大阪市西区のポスティング|世帯が増えても配れる数は別です

大阪市西区のポスティング|世帯が増えても配れる数は別です

大阪市西区の世帯数は73,755世帯です。10年前は52,138世帯でしたので、この10年でおよそ1.4倍になりました

増えた分だけ配布先が増えたように見えます。ただし、実際に投函できる数は世帯数と同じようには増えません。増えたのが新しい建物だからです。

この記事では、世帯数から部数を出したあとに何を確認するのかを整理します。西区のように建物が入れ替わり続けている区では、この確認が部数の精度を左右します。

この記事の結論

  • 西区は73,755世帯です。令和2年から9,881世帯(15.5%)増えており、大阪市24区で3番目に大きい伸びです
  • 10年前の平成27年は52,138世帯でした。10年でおよそ1.4倍になっています
  • 配布可能数を世帯数の70%で見積もると、全域でおよそ51,600部です。前回は約44,700部でしたので、約6,900部増えます
  • 1世帯当たり人員は1.57人です。平成27年の1.77人から下がり続けています
  • 70%という見積りは出発点です。投函できるかどうかは建物ごとに決まりますので、範囲が固まったら現地で確認します

10年で世帯が1.4倍になりました

3回の調査を並べます

調査年 人口 世帯数 1世帯当たり人員
平成27年 92,430人 52,138世帯 1.77人
令和2年 105,862人 63,874世帯 1.66人
令和7年 115,449人 73,755世帯 1.57人

※大阪市「令和7年国勢調査 速報集計結果の概要」より作成しました。令和7年は速報値です。

10年で人口が23,019人、世帯が21,617世帯増えました。増えた人数と増えた世帯数がほぼ同じです。1世帯につき1人ずつ増えた計算になります。

大阪市24区で3番目の伸びです

令和2年からの5年間で見ると、西区の世帯数は15.5%増えました。大阪市全体の7.9%の約2倍です。

世帯増加率(令和2年→令和7年)
浪速区 約24.5%
中央区 約17.4%
西区 約15.5%
大阪市全体 約7.9%

この見積りで、全域配布はおよそ51,600部になります。令和2年時点の約44,700部から、約6,900部増えました。前回の部数をそのまま使うと足りません。

増えた分は新しい建物です

1世帯1.57人が示すもの

1世帯当たり人員は1.57人で、平成27年の1.77人から0.20人下がりました。世帯が2万も増えて、なお平均が下がっています。増えた分の多くが単身または2人の住戸だということを意味します。

西区は区の中央を木津川が流れ、東側には土佐堀・江戸堀・京町堀・靱本町・新町・堀江といった区域が広がります。この方面で住戸が供給され続けているのが、数字の背景にあります。

新しい建物ほど、投函の可否が建物ごとに決まります

ここが部数の精度に関わってきます。

世帯数は、そこに人が住んでいれば数えられます。一方、ポスティングで投函できるかどうかは建物の管理者の判断によります。エントランスの内側にポストがある建物、管理人の方が常駐している建物、管理規約で投函を断っている建物では、外から投函できません。

そして、そうした造りは新しい建物ほど多くなります。西区のように短期間で住戸が増えた区では、世帯数の伸びと投函できる数の伸びが一致しないことがあります。

70%という見積りについて

配布スタンダードでは、配布可能数を世帯数の70%で見積もっています。残りの30%は、投函をお断りしている物件と、管理人の方に断られる場合を想定した割合です。

この70%は、全国の実績から置いている出発点の数字です。建物の造りによって上下しますので、範囲が固まった段階で現地を確認し、実際の部数をお出ししています。西区のように建物の入れ替わりが早い区では、この確認をとくに丁寧に行っています。

前回の建物リストは使えません

同じ町丁でも中身が変わっています

2万世帯が増えたということは、5年前・10年前には存在しなかった建物がそれだけあるということです。町丁の名前は変わっていませんが、その中に建っているものは変わっています

前回配ったときのルートや建物のメモをそのまま使うと、新しく建った建物が抜けます。逆に、なくなった建物を回ることにもなります。西区では、範囲を決め直すたびに現地を見る前提で組んでください。

投函禁止物件のリストは更新が要ります

配布スタンダードでは、配布禁止エリアと投函禁止物件をリストで管理し、配布員に共有しています。ただしリストは作って終わりではなく、建物が増えれば更新が必要になります。

配布後にはGPSログ、エリア単位の配布実績、写真付きのレポートをお出ししています。どの範囲をいつ配ったかが後から追えますので、次回の範囲を決めるときの材料としてお使いください。西区のように変化の速い区では、この記録が次の見積りの精度を上げます。

現地を見たうえで部数をお出しします

世帯数から出した目安と、実際に投函できる数。
その差までご説明したうえでお見積りします。

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西区で範囲を決める順番

店の位置から近い町丁を並べます
西区の町丁は、木津川の東側(土佐堀・江戸堀・新町・堀江など)と西側(川口・本田・九条・境川など)に分かれます。距離で円を描かず、町丁の名前で並べてください。
世帯数を足して部数の目安を出します
足し上げた世帯数に70%を掛けます。全域でおよそ51,600部ですので、範囲を絞れば1万部台から数万部の規模になります。
現地で建物を確認します
ここが西区では重要になります。目安の部数と実際に投函できる数の差を、範囲が固まった段階で確認します。
紙面を1〜2人の世帯向けに調整します
1世帯当たり人員は1.57人です。人数が多いほど得になる設計は、この区では当てはまる世帯が限られます。
配布後の記録を残します
どの範囲をいつ配ったかを残しておくと、次回の見積りが速くなります。建物の入れ替わりが早い区ほど、この記録が効きます。

よくあるNG例

NG例1:前回の部数をそのまま使う
西区の世帯数は5年で15.5%増えています。同じ範囲なら約6,900部多く必要です。10年前の数字を基準にしていれば、差はさらに広がります。

NG例2:世帯数だけで部数を確定する
投函できるかどうかは建物ごとに決まります。世帯数から出した数字は目安ですので、範囲が固まったら現地の確認を挟んでください。

NG例3:前回の建物リストやルートを流用する
10年で世帯が1.4倍になった区です。町丁の名前は同じでも、建っているものが変わっています。新しい建物が抜けます。

NG例4:年収や家族構成で絞ろうとする
ポスティングで指定できるのは町丁目までです。建物の種別は指定できますが、そこに住んでいる方の年齢や年収、家族構成では絞れません。名簿を使わない配布方法だからです。

NG例5:家族向けの紙面をそのまま使う
1世帯当たり人員は1.57人で、下がり続けています。人数が多いほど得になる設計は、対象がかなり限られます。

よくあるご質問

西区の全域に配ると何部になりますか

令和7年国勢調査の速報集計で73,755世帯ですので、70%の見積りでおよそ51,600部です。ただしこれは目安の数字です。実際の部数は建物の状況によって変わりますので、範囲が決まった段階で現地を確認したうえでお出しします。

70%より多く配れることはありますか

あります。一戸建てや低層の集合住宅が多い区域では、投函できる割合が上がります。逆に、エントランスの内側にポストがある建物が集まっている区域では下がります。範囲によって変わりますので、確認したうえでご説明します。

新しいマンションにも配れますか

建物の管理者が投函を認めている場合は配布できます。お断りされている物件は投函禁止物件としてリストで管理しており、配布員にも共有しています。個別の建物についてのご質問にもお答えできますので、ご相談ください。

配布したことが確認できる資料はもらえますか

GPSログ、エリア単位の配布実績、写真付きのレポートの3点でご確認いただけます。どの範囲をいつ配ったかが後から追えますので、次回の範囲を決めるときの材料にもなります。

集合住宅限定で配れますか

建物の種別による指定はできます。西区は集合住宅が中心の区ですので、集合住宅限定でもまとまった部数が出ます。ただし木津川の西側には一戸建てが残る町丁もありますので、範囲を決めてから配布方法を選ぶ順序をおすすめします。

まとめ

大阪市西区は73,755世帯、人口115,449人の区です。全域でおよそ51,600部になります。世帯数は令和2年から15.5%増え、大阪市24区で3番目の伸びでした。10年前と比べればおよそ1.4倍です。

ここで気をつけていただきたいのは、世帯数の伸びがそのまま配れる数の伸びにはならないという点です。増えたのは新しい建物で、投函できるかどうかは建物ごとに決まります。世帯数の70%という見積りは全国の実績から置いている出発点で、建物の造りによって上下します。前回の建物リストやルートも、この10年の変化を考えればそのままは使えません。

配布スタンダードでは、範囲が固まった段階で現地を確認し、目安との差までご説明したうえでお見積りをお出ししています。配布後の記録も残しますので、次回の見積りはさらに速く正確になります。範囲が決まっていない段階でお声がけください。

変化の速い区こそ、記録が効きます

配布のたびに範囲と実績を残し、次の見積りに反映します。
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