木更津市のポスティング|市が出す世帯数が2つあります

木更津市のポスティング|市が出す世帯数が2つあります

木更津市の世帯数を調べると、数字が2つ出てきます。

市が公表している令和8年6月時点の数字で、常住人口では63,329世帯、住民基本台帳では68,242世帯です。同じ市の同じ月なのに、4,913世帯の差があります。

どちらかが間違っているわけではありません。集計の考え方が違うだけです。ただし部数に直すと約3,400部の差になりますので、どちらを使ったかを決めておかないと見積りが比べられません。この記事では、その扱い方を整理します。

この記事の結論

  • 木更津市の世帯数は、常住人口で63,329世帯、住民基本台帳で68,242世帯です(いずれも令和8年6月、市公表)
  • 70%の見積りにすると、全域は約44,300部約47,800部に分かれます。差は約3,400部です
  • この記事では常住人口の63,329世帯を基準にしています。国勢調査に近く、実際に住んでいる人を数えた数字だからです
  • 木更津市は千葉県で人口が増えた12市のひとつです(令和7年国勢調査の速報値、+983人・+0.72%)
  • ただし増え方が大きいのは世帯数のほうです。令和2年の調査では人口+1.51%に対し世帯+6.31%でした

世帯数が2つあります

4,913世帯、約8%の差

木更津市は、2種類の人口・世帯数を毎月公表しています。

常住人口 住民基本台帳人口
世帯数 63,329世帯 68,242世帯
集計の基準 国勢調査の結果に、住民票の異動を加減した推計 住民票の届出をそのまま集計

※いずれも木更津市の公表による令和8年6月時点の数字です。

差は4,913世帯、率にすると約8%です。どちらも市の公式な数字で、目的によって使い分けられています。

何が違うのか

常住人口は、実際にその場所に住んでいるかどうかを基準にします。国勢調査の考え方を引き継いでいるためです。住民票を残したまま別の市に住んでいる方は、この数字には入りません。

住民基本台帳人口は、届出をそのまま数えます。実際にどこに住んでいるかは問いません。

木更津市には海上自衛隊の基地があり、大学のキャンパスや研究施設もあります。住民票と実際の住まいがずれる方が一定数いる市だと考えられます。差が約8%というのは、この連載で扱った市のなかでも大きいほうです。

部数にすると約3,400部の差です

配布スタンダードでは、配布可能数を世帯数の70%で見積もっています。残りの30%は、投函をお断りしている物件と、管理人の方に断られる場合を想定した割合です。

基準にする数字 世帯数 全域配布の部数(70%)
常住人口 63,329世帯 約44,300部
住民基本台帳人口 68,242世帯 約47,800部

差は約3,400部です。1部あたり数円の世界ですから、金額としてはそこまで大きくありません。問題になるのは、比較するときです

どちらを使ってもよいが、そろえてください

配布スタンダードでは、常住人口を基準にしています。国勢調査に近く、実際に住んでいる人を数えた数字だからです。

ただしどちらが正しいという性質のものではありません。大事なのは、前回と今回、あるいは他社の見積りと比べるときに、同じ基準にそろえることです。基準が違えば8%の差が出ます。「前回より部数が増えた」と見えたものが、実は基準の違いだった、ということが起こり得ます。

お見積りには、どの数字を使ったかを明記してお出ししています。

人口より世帯のほうが増えています

千葉県で人口が増えた12市のひとつです

千葉県が公表した令和7年国勢調査の速報値では、県全体の人口が大正9年の第1回調査以降で初めて減少しました。そのなかで人口が増えたのは県北西部を中心とした12市で、木更津市はその1つです(+983人、+0.72%、県内10位)。

ただし増加率としては小さい部類です。県内で最も高かったのは流山市の7.65%でした。木更津市は「大きく伸びている市」ではなく、「減っていない市」と捉えたほうが実態に合います。

世帯数は人口の4倍のペースで増えました

木更津市が公表している令和2年国勢調査の結果を見ると、人口と世帯数で伸び方が違います。

令和2年 平成27年からの増減
人口 136,166人 +2,025人(+1.51%)
世帯数 58,387世帯 +3,467世帯(+6.31%)
1世帯当たり人員 2.33人 △0.11人

人口が1.51%増えるあいだに、世帯数は6.31%増えました。およそ4倍のペースです。人口・世帯数とも当時の過去最高でした。

配布先の数を左右するのは世帯数のほうです。人口の増減率だけを見て「ほぼ横ばい」と判断すると、実際の配布先の増え方を見落とします。

どの数字で見積もるかも含めてご説明します

前回の記録がある場合は、基準がそろっているかも確認できます。
店の位置をお聞かせいただければ、範囲と部数をお出しします。

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木更津市で範囲を決める順番

基準にする数字を決めます
常住人口か住民基本台帳人口か。木更津市では約8%違いますので、最初に決めておいてください。前回の記録がある場合は、そのときの基準にそろえます。
店の位置から近い町名を並べます
木更津市は面積138.95平方キロメートル、1平方キロメートル当たり約456世帯です。距離で円を描かず、町名で並べてください。
世帯数を足して部数を出します
足し上げた世帯数に70%を掛けます。全域でおよそ44,300部(常住人口基準)ですので、範囲を絞れば1万部前後になります。
前回との差を確認します
木更津市は世帯数が増え続けています。前回の部数をそのまま使うと、範囲の端が届かないことがあります。
配布方法を選びます
1世帯当たり人員は2.33人(令和2年国勢調査)で、5年で0.11人下がっています。世帯の規模が縮んでいますので、紙面の前提も一度確かめてください。

よくあるNG例

NG例1:世帯数の出典を確認せずに比べる
木更津市は常住人口と住民基本台帳で約8%違います。基準が違えば、増えたように見えても実際は同じ、ということが起こります。

NG例2:人口の増減率だけで判断する
配布先の数を決めるのは世帯数です。木更津市は人口+1.51%に対して世帯+6.31%でした(令和2年国勢調査)。人口だけを見ると増え方を見落とします。

NG例3:前回と同じ部数で発注する
世帯数が増え続けている市です。同じ範囲でも部数は増えます。前回の枚数のままだと、範囲の端が抜けます。

NG例4:年収や家族構成で絞ろうとする
ポスティングで指定できるのは町丁までです。建物の種別は指定できますが、そこに住んでいる方の年齢や年収、家族構成では絞れません。名簿を使わない配布方法だからです。

NG例5:10年前の統計をそのまま使う
木更津市は人口・世帯数とも動いています。特に世帯数は5年で6%以上増えました。古いデータでは部数がずれます。

よくあるご質問

木更津市の全域に配ると何部になりますか

常住人口の63,329世帯(令和8年6月、市公表)をもとにすると、70%の見積りでおよそ44,300部です。住民基本台帳の68,242世帯を基準にすると約47,800部になります。お見積りにはどちらを使ったかを明記します。

どちらの世帯数を使うべきですか

配布スタンダードでは常住人口を基準にしています。実際に住んでいる人を数えた数字だからです。ただし正誤の問題ではありませんので、前回の記録や他社の見積りと比べる場合は、そちらの基準にそろえることもできます。ご指定ください。

なぜ2つの数字に差が出るのですか

常住人口は実際にその場所に住んでいるかを基準にし、住民基本台帳人口は住民票の届出をそのまま数えます。住民票を残したまま別の場所に住んでいる方がいると、差が生まれます。木更津市では約8%の差があります。

集合住宅だけに配ることはできますか

できます。ただし町丁によって建物の構成が違いますので、範囲を決めてから配布方法を選ぶ順序をおすすめします。範囲が決まった段階で、その区域の建物構成をお出しします。

投函をお断りしている物件はどう扱われますか

配布禁止エリアと投函禁止物件はリストで管理しており、配布員にも共有しています。世帯数の70%という見積りは、この分を差し引いた数字です。管理体制については配布禁止エリアに関するページをご覧ください。

まとめ

木更津市の世帯数は、常住人口で63,329世帯、住民基本台帳で68,242世帯です。70%の見積りにすると、全域は約44,300部と約47,800部に分かれます。どちらかが正しいのではなく、集計の考え方が違うだけです。ただし約8%、部数にして約3,400部の差がありますので、前回や他社と比べるときは基準をそろえてください。

もうひとつ押さえておきたいのが、人口と世帯数で伸び方が違うという点です。木更津市は千葉県で人口が増えた12市の1つですが、増加率は+0.72%と小さめです。一方で世帯数は、令和2年の調査で5年前から6.31%増えました。人口の伸び(1.51%)のおよそ4倍です。配布先の数を左右するのは世帯数のほうですので、人口の数字だけで判断しないでください。

配布スタンダードでは、お見積りにどの数字を使ったかを明記しています。前回の配布記録がお手元にあれば、基準がそろっているかもあわせて確認できます。範囲が決まっていない段階でお声がけください。

数字の出どころから、ご説明します

木更津市のデータをもとに、根拠の分かる見積りをお出しします。
印刷から配布まで一括でお引き受けできます。

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