鹿嶋市のポスティング|人口の多さは部数の多さではありません

鹿嶋市のポスティング|人口の多さは部数の多さではありません

ポスティングの部数は、世帯数から出します。人口からではありません。ポストは家に1つで、そこに何人住んでいても投函するのは1枚だからです。

ふだんはこの違いを意識する必要がありません。1世帯あたりの人数は、どの区域でもだいたい2人から3人の間に収まるからです。

鹿嶋市には、その常識が通じない町丁があります。大字田野辺は69世帯に630人が住んでいます。1世帯あたり9人を超える計算です。この記事では、人口と世帯数のずれをどう扱うかを整理します。

この記事の結論

  • 鹿嶋市は28,996世帯です(茨城県常住人口調査、令和8年4月1日現在)。70%の見積りで全域およそ20,300部になります
  • 町丁によって1世帯あたりの人数が大きく違います。大字田野辺は約9.1人、高天原二丁目は約1.5人で、6倍の開きがあります
  • 人口が多くても世帯数が少なければ部数は出ません。範囲は必ず世帯数で組んでください
  • 大字光と大字新浜は世帯がゼロですが、事業所は合わせて110あります。臨海工業地帯にあたる区域です
  • 市の面積106.04平方キロメートルには、北浦の水面12.39平方キロメートルが含まれています。人口密度の数字はこの前提で見てください

全域はおよそ20,300部です

28,996世帯、人口63,396人

茨城県の常住人口調査によると、令和8年4月1日現在の鹿嶋市の世帯数は28,996世帯、常住人口は63,396人です。市の面積は106.04平方キロメートル、人口密度は1平方キロメートル当たり597.8人です。

配布スタンダードでは、配布可能数を世帯数の70%で見積もっています。残りの30%は、投函をお断りしている物件と、管理人の方に断られる場合を想定した割合です。この計算で、全域はおよそ20,300部になります。

面積には湖の水面が含まれます

ひとつ補足しておきます。鹿嶋市が公表している面積106.04平方キロメートルには、北浦の水面12.39平方キロメートルが含まれていると市の資料に明記されています。市域の1割以上が湖の水面です。

この連載では市ごとの世帯密度を比べてきましたが、面積に何が含まれるかは市によって違います。密度はあくまで目安であって、そのまま日数に換算できる数字ではありません。日数は範囲が決まってからお出しします。

1世帯あたりの人数が6倍違います

人口を世帯数で割ってみます

平成27年国勢調査の町丁・字別集計から、いくつかの区域を取り出して計算しました。

町丁 人口 一般世帯数 1世帯あたり
大字田野辺 630人 69世帯 約9.1人
大字宮中 8,419人 3,339世帯 約2.5人
大字平井 7,850人 3,163世帯 約2.5人
大字沼尾 868人 506世帯 約1.7人
高天原二丁目 858人 571世帯 約1.5人

※平成27年国勢調査の町丁・字別集計より作成しました。

大字田野辺と高天原二丁目では、1世帯あたりの人数が6倍違います。人口はほぼ同じ規模なのに、世帯数は8倍以上の差があります。

部数に効くのは世帯数のほうです

この差が、そのまま部数の差になります。

大字田野辺は人口630人ですが、70%の見積りで約48部にしかなりません。高天原二丁目は人口858人で約400部です。人口は1.4倍の差なのに、部数は8倍以上の差がつきます。

鹿嶋市には鹿島臨海工業地帯があり、単身の寮や社宅が置かれている区域があります。そうした区域では、人口の割に世帯数が伸びません。逆に、単身向けの集合住宅が集まる区域では、人口の割に世帯数が多くなります。地図や人口の数字だけを見て範囲を決めると、部数を大きく読み違えます

世帯数と人口、どちらを見るかの整理

部数を出すときは世帯数です。ポストの数に対応するのはこちらです。

紙面を考えるときは1世帯あたりの人数が手がかりになります。9人の区域と1.5人の区域では、届く相手の暮らし方が違います。家族向けの内容が合う区域と、単身向けの内容が合う区域が、同じ市の中に分かれています。

どちらか一方ではなく、両方を並べて見るのがこの市での進め方です。

世帯がゼロの区域もあります

大字光と大字新浜は、平成27年国勢調査の時点で人口も世帯もゼロでした。ただし事業所は大字光に72、大字新浜に38あります。臨海工業地帯にあたる区域です。

地図の上では市域に含まれ、面積も小さくありません。しかし住まい向けの配布では1部も出ない区域です。範囲に入れる意味があるのは、事業所限定配布を選ぶ場合だけになります。

なお鹿嶋市は、他市から通勤してくる人が12,327人、他市へ通勤する人が7,854人で、働きに来る人のほうが多い市です(平成27年国勢調査)。事業所向けの配布が成立しやすい条件だといえます。

町丁ごとの世帯数からご提案します

人口ではなく世帯数で組むと、部数の読み違いが起きません。
店の位置をお聞かせいただければ、範囲と部数をお出しします。

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鹿嶋市で範囲を決める順番

住まい向けか事業所向けかを決めます
大字光や大字新浜のように、世帯がなく事業所だけの区域があります。どちらに配るかで範囲がまったく変わります。
店の位置から近い町丁を並べます
大字宮中3,339世帯、大字平井3,163世帯、大字宮津台1,598世帯のように規模の大きい区域から、数十世帯の区域まであります。
人口ではなく世帯数を足します
ここが鹿嶋市では特に重要です。人口の欄を見て足していくと、部数を大きく読み違えます。
1世帯あたりの人数を確認します
足し上げた範囲の人口を世帯数で割ってみてください。2人を大きく外れていれば、紙面の前提を見直す材料になります。
部数を出します
世帯数に70%を掛けます。全域でおよそ20,300部ですので、範囲を絞れば数千部の規模になります。

よくあるNG例

NG例1:人口の多い町丁から順に足す
大字田野辺は630人ですが69世帯です。人口で並べると、部数の出ない区域を先に入れることになります。

NG例2:世帯がゼロの区域を範囲に入れる
大字光と大字新浜には住まいがありません。事業所限定配布を選ぶ場合を除いて、範囲に入れても部数になりません。

NG例3:人口密度の数字をそのまま日数に換算する
鹿嶋市の面積には北浦の水面12.39平方キロメートルが含まれます。密度は目安であって、配布の日数を直接示す数字ではありません。

NG例4:年収や家族構成で絞ろうとする
ポスティングで指定できるのは町丁・大字までです。建物の種別は指定できますが、そこに住んでいる方の年齢や年収、家族構成では絞れません。名簿を使わない配布方法だからです。

NG例5:10年前の統計をそのまま使う
鹿嶋市の人口は平成27年の67,879人から63,396人へ、およそ4,500人減っています。古いデータで組むと部数を多く見積もることになります。

よくあるご質問

鹿嶋市の全域に配ると何部になりますか

28,996世帯(茨城県常住人口調査、令和8年4月1日現在)をもとに、70%の見積りでおよそ20,300部です。実際の部数は範囲と建物の状況によって変わりますので、範囲が決まった段階でお出しします。

人口で範囲を伝えてもよいですか

できれば世帯数でお伝えください。鹿嶋市は1世帯あたりの人数が町丁によって6倍違いますので、人口で組むと部数がずれます。町丁の名前だけお伝えいただければ、こちらで世帯数に置き換えてご提案することもできます。

集合住宅だけに配ることはできますか

できます。鹿嶋市は共同住宅が約19%、借家が約28%を占めます。高天原二丁目のように共同住宅が中心の区域もありますので、集合住宅限定・賃貸限定のいずれも成立します。範囲を決めてから選ぶ順序をおすすめします。

工業地帯の事業所に配れますか

できます。大字光や大字新浜のように、世帯がなく事業所だけの区域があります。鹿嶋市は他市から働きに来る人のほうが多い市ですので、事業所向けの配布が成立しやすい条件です。住まい向けとは範囲が変わりますので、どちらかを先にお決めください。

投函をお断りしている物件はどう扱われますか

配布禁止エリアと投函禁止物件はリストで管理しており、配布員にも共有しています。世帯数の70%という見積りは、この分を差し引いた数字です。管理体制については配布禁止エリアに関するページをご覧ください。

まとめ

鹿嶋市は28,996世帯、人口63,396人の市です。全域でおよそ20,300部になります。

この市で気をつけていただきたいのは、人口と世帯数が対応していない区域があるという点です。大字田野辺は630人が69世帯に、高天原二丁目は858人が571世帯に住んでいます。1世帯あたりの人数は9.1人と1.5人で6倍の開きがあり、部数にすると48部と400部の差になります。臨海工業地帯を抱え、寮や社宅のある市ならではの姿です。さらに、大字光と大字新浜のように世帯がゼロで事業所だけの区域もあります。

配布スタンダードでは、町丁単位でのエリア指定に対応しています。町丁の名前をお伝えいただければ、こちらで世帯数に置き換えて部数をお出しします。人口の数字で組む必要はありません。範囲が決まっていない段階でお声がけください。

部数の読み違いは、ここで防げます

鹿嶋市の町丁別データをもとに、無駄のない範囲を組み立てます。
印刷から配布まで一括でお引き受けできます。

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