鴨川市のポスティング|働く人の数が世帯数を上回ります

鴨川市のポスティング|働く人の数が世帯数を上回ります

鴨川市の世帯数は13,904世帯です。全域に配っても、およそ9,700部にとどまります。

ところが、この市で働いている人の数はそれを上回ります。平成27年国勢調査によると、市内で働く人は市内に住む14,490人と市外から通ってくる3,651人、合わせて約18,000人でした。当時の一般世帯14,412と比べても、働く人のほうが多い計算です。

ポスティングで届くのは、住んでいる世帯だけです。この市では、そこにもう一つの届け先があります。この記事では、その組み立て方を整理します。

この記事の結論

  • 鴨川市は13,904世帯です(令和7年国勢調査の速報値、市公表)。70%の見積りで全域およそ9,700部になります
  • 世帯数は前回から674世帯減りました。千葉県全体では102,083世帯増えていますので、逆の動きです
  • 一方、市内で働く人は約18,000人です(平成27年国勢調査)。世帯数を上回ります
  • 就業者の約84%が市内で働いています。この連載で扱った市のなかで最も高い水準です
  • 事業所は2,277。人口3万人台の市としては事業所限定配布が成立しやすい市です

全域はおよそ9,700部です

13,904世帯、前回から674世帯減

鴨川市が公表した令和7年国勢調査の速報値では、世帯数は13,904世帯でした。前回の令和2年調査は14,578世帯でしたので、674世帯の減少です。人口も3,108人減りました。

配布スタンダードでは、配布可能数を世帯数の70%で見積もっています。残りの30%は、投函をお断りしている物件と、管理人の方に断られる場合を想定した割合です。この計算で、全域はおよそ9,700部になります。

千葉県全体とは逆の動きです

千葉県が公表した令和7年国勢調査の速報値では、県全体の世帯数は2,875,923世帯で、前回から102,083世帯増えました。第1回調査から増加が続いています。

鴨川市はその流れの外にあります。県全体が増えるなかで、配布先そのものが減っている市です。県の数字を当てはめて部数を見積もると、必ず多めに出ます。

市の面積は191.14平方キロメートル、1平方キロメートル当たりの世帯数は約73世帯です。広く薄い市ですので、範囲を広げると日数が伸びます。

市内で働く人が世帯数を上回ります

就業者の約84%が市内で働いています

平成27年国勢調査の数字を見ます。

項目 人数
市内に住む就業者 17,340人
うち市内で働いている人 14,490人(約84%)
市外へ通勤している人 2,655人
市外から通勤してくる人 3,651人
市内で働く人の合計 約18,000人

※平成27年国勢調査より作成しました。

就業者のうち市内で働いている人の割合は約84%です。この連載で扱ってきた市と比べると、その高さがわかります。勝浦市は約65%、鹿嶋市は約67%、大網白里市は約31%でした。鴨川市は市外へ出ていく人が少なく、逆に市外から入ってくる人のほうが多い市です。

背景にあるもの

鴨川市には一般病院が6つあり、一般診療所16、歯科診療所11を数えます。人口3万人台の市としては例外的な密度です。加えて、宿泊業と飲食業が集まる観光地でもあります。事業所は市全体で2,277、うち飲食店が310です。

こうした施設は、市外からも人を集めます。住んでいる人の数と、その市で働いている人の数がずれるのは、このためです。

届け先は2つあります

ポスティングで届くのは、住んでいる13,904世帯です。全域でおよそ9,700部が上限になります。

もう一つが事業所です。市内には2,277の事業所があり、そこで約18,000人が働いています。住まい向けの範囲を配り切ったあと、次の一手が用意されているということでもあります。BtoBの商材はもちろん、飲食のデリバリーや従業員向けのサービスであれば、事業所配布が有効です。

住まい向けの範囲の組み方

集合住宅は5つの町丁に集まっています

平成27年国勢調査によると、市内の共同住宅は2,804世帯です。そのうち約7割が東町・横渚・広場・西町・前原の5つに集まっています。東町は1,292世帯のうち746世帯、横渚は1,456世帯のうち597世帯が共同住宅です。

逆に、共同住宅が1件もない町丁が34あります。押切、京田、太田学、川代、粟斗、平塚、金束といった内陸や山側の区域です。集合住宅限定や賃貸限定を選ぶ場合は、鴨川駅周辺の5町丁を含めてください。

世帯がゼロの町丁もあります

太海西、田原西、大山平塚、吉尾平塚、江見外堀の5つは、世帯がゼロでした。地図の上では市域に含まれますが、住まい向けの部数には寄与しません。

住まいと事業所、両方まとめてご相談いただけます

配れる世帯が限られる市だからこそ、届け先の選び方が効きます。
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鴨川市で配布を組み立てる順番

住まい向けか事業所向けかを決めます
住まいは13,904世帯、事業所は2,277です。どちらに届けたいかで範囲がまったく変わります。両方という選び方もできます。
住まい向けなら鴨川駅周辺から組みます
横渚1,456世帯、東町1,292世帯、広場1,092世帯、貝渚955世帯が規模の大きい町丁です。ここだけで市の3分の1を超えます。
世帯数を足して部数を出します
足し上げた世帯数に70%を掛けます。全域でおよそ9,700部ですので、範囲を絞れば数千部の規模になります。
配布方法を選びます
集合住宅限定や賃貸限定を選ぶなら、東町・横渚・広場・西町・前原を含めてください。それ以外の区域では軒並み配布が基本になります。
事業所配布を足すか決めます
全域でも9,700部の市です。住まい向けだけで足りない場合は、事業所を対象に加えることで届け先が広がります。

よくあるNG例

NG例1:県の傾向で部数を見積もる
千葉県の世帯数は5年で10万世帯以上増えていますが、鴨川市は674世帯減りました。県の数字は当てはまりません。

NG例2:住まい向けだけで考える
全域でも9,700部です。市内で働く人は約18,000人おり、事業所は2,277あります。届け先はもう一つあります。

NG例3:山側の区域で集合住宅限定を指定する
共同住宅が1件もない町丁が34あります。鴨川駅周辺の5町丁を含まない範囲では、部数が出ません。

NG例4:年収や家族構成で絞ろうとする
ポスティングで指定できるのは町丁までです。建物の種別は指定できますが、そこに住んでいる方の年齢や年収、家族構成では絞れません。名簿を使わない配布方法だからです。

NG例5:10年前の統計をそのまま使う
鴨川市の人口は平成27年の33,932人から、令和7年の速報値では約29,000人まで減っています。古いデータで組むと部数を大きく多く見積もることになります。

よくあるご質問

鴨川市の全域に配ると何部になりますか

13,904世帯(令和7年国勢調査の速報値、市公表)をもとに、70%の見積りでおよそ9,700部です。実際の部数は範囲と建物の状況によって変わりますので、範囲が決まった段階でお出しします。

事業所だけに配ることはできますか

できます。市内の事業所は2,277で、横渚に436、貝渚に159、広場に158と集まっています。住まい向けとは範囲が変わりますので、どちらに配りたいかを先にお決めください。両方を組み合わせることもできます。

集合住宅だけに配ることはできますか

東町・横渚・広場・西町・前原を含む範囲であれば成立します。市内の共同住宅の約7割がこの5町丁にあるためです。それ以外の区域では共同住宅が1件もない町丁が34ありますので、軒並み配布に切り替えてください。

南房総市や勝浦市にも配れますか

配布は可能です。ただし鴨川市は就業者の約84%が市内で働いており、商圏が市内で完結しやすい市です。まず市内で組んで、必要に応じて広げる形をおすすめします。

投函をお断りしている物件はどう扱われますか

配布禁止エリアと投函禁止物件はリストで管理しており、配布員にも共有しています。世帯数の70%という見積りは、この分を差し引いた数字です。管理体制については配布禁止エリアに関するページをご覧ください。

まとめ

鴨川市は13,904世帯、面積191.14平方キロメートルの市です。全域でおよそ9,700部になります。世帯数は前回の調査から674世帯減っており、千葉県全体が102,083世帯増えているのとは逆の動きです。

ただし、この市には住んでいる世帯とは別の届け先があります。就業者の約84%が市内で働き、市外から3,651人が通ってきます。合わせて約18,000人が市内で働いており、これは世帯数を上回る数字です。背景には、人口3万人台の市に一般病院が6つあるという医療機関の集積と、宿泊業・飲食業が集まる観光地としての性格があります。事業所は2,277です。

配布スタンダードでは、住まい向けと事業所向けの両方に対応しています。全域でも9,700部という市だからこそ、届け先の選び方が結果を分けます。目的をお聞かせいただければ、どちらにどれだけ配るかからご提案します。範囲が決まっていない段階でお声がけください。

配れる世帯が少ない市ほど、設計が効きます

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