貝塚市のポスティング|届く人数が7%減った分の埋め方

貝塚市のポスティング|届く人数が7%減った分の埋め方

大阪府全体の世帯数は、令和7年国勢調査の速報値で4.16%増えました。世帯数は昭和30年の調査から一貫して増え続けています。

貝塚市は、その流れから外れています。世帯数は476世帯(1.43%)減りました。大阪府で世帯数の減少数が3番目に大きい市です。人口も5,669人(6.71%)減っています。

前回と同じ範囲を配ると、部数も届く人数も前回を下回ります。この記事では、その差がどれくらいで、何で埋めるのかを整理します。

この記事の結論

  • 貝塚市は32,808世帯(△476世帯、△1.43%)です。大阪府で世帯数の減少数が門真市・河内長野市に次いで3番目に大きい市です
  • 配布可能数を世帯数の70%で見積もると、全域でおよそ23,000部です。前回は約23,300部でしたので、約300部減ります
  • 1世帯当たり人員は2.54人から2.40人へ0.14人下がりました。同じ全域配布でも、届く人数は約59,200人から約55,100人へ約4,100人(約7%)減ります
  • 部数の減り方(約1%)より、届く人数の減り方(約7%)のほうが大きいのが特徴です
  • 減った分は、範囲を広げるか、回数を増やすか、紙面を変えるかのいずれかで埋めます。どれを選ぶかは目的によります

大阪府で世帯数が3番目に多く減った市です

減少数の順位

大阪府の速報資料によると、市町村別の世帯数は24市2町で増加、9市7町1村で減少しました。減少した側で数が大きいのは次の3市です。

世帯増減数 世帯増減率
門真市 △1,843世帯 △3.21%
河内長野市 △850世帯 △2.01%
貝塚市 △476世帯 △1.43%

※大阪府「令和7年国勢調査 大阪府の人口及び世帯数(速報)」より作成しました。令和2年調査との比較です。

ポスティングの説明では「人口が減っても世帯数は増えるので配布先は減らない」と言われることがあります。全国的にはそのとおりですが、貝塚市ではその前提が成り立っていません。配布先そのものが減っています。

周りの自治体は増えています

貝塚市が接している自治体を並べると、方向が違うことがわかります。

自治体 世帯数 世帯増減率 1世帯当たり人員
泉佐野市 46,052世帯 +4.99% 2.18人
和泉市 75,911世帯 +3.00% 2.39人
岸和田市 79,714世帯 +0.81% 2.33人
熊取町 17,254世帯 △0.01% 2.46人
貝塚市 32,808世帯 △1.43% 2.40人

泉佐野市と和泉市は世帯数を伸ばしています。岸和田市もわずかに増えました。貝塚市だけがはっきり減っています。近隣市の実績をそのまま持ち込むと、貝塚市の部数を多めに見積もることになります。

部数より届く人数のほうが大きく減っています

2つの減り方を並べます

配布スタンダードでは、配布可能数を世帯数の70%で見積もっています。残りの30%は、投函をお断りしている物件と、管理人の方に断られる場合を想定した割合です。

令和2年 令和7年
世帯数 33,284世帯 32,808世帯 △476世帯
1世帯当たり人員 2.54人 2.40人 △0.14人
全域配布の部数(70%) 約23,300部 約23,000部 約300部減(約1%)
その部数が届く人数の目安 約59,200人 約55,100人 約4,100人減(約7%)

※世帯数と1世帯当たり人員は大阪府の速報値です。人数は平均値による目安です。

部数は約1%しか減りません。ところが届く人数は約7%減ります。発注書の枚数だけを見ていると、この差に気づけません

1世帯2.40人という水準について

貝塚市の1世帯当たり人員2.40人は、大阪府43市町村のなかでは5番目に大きい数字です。府平均の2.03人、大阪市の1.77人と比べれば、まだ複数人で暮らしている世帯が多い市だといえます。

問題は水準ではなく、下がり方の速さです。5年で0.14人減っており、府平均の減少幅0.11人を上回っています。「家族向けの市」という前提は、まだ有効ですが、以前より弱くなっています。紙面を作り直すときに一度確かめてください。

減った分を埋める3つの選び方

前回と同じ反響数を目指すのであれば、減った約7%をどこかで埋めることになります。選択肢は3つです。

範囲を広げる

最も分かりやすい方法です。市境を越えて、岸和田市や熊取町の隣接する区域を足します。泉佐野市や和泉市であれば、世帯数が伸びている分だけ効率もよくなります。

ただし店の位置から遠くなるほど来店に結びつきにくくなります。広げるのは、店から近い順に隣の市の町名を足していく形にしてください。市の単位でまるごと足す必要はありません。

回数を増やす

範囲は変えず、同じ場所に複数回配る方法です。1回で届く人数は減っていますが、2回配れば目に触れる機会は増えます。

この方法が向くのは、繰り返し使ってもらいたいサービスです。飲食、クリーニング、整体、学習塾など、1回目で動かなくても2回目・3回目で動く業種であれば、範囲を広げるより効率がよくなります。

紙面を変える

部数も範囲も変えず、1枚あたりの反応率を上げる方法です。届く人数が減っている以上、同じ紙面では反響数も減ります。

貝塚市の場合、世帯規模が下がっている点が手がかりになります。人数が多いほど得になる設計や、家族全員に向けた呼びかけは、以前ほど当てはまりません。読んだ本人が一人で決められる内容に寄せると、下がった分をいくらか取り戻せます。

3つのどれが合うか、ご一緒に決めます

範囲を広げるのか、回数を増やすのか、紙面を変えるのか。
目的と予算をお聞かせいただければ、配分をご提案します。

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貝塚市で範囲を決める順番

前回の範囲と部数を確認します
記録があれば、そこが出発点になります。同じ範囲でも部数が約1%、届く人数が約7%減っていることを前提に置いてください。
店の位置から近い町名を並べます
貝塚市の町名は、大阪湾側の市街地から水間方面、さらに山側の集落まで広がります。距離で円を描かず、町名で並べてください。
世帯数を足して部数を出します
足し上げた世帯数に70%を掛けて部数の目安を出します。全域でおよそ23,000部ですので、範囲を絞れば数千部の単位になります。
市境を越えるか判断します
岸和田市・熊取町・泉佐野市・和泉市が隣接しています。店の商圏が市境で切れるわけではありませんので、近い順に足すかどうかを検討してください。
回数と紙面をあわせて決めます
範囲を広げないのであれば、回数か紙面のどちらかで埋めることになります。3つのうちどれを選ぶかを、発注の前に決めておいてください。

よくあるNG例

NG例1:世帯数が増える前提で組む
貝塚市は大阪府で世帯数の減少数が3番目に大きい市です。全国的な傾向や府全体の数字をそのまま当てはめると、部数を多く見積もることになります。

NG例2:近隣市の実績で部数を推定する
泉佐野市は+4.99%、和泉市は+3.00%と伸びています。貝塚市だけが減っていますので、隣の市の数字は目安になりません。

NG例3:部数だけを見て前回と比較する
部数は約1%しか減っていませんが、届く人数は約7%減っています。反響数が前回を下回っても、紙面や配布の質が原因とは限りません。

NG例4:年収や家族構成で絞ろうとする
ポスティングで指定できるのは町丁目までです。建物の種別は指定できますが、そこに住んでいる方の年齢や年収、家族構成では絞れません。名簿を使わない配布方法だからです。

NG例5:10年前の統計をそのまま使う
貝塚市の人口は5年で5,669人減っています。古いデータで範囲を組むと、部数も届く人数も過大に見積もることになります。

よくあるご質問

貝塚市の全域に配ると何部になりますか

令和7年国勢調査の速報値で32,808世帯ですので、70%の見積りでおよそ23,000部です。実際の部数は範囲と建物の状況によって変わりますので、範囲が決まった段階でお出しします。

範囲を広げるなら、どの市がよいですか

まずは店の位置から近い順に、隣接する市町の町名を足していく形をおすすめします。岸和田市・熊取町・泉佐野市・和泉市が接しています。世帯数の伸びだけで言えば泉佐野市と和泉市ですが、店から遠ければ来店に結びつきません。距離を優先してください。

回数を増やす場合、間隔はどれくらいがよいですか

業種と目的によって変わります。期限のある告知であれば短い間隔で重ねますし、認知を積み上げる目的であれば間隔を空けます。範囲と予算が決まった段階でご提案しますので、ご相談ください。

配布したことが確認できる資料はもらえますか

GPSログ、エリア単位の配布実績、写真付きのレポートの3点でご確認いただけます。どの範囲をいつ配ったかが後から追えますので、次回の範囲を決めるときの材料にもなります。

投函をお断りしている物件はどう扱われますか

配布禁止エリアと投函禁止物件はリストで管理しており、配布員にも共有しています。世帯数の70%という見積りは、この分を差し引いた数字です。管理体制については配布禁止エリアに関するページをご覧ください。

まとめ

貝塚市は32,808世帯、人口78,774人の市です。全域でおよそ23,000部になります。人口密度は1平方キロメートル当たり1,793人で、大阪府43市町村のうち32番目です。

この市で押さえておきたいのは、配布先そのものが減っているという点です。大阪府全体の世帯数が4.16%増えているなかで、貝塚市は1.43%減りました。減少数では門真市・河内長野市に次ぐ3番目です。しかも1世帯当たり人員が2.54人から2.40人に下がったため、部数の減り方(約1%)より届く人数の減り方(約7%)のほうがはるかに大きくなっています

前回と同じ反響数を目指すなら、範囲を広げるか、回数を増やすか、紙面を変えるかのいずれかを選ぶことになります。配布スタンダードでは、市境を越えた範囲設定にも、複数回の配布にも対応しています。目的と予算をお聞かせいただければ、3つのうちどれをどれだけ使うかからご提案します。

前回の記録があれば、差分から組み直せます

同じ範囲で今回は何部になり、何人に届くのか。
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