海南市のポスティング|下津町という3文字で範囲が切れます

海南市は2005年に旧海南市と旧下津町が合併してできた市です。合併から20年以上経ちますが、旧下津町の区域は今も「下津町小原」「下津町丸田」のように、町名に下津町が付いたままです。
これは配布の範囲を決めるうえで、かなり便利な条件です。町名の文字列を見るだけで、どちら側の区域かが分かります。合併した市の多くは旧町名が住所から消えており、名前だけでは判断できません。
この記事では、この3文字を使った範囲の切り方を整理します。
この記事の結論
- 海南市は21,903世帯です(住民基本台帳、2025年4月)。70%の見積りで全域およそ15,300部になります
- 町名に「下津町」が付く区域が26あります。合わせて市の世帯のおよそ2割にあたります
- この3文字があるかないかで、建物の構成が違います。下津町側は一戸建てと持ち家が中心です
- 集合住宅限定や賃貸限定が成立するのは、下津町の付かない側です。日方は世帯の約3割が共同住宅、約45%が借家です
- 長屋建てが市全体で約6%あります。一戸建てにも集合住宅にも入らない分類ですので、指定の際にご注意ください
記事の目次
全域はおよそ15,300部です
21,903世帯、人口46,191人
住民基本台帳をもとにした2025年4月時点の集計では、海南市の世帯数は21,903世帯、人口は46,191人です。1世帯当たりに直すと約2.11人になります。
和歌山県全体の1世帯当たり人員は2.21人(令和7年4月1日現在の県推計)ですので、海南市は県平均をやや下回ります。
配布スタンダードでは、配布可能数を世帯数の70%で見積もっています。残りの30%は、投函をお断りしている物件と、管理人の方に断られる場合を想定した割合です。この計算で、全域はおよそ15,300部になります。
「下津町」が付く区域は26あります
市の世帯のおよそ2割
町名に下津町が付くのは、下津町小畑・上・小原・下津・鰈川・丸田・黒田・丁・方・大崎・塩津・大窪・沓掛・市坪・橘本・小松原・青枝・中・小南・梅田・下・笠畑・興・引尾・百垣内・曽根田の26です。
平成27年国勢調査の町丁・字別集計で合計すると、この26で約4,300世帯になります。当時の市全体20,638世帯に対して、およそ2割にあたります。
合併した市では、旧町名が住所から消えることが少なくありません。その場合、町名を見ても市街地から離れた区域かどうかは読み取れず、地図と突き合わせる作業が必要になります。海南市ではその手間が要りません。「下津町」の3文字を含むかどうかで、機械的に分けられます。
両側で建物の構成が違います
この線引きには実質的な意味もあります。同じ集計から、代表的な町丁を並べます。
| 町丁 | 一般世帯数 | うち共同住宅 | うち借家 |
|---|---|---|---|
| 日方(旧海南市) | 2,140世帯 | 664世帯(約31%) | 967世帯(約45%) |
| 岡田(旧海南市) | 950世帯 | 375世帯(約39%) | 374世帯(約39%) |
| 大野中(旧海南市) | 1,699世帯 | 363世帯(約21%) | 500世帯(約29%) |
| 下津町下津 | 660世帯 | 32世帯(約5%) | 84世帯(約13%) |
| 下津町方 | 412世帯 | 24世帯(約6%) | 33世帯(約8%) |
| 下津町塩津 | 217世帯 | 1世帯 | 11世帯 |
※平成27年国勢調査の町丁・字別集計より作成しました。
下津町の付く26の区域を合計すると、共同住宅はおよそ320世帯です。区域全体の1割にも届きません。一戸建てと持ち家が中心の区域だということになります。
一方、下津町の付かない側には、共同住宅が3割を超える町丁が複数あります。市内の共同住宅3,089世帯の大半はこちら側です。
長屋建てが約6%あります
海南市には長屋建てが1,166世帯あり、一般世帯の約6%を占めます。この連載で扱ってきた市のなかでは高い比率です。日方に281世帯、船尾に145世帯、大野中に109世帯が集まっています。
長屋建ては、国勢調査の分類上一戸建てにも共同住宅にも入りません。そのため「一戸建て限定」でも「集合住宅限定」でも対象から外れる場合があります。海南市のように比率が高い市では、長屋を含めるかどうかを事前にご相談ください。
目的別の使い分け
| 届けたい相手 | 向く範囲 | 配布方法 |
|---|---|---|
| 集合住宅に住んでいる方 | 日方・岡田・大野中・名高など | 集合住宅限定が成立します |
| 賃貸に住んでいる方 | 日方・岡田など | 賃貸限定が成立します |
| 一戸建ての所有者 | 下津町の付く区域全般 | 軒並み配布で十分です |
| 区別しない | 店の位置から近い順に | 軒並み配布 |
下津町側で集合住宅限定を指定しても、部数はほとんど出ません。逆に、一戸建てを狙うのであれば下津町側は軒並み配布のままで結果が同じになりますので、単価を抑えられます。
下津町を含むかどうかからご相談ください
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海南市で範囲を決める順番
集合住宅なのか、賃貸なのか、一戸建てなのか。ここで下津町側を含めるかどうかがほぼ決まります。
「下津町」の3文字が付くかどうかで、26の区域とそれ以外に分かれます。地図と突き合わせる前に、名前だけで一次の切り分けができます。
日方2,140世帯、大野中1,699世帯、船尾1,355世帯のように規模の大きい町丁から、数十世帯の小さい区域まであります。世帯数で並べてください。
足し上げた世帯数に70%を掛けます。全域でおよそ15,300部ですので、範囲を絞れば数千部の規模になります。
市全体で約6%あります。建物種別を指定する場合は、長屋を含めるかどうかを事前にお伝えください。
よくあるNG例
NG例1:下津町側で集合住宅限定を指定する
下津町の付く26の区域を合わせても、共同住宅はおよそ320世帯です。部数が出ませんので、軒並み配布に切り替えてください。
NG例2:長屋を意識せずに建物種別を指定する
長屋建ては一戸建てにも共同住宅にも入りません。海南市は約6%と比率が高いため、指定の仕方によっては1,000世帯以上が対象から外れます。
NG例3:市全体の平均で建物構成を判断する
市全体では共同住宅が約15%ですが、日方は約31%、下津町塩津はほぼゼロです。平均値では範囲を選べません。
NG例4:年収や家族構成で絞ろうとする
ポスティングで指定できるのは町丁までです。建物の種別は指定できますが、そこに住んでいる方の年齢や年収、家族構成では絞れません。名簿を使わない配布方法だからです。
NG例5:10年前の統計をそのまま使う
海南市の人口は平成27年の51,860人から46,191人へ、およそ5,700人減っています。古いデータで組むと部数を多く見積もることになります。
よくあるご質問
海南市の全域に配ると何部になりますか
21,903世帯(住民基本台帳、2025年4月)をもとに、70%の見積りでおよそ15,300部です。実際の部数は範囲と建物の状況によって変わりますので、範囲が決まった段階でお出しします。
下津町の区域だけに配ることはできますか
できます。町名に下津町が付く26の区域を指定していただければ、そのまま範囲になります。平成27年の数字で約4,300世帯、70%の見積りで約3,000部の規模です。最新の数字は範囲が決まった段階でお出しします。
集合住宅だけに配ることはできますか
下津町の付かない側であれば成立します。日方は世帯の約31%、岡田は約39%が共同住宅です。下津町側では部数がほとんど出ませんのでご注意ください。
長屋にも配ってもらえますか
配布できます。軒並み配布であれば当然含まれます。建物種別を指定する場合は、長屋を含めるかどうかを都度ご相談のうえ決めています。海南市は長屋の比率が高いため、この確認をおすすめしています。
投函をお断りしている物件はどう扱われますか
配布禁止エリアと投函禁止物件はリストで管理しており、配布員にも共有しています。世帯数の70%という見積りは、この分を差し引いた数字です。管理体制については配布禁止エリアに関するページをご覧ください。
まとめ
海南市は21,903世帯、人口46,191人の市です。全域でおよそ15,300部になります。
範囲を決めるうえで手がかりになるのが、町名に付く「下津町」の3文字です。合併から20年以上経った今も残っており、この文字列があるかないかで26の区域とそれ以外に機械的に分かれます。しかも、この線引きは建物の構成とも一致します。下津町側は一戸建てと持ち家が中心で、共同住宅は区域全体で約320世帯にとどまります。反対側の日方は世帯の約31%が共同住宅、約45%が借家です。集合住宅限定や賃貸限定が成立するのは、下津町の付かない側だけということになります。
配布スタンダードでは、町丁単位でのエリア指定に対応しています。届けたい相手の住まいの形をお聞かせいただければ、どちら側で組むべきかからご提案します。範囲が決まっていない段階でお声がけください。
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