金沢市のポスティング|町名が元に戻ることがあります

町名は変わらないもの、と思われがちです。市町村合併や住居表示の実施で変わることはあっても、それは何十年に一度のことだと。
金沢市は事情が違います。この市では、住居表示の実施でいったん消えた旧町名を、地元の合意にもとづいて復活させる取り組みが続いています。1999年に全国で初めて実施されて以来、20を超える町名が元に戻りました。
つまり数年前の資料の町名が、現在と違う可能性があります。配布エリアの指定にも影響します。この記事では、その前提で範囲をどう決めるかを整理します。
この記事の結論
- 金沢市では旧町名を復活させる取り組みが続いています
- 1999年以降、20を超える町名が元に戻りました
- 数年前の資料の町名が現在と違う可能性があります
- 住居表示の区域と旧町名の区域が混在します
- 町名はその時点のものを確認してから使います
記事の目次
町名が元に戻ることがあります
全国で初めての取り組みでした
金沢市は石川県の県庁所在地で、加賀藩の城下町として発展しました。市街地には藩政期からの町名が数多くありました。
ところが昭和期の住居表示の実施により、多くの町名が「◯◯一丁目」「◯◯二丁目」という形に置き換わりました。由来のある町名が地図から消えたことになります。
1999年から復活が始まりました
この市では1999年、全国で初めて旧町名を復活させました。地元の合意を得たうえで、住居表示の区域を旧来の町名に戻す取り組みです。
以降も継続しており、20を超える町名が元に戻っています。取り組みは現在も続いています。
だから、町名の一覧が変わります
町名が復活すると、それまで「◯◯一丁目」だった区域が別の名前になります。地図も、住所も、統計の町名一覧も変わります。
数年前に作られた資料をそのまま使うと、存在しない町名を指定することになりかねません。
住居表示と旧町名が混在します
復活したのは一部の区域です
旧町名の復活は、地元の合意が得られた区域から順に進んでいます。市内のすべてが元に戻ったわけではありません。
そのため住居表示のままの区域と、旧町名に戻った区域が隣り合っています。
指定のしかたが区域で変わります
| 区域 | 町名の形 | 指定のしかた |
|---|---|---|
| 住居表示のまま | ◯◯一丁目、◯◯二丁目 | 丁目まで指定します |
| 旧町名に戻った区域 | 丁目のない町名 | 町名だけで指定します |
| もともと住居表示のない区域 | 丁目のない町名 | 町名だけで指定します |
丁目がつくかどうかが、区域によって違います。前橋市や東根市でも同じ構造がありますが、金沢市はそれが現在進行形で変わっています。
範囲の広さも変わります
復活した町名の区域は、藩政期の町割りをもとにしているため、住居表示の丁目とは範囲が違うことがあります。
「同じ場所の呼び方が変わっただけ」とは限りません。
町名はその時点のものを確認します
金沢市では、対象範囲の指定に使う町名がいつのものかを確認する必要があります。当社では対象エリアを地図上でお示ししてご確認いただいてから配布に入りますので、町名の変更があっても認識のずれが生じません。過去の名簿や資料をお持ちの場合も、現在の町名と照らし合わせてご提案します。
現在の町名で対象範囲をお出しします
過去の資料の町名でお伝えいただいても、こちらで照合します。
地図でお示ししてご確認いただいてから配布に入ります。
0120-107-209
受付 10:00〜20:00/年中無休
城下町の道が残っています
直線ではありません
この市の市街地には、加賀藩の城下町として作られた道が残っています。見通しを遮るために曲げられた道、行き止まり、細い路地。
ポスティングは道に沿って一軒ずつ回る作業です。格子状に整備された市街地とは、歩き方がまったく違います。
所要時間が読みにくくなります
行き止まりがあると、そこまで入って戻ることになります。住宅の密度が同じでも、所要時間が変わります。
配布スタンダードでは初回の見積もりに幅を持たせ、実際に配ったあとの記録から次回の日数を出しています。すべての配布員がGPS端末を持って配布し、その日の移動軌跡を記録しています。
用水も動線を分けます
市街地には藩政期からの用水が流れています。すぐ向かいの家に行くために、橋のある場所まで迂回するということが起こります。
地図の上では隣り合っていても、実際には遠回りが必要になる場合があります。
冬季は条件が変わります
積雪の影響を受けます
金沢市は日本海側の気候に属し、冬季には雪が積もります。歩道に雪が残っていれば、配布員は一軒ずつ回ることができません。
幹線道路は除雪が優先されますが、城下町の細い道はそうとは限りません。路面が凍結すれば危険も伴います。
冬向けの商材は早めに配ります
暖房、除雪、灯油、断熱。これらは雪の季節に必要になる商材ですが、雪が積もってからでは配布そのものが難しくなります。
制作と手配の期間を含めて逆算し、雪が降る前に届け終える計画をおすすめします。
実施時期からご相談ください
積雪期のご希望であれば、日程の調整をお願いする場合があります。日程が動く可能性を織り込んだ計画をお出しします。
絞り込みでできること、できないこと
ここは誤解の多い点ですので、はっきり書きます。ポスティングには宛名がありません。そのため、世帯の年収、年齢、家族構成といった個人の属性では絞り込めません。
指定できるのは二つです。一つは町丁目です。もう一つは建物の種別で、戸建て、集合住宅、事業所といった分け方になります。
金沢市では、この町丁目の指定に注意が要ります。町名が変わっている可能性があるためです。
世帯数と、実際に投函できる数について
統計上の世帯数が、そのまま配布枚数にはなりません。管理規約で投函を禁止している集合住宅、投函を望まない旨の表示があるお宅があります。
配布スタンダードでは、世帯数から一律の割合を掛けて枚数を出す方法は取っていません。対象とする範囲を決めたうえで、実際に投函できる見込みをお出しします。
見積もりを依頼するときに伝えること
町名が変わっている可能性があります。住所を起点に範囲を組みます。
現在の町名と照らし合わせてご提案します。
町名の変更があっても、地図でお示しすれば認識がそろいます。
冬季は積雪の影響を受けます。冬向けの商材は早めに届けてください。
城下町の道では所要時間が読みにくくなります。初回は幅を見ます。
町丁目ごとの配布数、GPSログ、写真付きレポートをお出しします。
NG例1:数年前の資料の町名をそのまま使う
旧町名の復活が続いています。現在は存在しない町名の可能性があります。
NG例2:丁目がつく前提で指定する
住居表示のままの区域と、旧町名に戻った区域が隣り合っています。
NG例3:呼び方が変わっただけだと考える
復活した町名の区域は、住居表示の丁目とは範囲が違うことがあります。
NG例4:住宅の密度だけで所要日数を見積もる
城下町の道が残る区域では、往復や迂回が発生します。
NG例5:冬向けの商材を冬に配ろうとする
積雪期には配布そのものが難しくなります。雪が降る前に届けてください。
過去の名簿の町名で依頼できますか。
できます。現在の町名と照らし合わせたうえで、対象範囲を地図でお示しします。旧町名の復活により変更されている場合も、こちらで確認します。
町名が変わった区域はどう扱われますか。
現在の町名で対象を特定します。ただし復活した町名の区域は、住居表示の丁目とは範囲が違うことがありますので、地図でご確認いただいてから確定します。
金沢市全域に配ると、どのくらいの枚数になりますか。
投函をお断りしている建物がありますので、世帯数そのままの枚数にはなりません。市域が広く相応の金額になりますので、多くの場合は範囲を絞った案のほうが現実的です。ご予算をお知らせください。
冬でも配布できますか。
積雪の状況によります。実施できる日もありますが、日程の調整をお願いする場合があります。冬向けの商材であれば、雪が積もる前に届け終える計画をおすすめしています。
近隣の市町にも配れますか。
できます。白山市、野々市市、かほく市、津幡町など石川県内はもちろん、県外への配布もあわせてお引き受けできます。県境をまたいだエリア指定にも対応しています。
まとめ
金沢市でポスティングを検討するときは、町名がいつのものかを確認してください。この市では、住居表示の実施でいったん消えた旧町名を復活させる取り組みが続いています。1999年に全国で初めて実施されて以来、20を超える町名が元に戻りました。
復活は地元の合意が得られた区域から順に進んでいますので、住居表示のままの区域と、旧町名に戻った区域が隣り合っています。丁目がつくかどうかが区域によって違い、範囲の広さも一致するとは限りません。
加えて、市街地には城下町の道と用水が残ります。住宅の密度が同じでも、往復や迂回で所要時間が変わります。配布スタンダードでは対象範囲を地図でお示ししてご確認いただき、配布後はGPSログをお返ししています。過去の資料をお持ちの場合も、現在の町名と照らし合わせてご提案します。
金沢市でのポスティングをご検討中の方へ
現在の町名で対象範囲をお出しし、地図でご確認いただいてから配布します。
石川県内および県外への配布もあわせてご相談いただけます。
0120-107-209
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