名古屋市天白区のポスティング|区の平均が使えない区

天白区の1世帯当たり人員は2.01人。名古屋市全体の1.99人とほとんど変わりません。
ところが、この数字は実態を表していません。
区内には賃貸の7割が1Kという学生街があり、一方で中部屈指とされる高級住宅街もあります。正反対の2つが混ざって、たまたま平均に近づいているだけです。この記事では、その扱い方を整理します。
この記事の結論
- 天白区は80,899世帯、人口162,515人です(令和7年国勢調査 速報値)
- 配布可能数を世帯数の70%で見積もるとおよそ56,600部になります
- 1世帯当たりは2.01人で市平均とほぼ同じです
- ただし学生街と高級住宅街が同居しています
- だから区の平均では判断できません
記事の目次
平均が実態を表しません
市平均とほぼ同じ数字
| 区分 | 1世帯当たり人員 |
|---|---|
| 天白区 | 2.01人 |
| 名古屋市全体 | 1.99人 |
差は0.02人です。この数字だけを見れば、平均的な住宅地に見えます。
正反対の2つが混ざっています
天白区は、地区によって性格が大きく違います。
| 地区 | 性格 |
|---|---|
| 塩釜口周辺 | 名城大学の最寄り。学生向けの単身住宅が集まる |
| 八事・表山・音聞山 | 高級住宅街とされるエリア |
| 植田・原・平針 | 飲食店や小売店が集まる中心地区 |
| 南部(野並・鳴子北) | 郊外の住宅地 |
不動産会社の調査によれば、塩釜口駅を選ぶ学生は49.4%、賃貸の間取りは1Kが70.6%、平均家賃は約3.7万円とされています。
一方、八事から表山にかけては中部地方屈指の高級住宅街を形成するという評価もあります。
1Kのアパートと高級住宅では、届けるべき内容がまったく違います。区の平均で紙面を決めると、どちらにも刺さりません。
全域でおよそ56,600部です
令和7年国勢調査の速報値によれば、天白区の世帯数は80,899世帯、人口は162,515人(男性79,460人、女性83,055人)です。
配布可能数を世帯数の70%で見積もると、全域でおよそ56,600部になります。
密度は市平均を上回ります
| 項目 | 天白区 | 名古屋市全体 |
|---|---|---|
| 人口密度 | 7,531人/平方キロメートル | 約7,185人/平方キロメートル |
面積21.58平方キロメートルは市内5番目の広さです。密度は平均をやや上回ります。
届けたい相手に合わせて、範囲を絞ります。
学生向けか、ファミリー向けか。天白区では選ぶ地区が変わります。
まずはご相談ください。
0120-107-209
受付 10:00〜20:00/年中無休
学生街は時期が効きます
学生向けのサービスであれば、配布のタイミングが結果を左右します。
| 時期 | 状況 |
|---|---|
| 2月から3月 | 新入生の部屋探し・引越しが進む |
| 4月 | 新生活が始まる。まだ地域の店を知らない |
| それ以降 | 行きつけが決まっていく |
入学期を過ぎると、選択肢は固まります。飲食、美容院、クリーニング、自転車店。最初に知った店が使われ続けます。
毎年、受け手が入れ替わります
学生街の特徴は、年度で住民が入れ替わることです。
卒業して出ていき、新入生が入ってくる。去年配って反応がなかった建物でも、今年は別の方が住んでいます。
同じ範囲に毎年配る意味がある、ということです。
坂道が多い区です
天白区は八事丘陵と呼ばれる起伏に富んだ地形にあります。
北部の八事山や植田山は起伏が激しく、斜面にも住宅が建っています。
| 条件 | 配布への影響 |
|---|---|
| 高低差がある | 同じ世帯数でも時間がかかる |
| 坂の勾配が急 | 1日に回れる件数が減る |
| 天白川沿いの平地 | 効率よく進む |
期日が決まっている場合は、日程に余裕を見てください。
支所がなく、全域が区役所管内です
名古屋市の資料によれば、天白区には支所がありません。全域が区役所の管内です。
守山区や中川区のように支所で区域が分かれる区もありますが、天白区にはその区切りがありません。範囲を決めるときは、町丁単位で組み立ててください。
大規模な集合住宅があります
区の資料によれば、土地区画整理事業により平針住宅、島田住宅、相生山団地といった大規模な集合住宅が整備されてきました。
大規模な集合住宅は1棟で多くの世帯になります。
ただし投函をお断りしている物件もあります。範囲に含まれる場合、その物件で部数が大きく変わります。
弊社では配布禁止エリアと投函禁止物件をリストで管理し、配布員に共有しています。範囲が決まった段階で、実際の投函可能数をお伝えします。
天白区で範囲を決める順番
学生か、ファミリー層か、高所得層か。天白区は正反対の層が同居しているため、ここで範囲が大きく変わります。
起点が決まらないと範囲を選べません。丘陵地のため、坂の上下も考慮してください。
学生向けであれば、入学期の前が効きます。時期を外すと、行きつけが決まった後になります。
起点に近い順に町丁を並べ、世帯数を足し上げます。名古屋市は町丁目別の世帯数を毎月公表しています。
足し上げた世帯数に70%を掛けます。大規模な集合住宅が含まれる場合、実態をお伝えします。
よくあるNG例
NG例1:区の平均で紙面を決める
1世帯当たり2.01人は市平均とほぼ同じですが、学生街と高級住宅街が混ざった結果です。どちらにも刺さらない内容になります。
NG例2:学生向けを時期を考えずに配る
入学期を過ぎると、行きつけの店は決まっていきます。2月から4月の配布が効きます。
NG例3:坂道を平地と同じ日程で見積もる
八事丘陵の起伏は激しく、斜面にも住宅が建っています。同じ世帯数でも時間がかかります。
NG例4:年収や家族構成で絞ろうとする
ポスティングで指定できるのは町丁目までです。建物の種別は指定できますが、そこに住んでいる方の年齢や年収では絞れません。名簿を使わない配布方法だからです。
NG例5:大規模団地の世帯数をそのまま部数にする
投函をお断りしている物件もあります。1棟で多くの世帯になるため、影響が大きくなります。
よくあるご質問
天白区の全域に配ると何部になりますか
令和7年国勢調査の速報値で80,899世帯ですので、70%の見積もりでおよそ56,600部です。実際の部数は範囲と建物の状況によって変わりますので、範囲が決まった段階でお出しします。
学生の多い地区だけに配れますか
できます。町丁単位でエリアを指定できますので、大学周辺に絞った配布に対応しています。学生向けのチラシであれば、範囲を絞るほうが効率的です。
いつ配るのが効果的ですか
学生向けであれば、2月から4月の入学期が効きます。この時期を過ぎると行きつけの店が決まっていきます。ファミリー向けであれば、業種と目的によって変わりますのでご相談ください。
戸建てだけに配れますか
できます。ただし建物種別を指定すると単価が上がります。天白区は地区によって建物の構成が大きく違いますので、町丁で絞れば指定しなくても済む場合があります。範囲の候補が決まった段階でご提案します。
配布したことが確認できる資料はもらえますか
GPSログ、エリア単位の配布実績、写真付きのレポートの3点でご確認いただけます。どの範囲をいつ配ったかが後から追えますので、次回の範囲を決めるときの材料にもなります。
まとめ
天白区は80,899世帯、人口162,515人です。全域でおよそ56,600部になります。
1世帯当たりは2.01人で、市平均1.99人とほとんど変わりません。ところがこの数字は、実態を表していません。
塩釜口周辺は賃貸の7割が1Kという学生街。一方、八事から表山にかけては高級住宅街とされるエリアです。正反対の2つが混ざって、たまたま平均に近づいているだけです。
区の平均で紙面を決めると、どちらにも刺さりません。まず届けたい相手を決めてから、地区を選んでください。
そして学生向けであれば時期が効きます。入学期を過ぎると、行きつけの店は決まっていきます。毎年受け手が入れ替わるため、同じ範囲に継続して配る意味もあります。