアと投函禁止物件はリストで管理しており、配布員にも共有しています。世帯数の70%という見積りは、この分を差し引いた数字です。管理体制については配布禁止エリアに関するページをご覧ください。
まとめ
取手市は49,340世帯、面積69.94平方キロメートルの市です。全域でおよそ34,500部になります。1平方キロメートル当たり約705世帯で、この連載で扱った茨城県の3市のなかでは最も配りやすい条件です。
そして範囲の切り方に、この市らしさがあります。1970年代から1980年代に開発された住宅地が市内各所にあり、町丁ごとに建物の種類と所有の形がそろっています。井野団地は1,820世帯のほぼ全部が賃貸の共同住宅、桜が丘は1,703世帯のほぼ全部が持ち家の一戸建て、西一丁目は共同住宅がありながら借家は19世帯だけです。「集合住宅限定」では分譲と賃貸が混ざりますが、町丁で指定すればそこまでそろいます。
配布スタンダードでは、町丁単位でのエリア指定に対応しています。分譲を狙うのか賃貸を狙うのか、まずそこをお決めいただければ、合う区域と部数をお出しします。範囲が決まっていない段階でお声がけください。
町丁が細かい市ほど、狙いを絞れます
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