佐久市のポスティング|新幹線でできた中心と、昔からの中心

長野県佐久市でチラシのポスティングを検討するとき、「市の中心部に配る」という指定では範囲が決まりません。佐久市には中心と呼べる場所が複数あり、しかもその成り立ちが違うためです。
ひとつは佐久平駅の周辺です。1997年の新幹線開業でできた駅で、その周辺は開業後に開発が進みました。もうひとつは岩村田、中込、臼田、望月といった、以前から人が集まってきた市街地です。
この2種類の市街地では、建っている住宅の種類が違います。同じ佐久市内でも、どちらを選ぶかで向いている配布方法が変わります。この記事ではその見分け方を整理します。
この記事の結論
- 佐久市の世帯数は41,669世帯で、全域に配ると約29,100部になる
- 人口は減っているが、世帯数は増えている
- 佐久市には新幹線でできた市街地と、昔からの市街地の両方がある
- 駅周辺は集合住宅が多く、昔からの市街地は一戸建てが中心になる
- 扱う商材によって、どちらを優先するかが変わる
記事の目次
佐久市に配布先は何世帯あるのか
市が公表している最新の世帯数
佐久市がオープンデータとして公表している推計人口(毎月人口異動調査)から、直近の数字を抜き出します。国勢調査の人口に住民基本台帳の異動を反映したものです。
| 時点 | 世帯数 | 人口 |
|---|---|---|
| 2025年1月1日 | 41,325世帯 | 96,780人 |
| 2025年12月1日 | 41,669世帯 | 96,537人 |
| 1年間の増減 | +344世帯 | △243人 |
人口は減っていますが、世帯数は増えています。ポスティングで数えるのはポストですので、佐久市の配布先はこの1年でも増えたことになります。投函をお断りしている住宅などを差し引くと、全域で約29,100部が目安です。
前回の部数をそのまま使わないでください
人口が減っているという印象で部数を据え置くと、同じ範囲をカバーできなくなります。佐久市では世帯数が毎年増えていますので、前回の配布から時間が空いている場合は現在の数字で組み直してください。
佐久市には中心が複数あります
2005年に1市2町1村が合併しました
佐久市は平成17年4月1日に、佐久市、臼田町、浅科村、望月町が合併して現在の市域になりました。合併前のそれぞれの町村には中心となる集落があり、合併後もその形が残っています。臼田、望月、浅科の各地区がこれにあたります。
加えて、旧佐久市の中にも岩村田、中込、野沢という複数の市街地があります。岩村田は中山道の宿場町、中込は市役所が置かれている地区です。ひとつの大きな中心があって周囲が郊外になる、という構造ではありません。
新幹線の駅が新しい中心をつくりました
1997年、北陸新幹線(当時の呼称は長野新幹線)の高崎から長野までの区間が開業し、佐久平駅ができました。この駅は昔からの市街地とは少し離れた場所につくられ、周辺は開業後に開発が進みました。
その結果、佐久市には「以前から人が住んでいた市街地」と「この30年ほどでできた市街地」が並んでいます。この違いが、配布の設計に効いてきます。
新しい市街地と昔からの市街地では、建物が違います
駅周辺は集合住宅が多くなります
佐久平駅の周辺は、造成後に建てられた住宅が中心です。まとまった土地に集合住宅が建てられているため、1か所に多くのポストが集まります。短い距離で多くの部数を投函できる範囲です。
住んでいる方も、以前から佐久市にいる方とは限りません。転入して間もない世帯や、単身世帯の割合が高くなる傾向があります。
昔からの市街地は一戸建てが中心です
岩村田、中込、臼田、望月といった地区は、一戸建てと持ち家の割合が高くなります。同じ場所に長く住んでいる世帯が多く、地域とのつながりも異なります。
この違いは、扱う商材との相性に直結します。リフォーム、外壁塗装、庭木の手入れ、不用品回収のように持ち家の維持に関わるサービスであれば、昔からの市街地が対象になります。逆に、引っ越し直後に必要になるサービスや、単身世帯向けの商材であれば、駅周辺のほうが合います。
どちらが良いという話ではありません
同じ市内でも住んでいる人の状況が違うということです。両方に同じチラシを配る場合、どちらかでは内容が合わなくなる可能性があります。範囲を分けて、紙面を変えるという設計も検討できます。
配布範囲の決め方
持ち家の維持に関わるサービスか、住み始めた人に向けたものか。ここで優先する地区が変わります。
佐久市は市域が広く、地区どうしが離れています。距離ではなく移動時間でお考えください。
候補になった地区の世帯数をお出しします。ここで部数と予算を合わせます。
複数の地区にまたがる場合、内容が両方に合うかをご確認ください。分けて刷るご相談も承ります。
佐久市の配布可能数を、地区ごとにお出しします
駅周辺と昔からの市街地を分けてお見積りできます。
どちらが商材に合うかという段階からご相談ください。
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佐久市で選べる配布方法
軒並み配布
指定した範囲にある全てのポストに投函する方法です。一戸建ても集合住宅も事業所も含みます。1部あたりの単価が最も低く、配布先を選ばずに歩けるため、1日に進む枚数も多くなります。
集合住宅限定配布
集合住宅だけに投函する方法です。1か所に多くのポストが集まっているため、短い距離で多くの部数を投函できます。佐久市では駅周辺で成立しやすい方法です。ただし投函を認めていない建物は対象から外れますので、範囲を決める前にお調べします。
一戸建て限定配布
一戸建てだけに投函する方法です。リフォーム、外壁塗装、太陽光、庭木の手入れ、不用品回収など、持ち家の維持に関わるサービスで使われます。昔からの市街地や周辺の集落が対象として合います。集合住宅を飛ばしながら歩くため、軒並み配布より単価は上がります。
事業所限定配布
事務所や店舗だけに投函する方法です。法人向けの商材は、住宅に配っても決裁する立場の人には届きません。会社に届けたい場合は、住宅ではなく事業所を対象にしてください。
指定できない条件もあります
ポスティングには宛名がありません。そのため、年齢、年収、家族構成といった住んでいる人の属性で配布先を選ぶことはできません。指定できるのは町までの範囲と、建物の種類です。特定の層に届けたい場合は、その層が多く住んでいる地区を選ぶという考え方をします。
日数と費用の考え方
期間は日数で考えてください
ポスティングは配布員が徒歩で1軒ずつ投函していきます。市街地は家が連続しているため1日に進む枚数が多く、周辺の集落では移動が加わります。そのため「この日に一斉に届く」という配り方はできません。
イベントやセールに合わせる場合は、当日から逆算して、配布を終える日を決めてください。折込チラシとは前提が違う点にご注意ください。
単価は範囲と配布方法で変わります
1部あたりの単価は、配布方法によって変わります。範囲内の全てのポストに投函する軒並み配布が最も低く、建物を選んで投函する方法ほど上がります。離れた地区を含める場合も、移動の分だけ条件が変わります。
具体的な金額は料金プランのページをご確認いただくか、範囲をお伝えいただいたうえでお見積りをご依頼ください。
佐久市のポスティングでよくない進め方
NG例1:「市の中心部に配る」と指定する
佐久市には佐久平駅の周辺、岩村田、中込、臼田、望月と複数の市街地があります。この指定では範囲が決まりません。
NG例2:市内全域に同じチラシを配る
駅周辺と昔からの市街地では、住宅の種類も住んでいる方の状況も違います。両方に配る場合は、内容がどちらにも合うかをご確認ください。
NG例3:人口が減っているから部数も減らす
佐久市の人口は減っていますが、世帯数は増えています。部数の基礎になるのは世帯数です。
NG例4:住んでいる人の属性でエリアを指定しようとする
ポスティングには宛名がないため、年齢や年収では絞れません。指定できるのは町までの範囲と建物の種類です。
NG例5:法人向けの商材を住宅に配る
会社の設備やサービスを検討するのは職場にいる時間です。自宅のポストに入っていても、決裁する立場の人に届くとは限りません。事業所限定配布をご検討ください。
よくあるご質問
佐久市の全域に配ると、何部くらいになりますか。
佐久市が公表している世帯数は41,669世帯です。投函をお断りしている住宅などを差し引くと、約29,100部が目安になります。実際の数は範囲と配布方法によって変わりますので、お見積りの際に算出します。
佐久平駅の周辺だけに配ることはできますか。
できます。町の単位で範囲を指定していただけます。駅周辺は集合住宅が多いため、集合住宅限定配布との組み合わせもご検討いただけます。
臼田や望月の地区だけに配れますか。
できます。合併前の町村の区域を単位とした指定も承ります。地区ごとの世帯数をお出ししたうえで範囲を決めていただけます。
地区ごとにチラシを変えることはできますか。
できます。範囲を分けて、それぞれ別のチラシを配る形になります。印刷から承っていますので、刷り分けもあわせてご相談ください。
配布が終わったことは、どのように確認できますか。
配布員はGPS端末を持って配布し、移動の軌跡を記録しています。配布後にエリア単位の配布実績と写真を添えたレポートをご提出しますので、どこにどれだけ配られたかをご確認いただけます。
まとめ
佐久市の世帯数は41,669世帯で、全域に配ると約29,100部が目安になります。人口は減っていますが世帯数は増えていますので、前回の部数をそのまま使うと範囲が足りなくなります。
範囲を決めるときは、佐久市に中心が複数あることを踏まえてください。2005年の合併で臼田、浅科、望月の各地区が加わり、旧佐久市の中にも岩村田、中込、野沢という市街地があります。さらに1997年の新幹線開業でできた佐久平駅の周辺が、新しい市街地として加わりました。
駅周辺は集合住宅が多く、昔からの市街地は一戸建てが中心です。扱う商材によって、どちらを優先するかが変わります。両方に配る場合は、紙面の内容がどちらにも合うかをご確認ください。地区を分けたお見積りも、刷り分けのご相談も承ります。
佐久市のポスティングは配布スタンダードへ
町単位での範囲指定に対応し、GPSログとエリア単位の配布実績、写真付きのレポートで配布状況をご確認いただけます。
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