清瀬市のポスティング|部数ではなく世帯密度で日数が決まります

清瀬市のポスティング|部数ではなく世帯密度で日数が決まります

清瀬市でポスティングを考えるとき、最初に出てくる数字はたいてい部数です。何部配るかが決まれば、費用も日程も決まると思われがちです。

ところが清瀬市の場合、同じ部数でも配り終わるまでの日数が区域によって大きく変わります。市の面積は10.23平方キロメートルで、東京都の62区市町村のうち53番目という小さな市です。それでも町丁ごとに世帯の密度を計算すると、1ヘクタール当たり100世帯を超える区域と、10世帯に届かない区域が同じ市の中に並んでいます

この記事では、清瀬市の町丁別データをもとに、部数だけでは決まらないものを整理します。

この記事の結論

  • 清瀬市は35,003世帯(令和2年国勢調査)です。配布可能数を世帯数の70%で見積もると、全域でおよそ24,500部になります
  • 町丁別に1ヘクタール当たりの世帯数を計算すると、松山一丁目の約116世帯に対して梅園一丁目は約1.5世帯です。最大でおよそ77倍の開きがあります
  • 配布員が同じ距離を歩いても投函できる件数が変わるため、部数が同じでも日数と見積りが変わります
  • 清瀬市内の鉄道駅は清瀬駅の1つだけです。「駅から半径何キロ」という指定では範囲が決まりません
  • 市の北側と東側は埼玉県(所沢市・新座市)に接しています。駅を中心に円を描くと、円の一部が都県境を越えます

清瀬市の配布先はどれくらいあるのか

全域でおよそ24,500部です

令和2年国勢調査の町丁別データを合計すると、清瀬市の世帯総数は35,003世帯です。人口は76,208人でした。

配布スタンダードでは、配布可能数を世帯数の70%で見積もっています。残りの30%は、投函をお断りしている物件と、管理人の方に断られる場合を想定した割合です。この計算では、清瀬市の全域でおよそ24,500部になります。

市の面積は10.23平方キロメートルです。この規模であれば、全域配布も現実的な選択肢になります。範囲を細かく絞るより、まず全域で見積もりを取り、予算に応じて外す区域を決めるほうが早い場合があります。

東京都の市部は令和7年の調査で初めて減少しました

東京都が公表した令和7年国勢調査の速報値では、東京都全体の人口は14,246,219人で、令和2年と比べて1.41%増えています。世帯数は7,566,300世帯で4.69%の増加でした。

ただし、この増加は区部によるものです。同じ速報値で、市部の人口は初めて減少しました。清瀬市は市部にありますので、東京都全体の数字をそのまま当てはめることはできません。市ごとの数値は東京都の統計ページで確認できますので、部数を決める前に清瀬市の欄をご覧ください。

町丁で世帯の密度が数十倍違います

密度の高い区域

令和2年国勢調査の町丁別の世帯数と面積から、1ヘクタール当たりの世帯数を計算しました。上位の5つは次のとおりです。

町丁 世帯数 面積 1haあたり世帯数
松山一丁目 1,890世帯 約16.3ha 約116世帯
松山二丁目 1,595世帯 約15.6ha 約102世帯
元町一丁目 2,017世帯 約19.7ha 約102世帯
旭が丘二丁目 1,374世帯 約16.4ha 約84世帯
竹丘一丁目 1,564世帯 約21.1ha 約74世帯

元町一丁目には清瀬駅があります。松山はその南側にあたります。駅に近い区域ほど密度が高くなっています

密度の低い区域

同じ計算で下位の5つを並べます。

町丁 世帯数 面積 1haあたり世帯数
梅園一丁目 33世帯 約22.3ha 約1.5世帯
下清戸三丁目 127世帯 約29.2ha 約4.3世帯
下宿三丁目 209世帯 約38.8ha 約5.4世帯
下清戸四丁目 202世帯 約23.4ha 約8.6世帯
旭が丘四丁目 41世帯 約4.3ha 約9.5世帯

※いずれも令和2年国勢調査の町丁別世帯数と町丁別面積から計算しました。面積には道路や農地、公共施設の敷地も含まれています。

松山一丁目と梅園一丁目を比べると、1ヘクタール当たりの世帯数はおよそ77倍の開きがあります。同じ市の中の話です。

密度が日数と見積りを動かします

歩く距離あたりの投函件数が変わります

配布員が1日に歩ける距離は、どの区域でもほぼ同じです。変わるのは、その距離の中にいくつポストがあるかです。

1ヘクタールを歩いて投函できる件数が、松山一丁目なら100件を超えます。下清戸三丁目では数件です。同じ1,000部でも、前者なら10ヘクタールを歩けば済み、後者では200ヘクタール以上を歩くことになります。実際には下清戸三丁目だけで1,000部は出ませんので、周辺の町丁を足していく形になります。

この差が、配布にかかる日数に出ます。そして日数が変われば、お見積りの単価も変わります。密度の低い区域を含む配布は、1部あたりの手間が増えるためです。

「何部配るか」の前に「どこに配るか」を決めます

部数から入ると、この差が見えません。先に区域を決めて、その区域の世帯数を足し上げるほうが、日数も費用も読みやすくなります。

清瀬市であれば、町丁は43あります。全域でも24,500部程度ですから、町丁を並べて上から足していく作業は現実的な手間で終わります。

70%という見積りについて

配布可能数を世帯数の70%とするのは、投函をお断りしている物件と、管理人の方に断られる場合を見込んだ数字です。集合住宅の比率が高い区域では、この割合が下がることがあります。逆に一戸建てが中心の区域では上がることもあります。

正確な部数は現地の状況によりますので、範囲が決まった段階でご相談ください。

清瀬市には鉄道駅が1つしかありません

「駅から半径何キロ」では範囲が決まりません

清瀬市内にある鉄道駅は、西武池袋線の清瀬駅だけです。駅の所在地は元町一丁目にあたります。西隣に秋津駅がありますが、こちらの所在地は東村山市です。

駅が複数ある市であれば、「駅から半径何キロ」という指定でも、市域のかなりの部分が入ります。清瀬市ではそうなりません。駅から離れた区域を落とすか、駅を中心とした円に閉じるか、どちらかになります

円を描くと都県境を越えます

清瀬市は北側と東側で埼玉県に接しています。北は所沢市、東は新座市です。市域が埼玉県側へ入り込む形をしているため、清瀬駅を中心に円を描くと、円の一部が都県境を越えます。

都県境を越えること自体は問題ありません。店の商圏が市境で切れるわけではないからです。ただし、紙面に自治体の情報を載せている場合は注意が必要です。子育て支援の制度や健診の案内は自治体ごとに違いますので、清瀬市向けに書いた内容が埼玉県側では合わなくなります。

都県境をまたぐ場合は、自治体の名前が出る部分を外した紙面にするか、清瀬市側と埼玉県側で刷り分けるかを先に決めてください。配布スタンダードでは、エリアごとの刷り分けにも対応しています。

町丁の並びから範囲を組み立てます

どの町丁を入れると何部になり、何日かかるのか。
清瀬市のデータをもとに、ご予算に合う範囲をご提案します。

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密度が低い区域には理由があります

農地が市の面積の約17%を占めます

清瀬市観光協会の説明によれば、清瀬市は市の面積の約17%を農地が占めています。ニンジンやホウレンソウを中心とした野菜の栽培が盛んで、都内でも農業の残っている市として知られています。

農地には住まいがありません。つまり、地図の上では市域に入っていても、投函できるポストがない面積が一定量あります。密度の低い町丁が下清戸や下宿、梅園に並んでいるのは、この土地の使われ方によるものです。

面積で範囲を指定しない

ここから導かれる進め方は単純です。清瀬市では、面積や距離で範囲を指定しないでください。町丁の名前と世帯数で指定してください。

「駅から2キロ以内」と指定すると、その中に何世帯あるかは指定した側にも分かりません。「元町一丁目、松山一丁目、松山二丁目」と指定すれば、5,502世帯だと即座に分かります。

清瀬市で範囲を決める順番

店の位置から近い町丁を並べます
距離で円を描くのではなく、近い順に町丁を並べてください。清瀬市の町丁は43ですので、一覧にしても長くなりません。
上から足して部数を確認します
世帯数を足し上げ、70%を掛けて部数の目安を出します。予算に届いたところが範囲の候補になります。
密度の低い町丁を入れるか決めます
下清戸や下宿の一部を入れると、部数の伸びに対して日数が伸びます。届けたい相手がそこにいるかどうかで判断してください。
都県境を越えるかを決めます
所沢市や新座市の区域を含めるかどうかを、紙面の内容と合わせて決めます。自治体の制度に触れる紙面なら、刷り分けを検討してください。
建物の種別を選びます
軒並み・一戸建て限定・集合住宅限定などから選びます。区域によって建物の構成が違いますので、範囲を決めてから選ぶ順序にしてください。

よくあるNG例

NG例1:部数だけを先に決める
「1万部で」と決めてから範囲を探すと、どの区域を使うかで日数が変わってしまいます。範囲を先に決めて、そこから部数を出す順序にしてください。

NG例2:地図上の距離で範囲を指定する
清瀬市は町丁によって世帯の密度が数十倍違います。半径や面積で指定すると、実際の配布先の数が読めません。町丁の名前で指定してください。

NG例3:年収や家族構成で絞ろうとする
ポスティングで指定できるのは町丁目までです。建物の種別は指定できますが、そこに住んでいる方の年齢や年収、家族構成では絞れません。名簿を使わない配布方法だからです。

NG例4:都県境をまたぐのに紙面を1種類で通す
自治体の制度や窓口の案内を載せた紙面は、清瀬市の外に配ると内容が合わなくなります。刷り分けるか、その部分を外してください。

NG例5:5年以上前の統計をそのまま使う
市の統計は毎月更新されています。国勢調査も5年ごとに新しくなります。前回配ったときの数字をそのまま使うと、部数がずれることがあります。

よくあるご質問

清瀬市の全域に配ると何日かかりますか

範囲に含める町丁の組み合わせによって変わります。駅周辺の密度が高い区域だけであれば短く収まりますが、下清戸や下宿の密度が低い区域を含めると日数が伸びます。範囲が決まった段階で日数をお出ししますので、ご相談ください。

集合住宅だけに配ることはできますか

建物の種別による指定はできます。ただし清瀬市では区域によって建物の構成が違いますので、集合住宅限定が成立する区域と、部数がほとんど出ない区域に分かれます。範囲を決めてから配布方法を選ぶ順序をおすすめします。

埼玉県側にも一緒に配れますか

配布は可能です。所沢市や新座市の区域も対応しています。紙面に自治体の制度や窓口の案内が入っている場合は、その部分の扱いを先に決めてください。エリアごとの刷り分けにも対応しています。

配布したことが確認できる資料はもらえますか

GPSログ、エリア単位の配布実績、写真付きのレポートの3点でご確認いただけます。どの範囲をいつ配ったかが後から追えますので、次回の範囲を決めるときの材料にもなります。

投函をお断りしている物件はどう扱われますか

配布禁止エリアと投函禁止物件はリストで管理しており、配布員にも共有しています。世帯数の70%という見積りは、この分を差し引いた数字です。管理体制については配布禁止エリアに関するページをご覧ください。

まとめ

清瀬市は面積10.23平方キロメートル、35,003世帯の市です。全域でもおよそ24,500部ですので、全域配布が現実的な範囲に収まります。この点だけを見れば、扱いやすい市だといえます。

一方で、町丁ごとの世帯密度には大きな開きがあります。松山一丁目の1ヘクタール当たり約116世帯に対して、梅園一丁目は約1.5世帯です。清瀬市の面積の約17%を農地が占めているため、地図の上の広さと配布先の数が一致しません。部数を先に決めてしまうと、この差が日数と費用に効いてきます。

配布スタンダードでは、町丁単位でのエリア指定に対応しています。店の位置から近い町丁を並べ、世帯数を足し上げながらご予算に合う範囲を組み立てるところからお手伝いできます。清瀬駅の周辺だけで済ませるのか、市の北側まで広げるのか、埼玉県側も含めるのか。判断の材料をお出ししますので、範囲が決まっていない段階でお声がけください。

どの町丁から配るか、一緒に決めましょう

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