松江駅のサンプリング|駅の南北で会える人が変わります

松江駅で配りたい。このとき最初に決めるのは、日程でも枚数でもありません。どこに立つかです。
松江駅には北口と南口があり、出てくる人の用事が違います。さらに駅の中と駅の外では、許可を出す相手が変わります。同じ「松江駅前」でも、10メートル離れただけで手続きが別になることがあります。
この記事では、松江駅で選べる立ち位置と、島根県での道路使用許可の実務、お見積りに必要な項目を整理します。
この記事の結論
- 立てる場所は4か所あり、許可を出す相手は3通りに分かれます
- 道路で配る場合の申請先は松江警察署、手数料は2,400円です
- 窓口の受付は平日の8時30分〜12時と13時〜16時で、昼は閉まります
- 北口は街の側、南口は車で来る人の側です
- 松江駅には公表された乗降者数がなく、枚数は下見で積みます
記事の目次
立てる場所と、許可を出す相手
松江駅で街頭配布ができる場所は、大きく4つに分かれます。それぞれ許可を出す相手が違います。
| 立つ場所 | 会える人 | 許可を出す相手 |
|---|---|---|
| 改札前・駅の構内 | 列車と高速バスの利用者、観光客 | 鉄道会社と駅施設の管理者 |
| 北口の広場・バス乗り場 | バスに乗り換える人 | 広場の管理者 |
| 北口から北へ伸びる歩道 | 歩いて街へ向かう人 | 松江警察署 |
| 南口側 | 車で来る人、南側の住宅地の人 | 場所により管理者か警察署 |
このうち道路にあたるのは3番目だけです。駅の構内も駅前の広場も道路ではありませんので、警察署に申請しても配れるようにはなりません。逆に、管理者から了解をもらっていても、そこが道路であれば道路使用許可が必要です。
北口と南口では用事が違います
松江駅は松江の街の南の入口にあたります。北口を出て北へ歩くと商店街があり、松江大橋を渡った先に県庁や松江城があります。松江に住んでいる人が用事で出てくるのは、この北側です。
南口側は様子が変わります。徒歩圏に大型ショッピングセンターがあり、駐車場が広がっています。南口で会えるのは、鉄道で来た人よりも車で来た人です。
ですので「観光や出張で松江に来た人に渡したい」なら駅の構内と北口、「松江に住んでいる人に渡したい」なら北口から北へ伸びる歩道、というように分かれます。ここを決めないまま日程だけ先に押さえると、当日の立ち位置で迷うことになります。
時間帯で通る人が入れ替わります
| 時間帯 | 通る人 |
|---|---|
| 平日の朝 | 通勤・通学。急いでいるため受け取り率は下がります |
| 平日の昼 | 周辺で働く人、用務で動く人。落ち着いて渡せます |
| 平日の夕方以降 | 帰宅する人。北口からバスと徒歩に散ります |
| 土日祝 | 観光客と買い物客。特急の到着時刻に固まります |
松江駅は本数の多い駅ではありませんので、人の流れが列車の到着時刻に寄ります。ずっと同じ密度で人が通るわけではなく、山と谷がはっきり出ます。2時間立つ場合、その2時間をどこに置くかで結果が変わります。
松江駅を通らない人がいます
松江には一畑電車の松江しんじ湖温泉駅があり、こちらはJR松江駅とは別の場所にあります。出雲方面から一畑電車で来た人は、松江駅を通りません。
加えて松江は車で移動する人が多い地域です。駅を使わずに一日を終える市民は相当数います。
ですので「松江の人に広く知らせたい」という目的であれば、街頭配布だけでは届く範囲が限られます。この場合はポスティングと組み合わせるほうが確実です。街頭配布が向いているのは、駅を使う人に絞って渡したいとき、その場で手渡して説明したいとき、開店や催しの直前に短期間で当てたいときです。
道路使用許可は松江警察署へ
道路で宣伝物を交付する行為には、道路交通法第77条第1項の許可が必要です。島根県警察は、この4号許可にあたる行為の例として「宣伝物交付」を挙げています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請先 | 使用する場所を管轄する警察署(松江市内は松江警察署) |
| 手数料 | 2,400円(令和8年4月1日から。それ以前は2,250円) |
| 受付日時 | 月〜金(祝日・年末年始を除く)8時30分〜12時、13時〜16時 |
| 提出部数 | 申請書と添付書類を各2通 |
| 主な添付書類 | 位置図、周辺見取図、道路使用の計画書、使用形態を記載した図 |
| オンライン | 令和7年12月15日からe-Gov電子申請が利用できます |
実務で効いてくるのは受付時間です。島根県は窓口が昼に閉まりますので、午前に間に合わなければ13時以降になります。県内の2つ以上の警察署にまたがる場合は、出発地を管轄する警察署か、主に道路を使用する場所を管轄する警察署に申請します。
島根県警察は、定例的な工事などを除いて事前相談を行うよう案内しています。日程が決まった時点で一度相談を入れておくと、当日になって立ち位置を動かす事態を避けられます。
料金はどう決まるか
街頭配布の料金は、次の3つで決まります。
| 決まる要素 | 内容 |
|---|---|
| 人数と時間 | 人が立って手渡すため、配布員の人数と拘束時間が基本になります |
| 配布物 | ティッシュ・サンプル・チラシで、1人に渡す速さが変わります |
| 場所の条件 | 許可の要否、立てる幅、荷物を置ける場所で手間が変わります |
松江駅では3つ目に差が出ます。駅の構内と道路では手続きが別になり、準備にかかる期間も変わります。同じ2時間でも、どこに立つかで段取りが変わるということです。
「北口で平日の夕方に2時間」といったご相談から承ります。
配りたいものと時期をお伝えいただければ、立ち位置と人数をこちらでお作りします。
その場でお決めいただく必要はありません。
お急ぎの場合はお電話でも承ります 0120-107-209(10:00〜20:00/年中無休)
松江駅で配るまでの順番
会いたい人を決めます
観光や出張で来た人か、松江に住んでいる人か、南側で車を使う人か。ここが決まると立つ場所が絞れます。
立つ場所を選びます
駅の構内、北口の広場、北口から北へ伸びる歩道、南口側の4か所から選びます。
許可の相手を確認します
道路であれば松江警察署、それ以外は施設や広場の管理者です。両方必要になる場所もあります。
日程と時間帯を決めます
申請と事前相談の期間を逆算します。窓口は平日の8時30分〜12時と13時〜16時です。
下見をして人数と枚数を決めます
その時間帯に実際に通る人を数え、受け取り率を見込んで枚数を出します。ここでお見積りが確定します。
よくあるNG例
NG例1:乗降者数から枚数を見込む
JR西日本が乗車人員を公表しているのは上位50駅で、松江駅は含まれません。出どころのはっきりしない数字を根拠に枚数を決めると、当日に大きく外れます。通行量は下見で数えます。
NG例2:「松江駅前」とだけ決めて申請しようとする
申請書には場所を書きます。そこが道路なのか駅の敷地なのかで相手が変わりますので、地点を決めないと申請そのものができません。
NG例3:古い情報のまま配布ポイントを決める
駅前にあった百貨店は2024年1月14日に閉店し、跡地の活用は検討が続いています。駅前は再整備の議論が進んでおり、広場やバス乗り場の配置も変わる可能性があります。下見は日程が決まってから行います。
NG例4:通る人の属性で絞ろうとする
街頭配布で選べるのは場所と時間帯までです。年齢や年収、家族構成で通行人を選ぶことはできません。寄せられるのは「平日の夕方に北口を通る人」という単位までです。
NG例5:松江全体に届けるつもりで駅だけを使う
一畑電車の松江しんじ湖温泉駅は別の場所にあり、車で移動する人も多い地域です。市内に広く知らせたい場合は、ポスティングと組み合わせてご提案します。
よくあるご質問
松江駅で配ると料金はいくらになりますか
配布員の人数と時間、配布物、場所の条件で決まります。立つ場所と時間帯が決まっていればその場でお見積りをお出しできます。決まっていない場合も、配りたいものと時期をお伝えいただければこちらで組んでご提案します。
何枚くらい配れますか
その時間帯に通る人の数と、受け取っていただける割合で変わります。松江駅は公表された乗降者数がありませんので、下見で実際に数えたうえで見込み枚数をお出しします。数えていない段階で枚数をお約束する形は取っていません。
道路使用許可の手続きは代行してもらえますか
立つ場所が道路にあたるかどうかの確認、申請先の確認、必要書類の準備までお手伝いします。松江市内の申請先は松江警察署で、手数料は2,400円、窓口の受付は平日の8時30分〜12時と13時〜16時です。
駅の構内では配れますか
駅の構内は道路ではありませんので、警察署の許可ではなく鉄道会社と施設の管理者の承諾が必要です。可否は管理者の判断になりますので、構内を希望される場合は早めにご相談ください。
配布したことが確認できる資料はもらえますか
配布数と残数、時間帯別の状況、現場の写真をレポートにしてご提出します。どの時間にどれだけ渡せたかが残りますので、次回に同じ場所を使うかどうかの判断材料になります。
まとめ
松江駅で配るときに最初に決めるのは、立つ場所です。駅の構内、北口の広場、北口から北へ伸びる歩道、南口側の4か所があり、許可を出す相手が3通りに分かれます。
この駅の特徴は、北口と南口で会える人が違うという点にあります。北口は松江の街の側で、歩いて北へ向かうと商店街と県庁があります。南口は車で来る人の側です。観光や出張で来た人に渡したいのか、松江に住んでいる人に渡したいのかで、立つ場所が変わります。
道路で配る場合の申請先は松江警察署、手数料は2,400円です。窓口は平日の昼に閉まりますので、申請の段取りは早めに組みます。
枚数については、松江駅に公表された乗降者数がありません。ですので下見でその時間帯の通行量を数えてから枚数を出すのが松江駅での進め方です。
立つ場所も日程も、まだ決まっていない段階で構いません。
配りたいものと時期をお伝えいただければ、松江駅で取れる立ち位置と人数、許可の段取りまでまとめてお出しします。
その場でお決めいただく必要はありません。
お急ぎの場合はお電話でも承ります 0120-107-209(10:00〜20:00/年中無休)