交野市のポスティング|北河内7市で人口が増えたのはここだけ

交野市でポスティングを検討するとき、周りの市とまとめて設計されることがあります。枚方市、寝屋川市、四條畷市。大阪府が北河内地域と呼んでいる7市の一角です。
ところが令和7年国勢調査の速報値を見ると、交野市だけが他の6市と反対の動きをしています。北河内地域の7市で人口が増えたのは、交野市だけでした。世帯数の増え方はさらに際立っています。
この記事では、大阪府が公表した速報値をもとに、交野市の部数と範囲をどう決めるかを整理します。
この記事の結論
- 交野市の人口は75,573人(+540人、+0.72%)です。北河内地域7市のうち人口が増えたのは交野市だけです
- 世帯数は31,078世帯(+1,509世帯、+5.10%)で、7市で2位の枚方市(+2.30%)の2倍以上です
- 前回(令和2年)は1,402人減っていました。減少から増加に転じたのは大阪府43市町村で交野市と泉佐野市の2市だけです
- 配布可能数を世帯数の70%で見積もると、全域でおよそ21,700部です。前回と同じ範囲でも約1,000部多く必要になります
- 1世帯当たり人員は2.43人で、大阪府43市町村のうち4番目、市に限れば2番目の大きさです。大阪市の1.77人とは別の紙面が要ります
記事の目次
北河内で人口が増えたのは交野市だけです
7市を並べると位置がはっきりします
大阪府は府内を8つの地域に分けています。交野市が属するのは北河内地域で、守口市・枚方市・寝屋川市・大東市・門真市・四條畷市・交野市の7市で構成されています。
この北河内地域は、令和7年国勢調査の速報値で33,202人(2.91%)減り、府内8地域のうち減少数が最も大きい地域でした。その中に交野市があります。
| 市 | 人口増減率 | 世帯増減率 |
|---|---|---|
| 交野市 | +0.72% | +5.10% |
| 守口市 | △1.61% | +0.72% |
| 枚方市 | △2.09% | +2.30% |
| 四條畷市 | △3.12% | +1.85% |
| 寝屋川市 | △3.32% | +1.58% |
| 大東市 | △4.80% | △0.35% |
| 門真市 | △6.73% | △3.21% |
※大阪府「令和7年国勢調査 大阪府の人口及び世帯数(速報)」より作成しました。令和2年調査との比較です。
人口が増えているのは交野市だけです。世帯数の増加率も、交野市の+5.10%に対して2位の枚方市が+2.30%ですから、2倍以上の差がついています。同じ地域の中で、交野市だけ条件が違います。
大阪府全体で見ても増えた市は少数です
大阪府の人口は8,764,578人で、令和2年から73,107人(0.83%)減りました。平成27年調査から3回連続の減少です。
その中で人口が増えたのは6市1町だけでした。大阪市、吹田市、箕面市、豊中市、島本町、交野市、泉佐野市です。交野市は、大阪府で人口が増えた数少ない自治体のひとつにあたります。
前回は減っていました
減少から増加に転じたのは大阪府で2市だけです
交野市は、令和2年の調査では1,402人(1.83%)減っていました。今回は540人(0.72%)の増加です。
大阪府の速報資料では、前回調査での減少から増加に転じたのは交野市と泉佐野市の2市だけと整理されています。逆に、前回は増えていたのに今回減った市が6市1町ありました。茨木市、池田市、大阪狭山市、摂津市、守口市、高槻市、田尻町です。
つまり交野市は、5年の間に向きが変わった側にあります。
前回の配布記録がそのまま使えません
ポスティングの範囲を決めるとき、前回配った範囲と部数を出発点にすることがあります。手元に記録があれば、それが一番早い方法です。
ただし交野市の場合、前回配ったときと今回とで、市の動く向きが逆になっています。世帯数は令和2年の29,569世帯から31,078世帯へ、1,509世帯増えました。同じ範囲を配るとしても、部数は増えます。
市全体で言えば、70%の見積りで前回およそ20,700部だったところが、今回はおよそ21,700部です。差はおよそ1,000部です。前回の枚数のまま発注すると、範囲の端が届かないことになります。
1世帯2.43人は大阪府で4番目です
大阪市とは別の紙面が要ります
交野市の1世帯当たり人員は2.43人です。大阪府の43市町村のうち4番目に大きく、市に限れば泉南市(2.44人)に次いで2番目です。
| 自治体 | 1世帯当たり人員 |
|---|---|
| 太子町 | 2.47人 |
| 熊取町 | 2.46人 |
| 泉南市 | 2.44人 |
| 交野市 | 2.43人 |
| 大阪府平均 | 2.03人 |
| 大阪市 | 1.77人 |
大阪府の平均は2.03人、大阪市は1.77人です。交野市と大阪市では、1枚のチラシが届く先の人数がまったく違います。大阪市内で使った紙面をそのまま交野市に持ってくると、想定している読み手がずれます。
2.43人という数字は、複数人で暮らしている世帯が多いことを示しています。家族に関わる内容、まとまった量が必要になる商品、休日に一緒に出かける先の案内などは、この数字と合います。単身世帯を前提にした訴求は、交野市では的が小さくなります。
それでも世帯規模は縮んでいます
交野市の1世帯当たり人員は、令和2年の2.54人から2.43人へ0.11人減りました。大阪府では全市町村で減っており、交野市も例外ではありません。
大阪市と比べれば大きい、しかし5年前の交野市と比べれば小さい。紙面を作るときは、この両方を頭に置いてください。前回の紙面をそのまま刷り直すのではなく、世帯の人数の前提を一度確かめる作業をおすすめします。
全域でおよそ21,700部です
配布スタンダードでは、配布可能数を世帯数の70%で見積もっています。残りの30%は、投函をお断りしている物件と、管理人の方に断られる場合を想定した割合です。
交野市の31,078世帯で計算すると、全域でおよそ21,700部になります。人口密度は1平方キロメートル当たり2,958人で、大阪府43市町村のうち23番目です。市域の広さと配布先の数のバランスは、府内では中位にあたります。
この規模であれば、全域配布も選択肢に入ります。まず全域で見積もりを取り、予算に応じて外す区域を決めるほうが、範囲を先に絞るより早く済む場合があります。
交野市の最新の数字で見積もりをお出しします
どの範囲で何部になり、何日かかるのか。
前回の記録がある場合は、そのずれもあわせてご確認いただけます。
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近隣市とまとめて設計しないでください
枚方市と交野市では向きが違います
交野市は枚方市に接しており、生活圏としてはつながっています。北河内という括りでまとめて配布計画を立てたくなる場面もあると思います。
ただし、部数の見積りに関しては分けてください。枚方市は人口が2.09%減り、世帯数は2.30%増えました。交野市は人口が0.72%増え、世帯数は5.10%増えています。同じ方向に動いていません。
枚方市の実績をもとに交野市の部数を推定すると、少なめに出ます。逆に交野市の実績を枚方市に当てはめると、多めに出ます。市ごとに数字を確認してください。
範囲を決める順番
北河内でまとめず、交野市なら交野市として数字を出します。複数市にまたがるなら、市ごとに部数を出してから合算してください。
交野市の町名は、私部・倉治・星田・私市のように古くからの集落を起源とするものと、星田山手・南星台・妙見坂のように丘陵地を造成した住宅地のものが混在しています。世帯数は町丁目によって差がありますので、名前ではなく数字で並べてください。
足し上げた世帯数に70%を掛けて部数の目安を出します。予算に届いたところが範囲の候補になります。
交野市は5年で1,509世帯増えています。前回の部数をそのまま使わず、増えた分を上乗せするか、範囲を狭めるかを決めてください。
軒並み・一戸建て限定・集合住宅限定などから選びます。交野市は一戸建てが多い市ですので、集合住宅限定は成立する区域が限られます。範囲を決めてから選ぶ順序にしてください。
よくあるNG例
NG例1:北河内の他市の実績で部数を決める
北河内地域7市のうち、人口が増えているのは交野市だけです。世帯の増加率も他市の2倍以上あります。近隣市の数字は交野市の目安になりません。
NG例2:前回と同じ部数で発注する
交野市は5年で1,509世帯増えました。同じ範囲でも約1,000部多く必要です。前回の枚数のままだと、範囲の端が抜けます。
NG例3:大阪市向けの紙面をそのまま使う
交野市の1世帯当たり人員は2.43人、大阪市は1.77人です。単身世帯を前提にした内容は、交野市では合いません。刷り分けをご検討ください。
NG例4:年収や家族構成で絞ろうとする
ポスティングで指定できるのは町丁目までです。建物の種別は指定できますが、そこに住んでいる方の年齢や年収、家族構成では絞れません。名簿を使わない配布方法だからです。
NG例5:5年以上前の統計をそのまま使う
交野市は前回調査では人口が減っていました。今回は増えています。古いデータを見ていると、市の向きを逆に読むことになります。
よくあるご質問
交野市の全域に配ると何部になりますか
令和7年国勢調査の速報値で31,078世帯ですので、70%の見積りでおよそ21,700部です。実際の部数は範囲と建物の状況によって変わりますので、範囲が決まった段階でお出しします。
枚方市と一緒に配ることはできますか
配布は可能です。ただし部数の見積りは市ごとに分けてください。枚方市は人口が減って世帯が微増、交野市は人口も世帯も増えており、動く向きが違います。まとめて推定すると、どちらかの部数がずれます。
集合住宅だけに配ることはできますか
建物の種別による指定はできます。ただし交野市は一戸建てが多い市ですので、集合住宅限定が成立する区域は限られます。範囲を決めてから配布方法を選ぶ順序をおすすめします。
配布したことが確認できる資料はもらえますか
GPSログ、エリア単位の配布実績、写真付きのレポートの3点でご確認いただけます。どの範囲をいつ配ったかが後から追えますので、次回の範囲を決めるときの材料にもなります。
投函をお断りしている物件はどう扱われますか
配布禁止エリアと投函禁止物件はリストで管理しており、配布員にも共有しています。世帯数の70%という見積りは、この分を差し引いた数字です。管理体制については配布禁止エリアに関するページをご覧ください。
まとめ
交野市は人口75,573人、31,078世帯の市です。全域でおよそ21,700部になります。数字だけを見れば、大阪府では中規模の市です。
この市の特徴は、位置づけのほうにあります。北河内地域は大阪府で最も人口が減った地域ですが、その7市のうち交野市だけが増えました。世帯数の増加率は7市で2位の枚方市の2倍以上です。そして前回の調査では減っていた市が、今回は増えた側に回りました。大阪府43市町村で減少から増加に転じたのは、交野市と泉佐野市の2市だけです。
配布スタンダードでは、市ごとの最新の統計をもとに部数と範囲をご提案しています。近隣市とまとめず、交野市の数字で見積もりを出すところからお手伝いできます。前回の配布記録がお手元にあれば、そこからどれだけずれているかもあわせてご確認いただけます。範囲が決まっていない段階でお声がけください。
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